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目先の利益にとらわれていませんか?「アドボカシー・マーケティング」を取り入れて顧客の立場に立ってみよう

最近よく耳にする「アドボカシー・マーケティング」。この「アドボカシー・マーケティング」とは、顧客第一主義に立って行うマーケティング活動のことなのだとか。この活動は今注目されているマーケティング手法。あなたの会社でもぜひ取り入れてみては?

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「アドボカシー・マーケティング」が注目されているのはなぜ?

顧客第一主義に立って行う「アドボカシー・マーケティング」が注目されているのは、インターネットの登場によって、今までのマーケティング手法がなかなか効果が出にくくなっているからなのだとか。

今までのマーケティングでは、お金をかけて広告を出し、幅広い購買層に向けて情報を発信し、商品の知名度をあげて顧客をつかむという手法がよく使われてきました。しかし今ではインターネットを使用して、顧客は商品の価格やスペック比較、店舗ごとの価格比較も簡単にできるようになりました。

また商品の購入者がインターネットで、実際にその商品を使用したり購入したりした人のクチコミを参考にすることも増えています。

この流れから、商品の知名度をあげるだけのマーケティングではなく、顧客第一主義に立って「顧客の気持ちをつかむ」マーケティング手法が重要だと認識されるようになっているのです。

これからの時代は、顧客との「強い絆」が大事

インターネットを使用して商品情報を仕入れる顧客が多い現代は、広告が顧客を引っ張っていくのではなく、顧客が次の顧客を呼んでくる時代とも言えます。そのため企業は顧客に対して、今までよりもっと密な信頼関係を築く必要があります。

顧客との信頼関係において重要なのが「情報の透明性」、「安定した品質」、「一貫した企業姿勢」、「企業努力」などです。つまり「真面目」で「誠実」な商品やサービス、また情報を提供する企業がこれからは注目されてくる時代といえます。

この信頼関係を顧客との間に築け、顧客との強い絆をつくれる企業は安定した顧客からの評判が得られるため、次の顧客獲得につながりやすくなると言えます。

目先の利益にとらわれていると、いつまでたっても顧客からの信頼を勝ち得ることはできません。人間関係と同じで、自分のことばかり考えている自己中な企業は、今の世の中それだけで顧客から見放される原因になるからです。

もしも利益利益とうるさい企業にいるなら、この「アドボカシー・マーケティング」を取り入れてみるよう提案してみてはいかがでしょうか?

※この記事は2015年01月25日に公開されたものです

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