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いつでも実践! 効率よくダイエットできる、脂肪燃焼に良い食べ合わせとは?

諏訪淳子

うなぎ痩せるために、普段の食生活、どんな工夫をしていますか? きっと食べる量を減らして、カロリー調整をしている方が多いことでしょう。けれど、食べる量を減らすと、どうしてもパワーがわいてこず、運動する気にもなれないので悪循環に。もっと効率良くダイエットを進めるためのコツがあります。それは、脂肪燃焼を促す食べ合わせ。一般社団法人健康栄養支援センターの代表理事で、栄養士の諏訪淳子先生に、脂肪燃焼できる食べ合わせを伺いました。

これで脂肪に変わらない! 嬉しい食べ合わせ


食事で摂取したカロリーは、放っておくと脂肪に変わってしまいます。しかし、ある工夫をすれば脂肪に変えないこともできるのだそうです。

「たんぱく質、糖質、脂質の3大栄養素を脂肪に変えないためには、身体のエネルギー代謝を上げることがひとつの有効な手段です。そのためには糖質の代謝促進を助けるビタミンB1、また3大栄養素の代謝にはビタミンB2、ビタミンB6が必要になってきます。よって、普段の食事の中で、ビタミンB群を豊富に含む食材を積極的に摂り入れるようにすることは脂肪燃焼に効果的といえます。」(諏訪先生)

では、ビタミンB群を豊富に含む食材にはどのようなものがあるのでしょうか?

「レバーやうなぎ、豚肉、まぐろやかつおなどは、ビタミンB群を豊富に含む食材の代表です。ただ、どれも普段の食生活に当たり前のように存在するものではありませんよね。継続的に摂取するには、ビタミンB1が豊富な玄米食やぬか漬けや、ビタミンB2の多い卵やビタミンB2、B6の多い納豆を毎日食べるようにすれば、続けやすいでしょう」(諏訪先生)

また、唐辛子に含まれるカプサイシンや、生姜に含まれるジンゲロンは体脂肪の燃焼を促進し、エネルギー消費を促進します。海藻に含まれるヨウ素は細胞の活動、エネルギー代謝などに関わっている甲状腺ホルモンの合成に必要です。お料理の中に是非プラスワンしてみましょう。

外食にはこれを合わせればOK!


外食が多い働く女性の場合、どうしても食べ合わせを実践するのがむずかしいことがあります。そんなときはどうやって対処すればいいのでしょうか?

「よくランチでパスタを食べる人も多いかもしれませんが、どうしても炭水化物や脂質が多くなるので、栄養が偏ってしまい中性脂肪を作りやすくしてしまいます。お肉やお魚などのたんぱく質、野菜に多く含まれるビタミン・ミネラルを一緒にとって、バランスよくしましょう。卵やツナ入りのサラダなどはタンパク質と共に野菜も食べられるのでおすすめです」(諏訪先生)

よくランチに菓子パンやサンドイッチなども食べることが多い働く女性の方もいるでしょう。このときはどんな食べ合わせがいいのでしょうか?

「特に菓子パンは砂糖・油分が多く非常に太りやすいです。ビタミンやたんぱく質を一緒に食べるようにするといいですね。具だくさんのスープやサラダ、牛乳を一緒に摂るように心がけましょう。どうしても摂れなければ野菜ジュースでもいいですが市販のものは糖質が多いので注意が必要です」(諏訪先生)

外食でも、上手に食べ合わせれば、脂肪燃焼効果を狙うことができます。「このメニュー、太りそう……」と思ったら、食べ合わせを思い出して実践してみてくださいね。

(石原 亜香利)

※この記事は2015年02月05日に公開されたものです

諏訪淳子

美容食インストラクター(R)、栄養士、美容栄養学専門士、日本ビューティーヘルス協会 会長、一般社団法人健康栄養支援センター
代表理事など多数の肩書を持ち、行政・企業主催による食育イベントや講演会など多数出演。健康で美しいカラダづくりのための美容食普及のために、美容栄養学の講座や料理教室を開催。テレビ、新聞、雑誌などへの出演や番組・記事制作協力も行う。

一般社団法人健康栄養支援センター

URL:http://hns-japan.com/

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