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毎日のリラックスタイム。美容に効果的な入浴の仕方

山下真理子/CaSy

こんにちは。女医の山下真理子です。皆さんは毎日、ゆっくりと入浴することができていますか? 忙しい日が続くと、お湯をためるのも面倒になり、シャワーだけで済ましてしまうという人が多いかもしれません。しかし最近は気温もグッとさがってきましたので、お風呂で体を温めながらリラックスタイムを楽しみたいですよね。

実は体温を上昇させる習慣は、お肌や健康にも大変効果的なのです。そこで今回は美容に効果的な入浴の仕方についてお話しします。

お風呂の温度は40度以下が最適

 お風呂は眠る前に入るという方は多いと思います。特に冬などは熱いお湯に入りたいと思うかもしれませんが、熱すぎるお湯に入ると自律神経系の一部のバランスが乱れ、入浴後に快眠できない状態を招きます。睡眠不足は美容に大敵なので、お湯の温度は40度以下を心がけましょう。

 また、お湯が熱すぎると心臓への負担だけでなく、お肌にもダメージを与えます。代謝をよくしたいからといって熱湯に入るのはNG。特に熱いお湯でそのまま洗顔をした場合は、肌を守る皮脂や水分などの潤い成分までをも洗い流してしまい、肌がカサついてしまうので気をつけてください。

 ぬるめのお湯でも汗はかきますので、体内にたまった老廃物を排出して体質を改善していきましょう。

入浴中のマッサージ

 入浴中は体温が上がり血行がよくなっているため、マッサージをオススメします。血行が良くなれば、肩こり、冷え、腰痛などを改善します。他にもむくみなどが気になる場所を血行やリンパの流れに沿って揉みほぐしましょう。冷えた状態よりも温まった体のほうが血行が良いため効果的なのです。

 とはいえ入浴はせっかくのリラックスタイム。やりすぎると体が疲れてしまうので、マッサージは、ほどほどにしましょう。

体が温かいうちに肌ケアを

 入浴後は肌が一気に乾燥し始めますので、水分を拭き取った後はできるだけ早く保湿ケアを心がけましょう。ですが水分を拭き取る際にタオルなどで擦ったりすると肌を傷つけてしまいます。多少の水分は、一時的な保湿の役割もしてくれますので入念に拭き取る必要はありません。

 また入浴後は顔の毛穴も開きますので、美容液やクリームの吸収率が高まります。ですので体が温かいうちに肌ケアを行うとより効果的なのです。

 いかがでしたか? 以上のような美容法以外にも入浴の際は、入浴剤やアロマなどでお風呂の時間を楽しみながら、心も身体も綺麗になりましょう!

 

(文:山下真理子/家事代行CaSy、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.14)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年01月26日に公開されたものです

山下真理子/CaSy

女医。岡山県出身。京都府立医科大学医学部医学科卒業後、医師免許を取得。テレビや週刊誌等で活躍する美人女医。最近では『anan』等、女性誌への進出も拡大している。愛称はマリリン。 著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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