『お願い！ランキング』で100点満点―沖縄そば本来のおいしさを知る、代田橋『首里製麺』

●厳選素材と手づくりで伝統の沖縄そばを再現
代田橋・和泉明商店街が沖縄タウンと衣替えしてから早9年。商店街のリニューアルと同時にオープンし、素材にこだわりをもった上質な「沖縄そば」を提供し続けてきたのが『首里製麺』だ。

【東洋水産から「おそば屋さんのにしんそば」「濃厚ごま担々うどん」が2014年10月20日より新発売】

店主の森川茂さんのこだわりは、国産の天然素材を無化調・無添加で仕上げるオーガニック志向の沖縄そば。「沖縄そばは、現地でも茹で麺やインスタントスープが使われることの多いB級グルメで、その魅力は否定しませんが昔ながらの“おばぁ”手づくりの味わいを再現したいと思い、麺も具もオリジナルの味を目指しました」というとおり、随所に手抜きなしのこだわりが光る逸品となっている。

●スープ、麺、具材ともスキのない仕上がり
毎日打つ自家製麺は、国産小麦の高級品種を使い2種類の麺を用意。基本となる縮れの強い太麺はモチモチした食感で強いコシがありながら、滑らかなのど越しも楽しめるスキのない出来栄え。全粒粉配合で小麦の味と香りがさらに際立つ「おばぁの麺」と、好みで選択できる。

スープも昆布とカツオで引いたあっさり味の「沖縄出汁」を基本に、とんこつと煮干しで引いたパンチのある動物系の「首里出汁」の2本立て。ただし、初めてのときは是非「沖縄出汁」を味わいたい。濃厚で香り高いカツオの風味が前面に出ているが、ベースの昆布だしが奥行きの深さを感じさせ、無化調・無添加ならではの雑味のなさはキレと後引きがよく、しみじみと飲み干せる一杯になっている。

ゴーヤ、カラシナなどの島野菜や、ゆしどうふをあしらったオリジナリティーあふれるそばがそろうが、一番人気は、らふてー、小ソーキ、かまぼこ、アーサー、もずく(または昆布)が載った「首里製麺」880円。約9時間かけて軟骨まわりの肉をトロトロに煮込んだソーキはもちろん、沖縄で手づくりされたマーミヤかまぼこなど具の一品一品も手が込んでいる。

「先日、川越シェフが抜き打ちでレストランを訪れる『お願い！ランキング』ロケで100点満点をいただいたのが、このメニュー。これからも沖縄の伝統を伝えられるようなそばづくりをしていきます」と、森川店主は力を込めた。

【店舗データ】
店名：首里製麺
所在地：東京都杉並区和泉1-3-16
営業時間：11:30～17:00(16:30ラストオーダー)
定休日：水曜
HP：http://www.shuriseimen.com/

【その他メニュー名　価格】
・沖縄すば730円
・ソーキすば830円
・島野菜すば830円
・オリオン生ビール500円、泡盛500円～

※この記事は2014年10月26日に公開されたものです