絶滅危惧種キタシロサイはあと6頭で絶滅!
ケニアにある保護区で観察されていたキタシロサイのうち1頭の死亡が確認され、この種のサイは残りあと6頭になってしまいました。死亡したサイは34才で、死因は自然要因と考えられています。
【アインシュタイン説―ミツバチの絶滅が人類滅亡へは本当に起こるのか?】
ケニアのライキピア郡にあるオルペジェタ自然保護区で亡くなったのは、飼育下にある最後の交配可能なオスであり、キタシロサイはさらに絶滅へ一歩近づいたことになります。
このスニという名前のサイは、チェコ共和国にあるドゥヴール・クラーロヴェー動物園で生まれ、もう1頭のオスと2頭のメスと一緒にケニアの保護区へ移されました。
死因は未確認ですが、密猟の犠牲になったわけではなく、おそらく自然死だとされています。同じ動物園にいた父親も、8年前にスニと同じ年齢で亡くなっています。
保護区では、保護区にいる残りの3頭の間にいつか子供が生まれることを望んでいます。
世界中で多くの動植物が絶滅の危機に瀕しているのは悲しいことです。キタシロサイもなんとか最後の6頭から増えてくれるといいですね。
※ 写真はイメージ画像であり、キタシロサイではありません。
There are only six Northern white rhinos left in the world after one is found dead
http://www.breakingnews.ie/world/there-are-only-six-northern-white-rhinos-left-in-the-world-after-one-is-found-dead-645973.html
※この記事は2014年10月26日に公開されたものです