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レスポンスが速いことでうまれる「同調心理」を利用して、もっと仕事ができる人になる!

仕事ができる人だと認められたいなら、絶対に欠かせないのが「仕事が速い」という周囲からの評価。この仕事の速さを実現するには、どんなことに日々気をつければいいのでしょうか? そこで仕事の速さを生み出す「レスポンスの速さ」についてご紹介します。

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レスポンスが速い人は、仕事のスピードも速い

メールを送ったらすぐ返事が来る人は、例外なく仕事を頼んだらすぐ出来上がってくる、という特徴に気づいたことはないでしょうか。これは仕事が速い人はレスポンスも速い、という「ただの特徴」なのではなく、その「レスポンスの速さ」に仕事のスピードアップをはかる秘訣(ひけつ)があるからなのです。

レスポンスが速いと、同調心理が働く

例えば、メールを送信してすぐに返信をくれる人とやりとりをしていると、話がどんどん進み、思わぬ成果を手に入れることができた……なんていう経験はないでしょうか? レスポンスの速い人は、通常スピードの人よりもそれだけ多く人とのコミュニケーションがはかれるため、人対人の物事の進行がとても速くなるのです。

またレスポンスの速い人が仕事が速いのは、もうひとつの理由も。それはレスポンスの速い人とのコミュニケーションには「同調心理」が働くためです。返事をすぐに送られたら、こちらもすぐに返事しよう。何かをすぐ手配してくれたら、こちらもすぐ動けるようにしようと、対応の早い人にはこちらも速く動こうという心理が働くことがあるのです。

この心理を「同調心理」と言います。レスポンスが速い人が「仕事が速い」のは、この人の同調心理をくすぐるからなのです。

何事も早めに切り上げよう

レスポンスを早くすれば同調心理が働くため、自然と人から早めの行動や返答を得やすくなり、ポンポンとスムーズに何事も進むようになります。また結果的に打ちあわせや会議などもスムーズに進むため、打ち合わせや会議時間も早めに切り上げられるようになります。

このとき、早く終わったからと言って残りの時間をムダ話に使うのはNG。せっかく相手に働いている同調心理が働かなくなってしまうためです。

打ち合わせや会議が早めに終わったら早めに切り上げて「会議や打ち合わせが、早く終わったこと」を相手にイメージづけるようにしましょう。そうすれば次回も同調心理が働いて、「早めに切り上げよう」としてもらえるはずです。

仕事のスピードアップをはかりたいなら、自分だけでなく周囲にもスピードアップしてもらうのが一番の早道。ぜひレスポンスのスピードアップをはかり、周囲の人にも迅速に動いてもらうようにしてみましょう。

※この記事は2015年01月25日に公開されたものです

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