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部下の反応を変えるコトバ「一緒に○○しよう」

部下ができると、接し方や態度に頭を悩ませてしまう人も少なくないはず。特に一度悪い印象が付いてしまうと、その後のお互いの関係がギクシャクしてしまうだけに気をつけたいところですよね。そこで今回は、声のかけ方で部下の反応を変えるちょっとしたテクニックをご紹介しましょう。

【部下のNG、上司のNGマナー「部下:支払いを間近で見る」「上司:お前の代わりはいくらでもいる」】

部下の反応をかえるにはまずは上司がかわること

人材開発(コーチング)は、大人社会においてとても重要なもの。特に上司と部下との関係ともなれば、たったひとつの会話のなかに、教えるべきことがたくさん含まれてくることも少なくありません。それを部下側が学ぶべきことととらえ、それなりの反応を示すようにするためには、声のかけ方だって影響してくるのです。

コーチングの方法はたくさんあるものの、全てにいえることは「自立性を促す」「力を発揮させる」「成長させる」の3点。そのため上司の声かけがかわれば部下もかわってきますから、まずは上司である自分がかわる気持ちが重要です。

一緒にやりとげる意識を持たせよう

たとえ上司と部下という関係であっても、一方的な指示や身勝手な押し付けをすれば反感をかってしまうはず。まずは「○○すべき」「○○やっておいて」というような言い方を改め「一緒に○○しよう」といった言い方を心がけましょう。

これにより会社内での仕事が組織的なものと理解し、仲間意識を持って仕事に取りかかることができるため、お互いの信頼関係もアップするのです。

仲間意識を高めても、上下関係は忘れずに

あまりフレンドリーに接してしまうと、部下が上下関係を意識しなくなってしまうことがあります。そのため部下の能力を見極めつつ、時には少し高い目標を設定してあげるといいでしょう。部下は新たな課題を与えられることで成長し、上司を目標にしつつ指導もよく聞くようになります。

このとき気をつけたいのが、部下の過去に対して否定をしないようにすること。誰にでも過去の失敗や嫌な経験はあり、そこから自身が学んでいることもあるはず。他人がそれを指摘するよりも、前向きな行動をすすめた方が本人のためになりやすいのです。

自分が言われて嫌なことは、部下だってきっと嫌なはず。いつも何気なく部下に声をかけている人も、これを機会に自分の振る舞いを見直してみてはいかがでしょうか。

※この記事は2014年11月27日に公開されたものです

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