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卵の鮮度をキープできる保存方法とは?「冷蔵庫に逆さに入れる」

卵は価格の優等生とも言い、物価変動に強い食品として食卓の強い味方です。どんな食材ともよく合い、調理法もバリエーションに富み、子供にも人気の食材なので常備しているご家庭が多いでしょう。その卵を新鮮なままキープするための雑学をご紹介します。

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冷蔵庫に逆さに入れておこう

卵は通常、常温で販売されています。買ってきたら冷蔵庫に入れますが、その入れ方にコツがあります。

卵はとがった方を下にして保存しましょう。冷蔵庫のドアポケットに卵入れがある場合が多いですが、そこに買ってきたパックから移し替える場合、安定のためにとがった方を上にしがちです。しかし卵の丸いほうの内側には気室という空洞があり、気室を下にしてしまうと中の空気と卵黄が触れやすくなって細菌が入り込む危険性があります。

他にも、とがった方が殻が固くて割れにくく、また古くなってきて黄身が浮かんできても、気室のおかげで殻に当たらずに済むためという理由もあります。

卵の保存方法のキホン

卵はもともと、賞味期限は長いものです。ただし日本では生食の習慣があるため、パックに記載されている賞味期限は生食の可能な期間が書かれています。加熱して食べる場合は賞味期限が切れてしまっても食べられます。10℃以下に保たれている場合、およそ2カ月もつとも言われていますが、必ずよく加熱するようにしましょう。

卵に関する雑学いろいろ

ゆでたまごや、殻を割った状態の場合、その日のうちに食べることをおすすめします。ゆでたまごでも殻が割れていないものの場合はもう少し保ちますが、基本的にすぐに食べてしまうようにしましょう。

卵の殻には細かい穴がたくさんあいていて、呼吸をしています。そのため、卵を洗ってしまうと穴から中へ細菌が入ってしまうことがあります。また殻の表面にいる細菌を料理に入れないためには、料理中に殻を洗ったしずくを入れないこと、殻が入ってしまったら取り除くことです。

卵は最も身近な食材の一つです。安く売られているときには大量に買いたくなりますが、保存方法と賞味期限を確認して、適切に調理して食中毒にならないように気をつけましょう。

※この記事は2015年02月24日に公開されたものです

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