簡単に聞き上手になれる、うなずき簡単テクニック!
会話上手な人は、人に心を開かせるのも上手いもの。内心、羨ましく思っている方も多いのではないでしょうか。会話上手になるためには「話し上手」になる必要があると思われがちですが、実はそれ以上に大切なのが「聞き上手」になることです。
相手に、気持ちよく話してもらうため、聞き上手のテク「うなずき」を使いこなす術を紹介します。
【うなずく角度は状況などで使い分けが出来る―「深刻な場合:相手が一通り話し終わってゆっくりうなずく」】
ほどほどが一番!
人は誰かの話を真剣に聞いているとき、自然とうなずいてしまうものです。このうなずきこそが、相手に「聞いていますよ」「あなたの話に興味がありますよ」と伝えるサイン。上手にうなずくだけで、相手はなんとなく「この人が相手だと話しやすい!」と思うものなのです。
効率よくうなずくために、まず覚えておきたいのが「回数」についてです。うなずきが多すぎると、人は相手に不信感を抱きます。「なんだかこの人、やたらとうなずいているけれど……ちゃんと話を聞いているのかしら? 適当に返事しているだけなのでは?」と疑われてしまうのです。
反対にうなずきが少なすぎると、「全然話を聞いてくれていない!」「私の話に興味がなさそう」と思われてしまいます。大切なのは、タイミングを見極めて、ほどほどにうなずくことです。一度自分の「聞き方」を、冷静に見つめ直してみてください。
相手の顔を見る
これまで、うなずきの回数が多すぎていた人の場合、その回数を減らす必要があります。しかし、すでに習慣になってしまっている場合、ただ何もせずに聞くというのは、居心地が悪いことかもしれません。これは、相手に「ちゃんと聞いていますよ」のサインを送ることができないため。
こんなときには、ぜひ相手の顔を見つめて話を聞いてください。これだけで「ちゃんと注目しています」と、伝えることができます。
タイミング
うなずく回数を絞る分、重要になるのがタイミングです。基本的には、相手の話の区切りが良い部分でうなずくのがオススメ。「句読点が出るところ」を意識してみてください。「人と会話をしているときに、そんなことは考えられない!」と思う方は、相手の動きに注目しましょう。
「手でどこかを触った」「水を飲んだ」「息を吸った」など、変化が表れたときがうなずきのチャンス! 些細な変化も見逃さないよう、注意してください。
うなずきを制する者は、会話を制す!? 話し上手になるのは難しくても、これくらいならできそう!と思う方も多いのではないでしょうか。こうしたタイミングを掴むためには、実際の会話でスキルを磨くのが一番です。ぜひ明日から実践してみては?
※この記事は2014年10月01日に公開されたものです