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上司から怒鳴られるような失敗をした際の対処法

いくつになっても人に叱られるのは嫌なものです。社会人になって、ましてや故意ではない失敗をして、わざわざ叱られにいくのは、とてもテンションが下がります。少しでも衝撃を緩和したいと思ってしまうものです。必要以上に叱られないよう済むように、少し知恵をしぼってみましょう。

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時間を置く

実際に周りに迷惑がかかる失敗をしているわけですから、それなりの責任を感じ、その責任を取る覚悟があることが前提ですが、上司に直接会って詳しく事情を説明することは少し時間を置きましょう。とりあえず「とんでもないミスをしました。

申し訳ありません」とだけ電話で告げて、「今から向かいます」と言います。ミスを起こしてすぐに上司に直面しなければならないときは、場所を変えて事情を説明すると申し出ます。あくまでも時間を作ることです。その神妙な話し方で、充分反省して覚悟をしていることをきちんと伝えます。

動揺する上司はその時間に最悪のイメージを持つことになるでしょう。「とんでもないミスとはどんなことだろう」「自分の立場も危うくなることだろうか」一人で妄想に入ると、いろいろ考えすぎてしまうものです。そのうちに上司も「仕方がない。

腹を決めよう」と、どんな告白も受け入れる心の準備をしてくれるはずです。

大抵は上司の想像より、実際のミスは小さいものであることが多いものです。それであれば肩透かしされた感じを持つため、上司もホッとして、思ったより叱られることもなく、注意程度で済ませてもらえる可能性が高いでしょう。

自分が起こした過ちを棚に上げるわけではありませんが、怒られて畏縮してしまい仕事に支障がおきるなら、少しぐらいこんな知恵を使っても良いのではないでしょうか?

長引かせない工夫

叱るとは、部下を成長させたいという気持ちがないと出来ない事でもあります。初めから諦めて、呆れられるようでは寂しいものです。叱咤される覚悟もたまには必要です。いくら理不尽な事を言われたとしても、反論は決してせず、素直に受け入れましょう。

上司もやり場のない怒りを持て余しているだけで、反論すれば長引くだけです。大人しく聞いていれば、後になって「あのときは言い過ぎた」と謝ってくれるでしょう。

あくまでも、日頃の態度と頑張りが、いざと言うときに上司が味方になってくれたり、かばってもらえる状況を呼びます。そんな愛される部下になれるよう頑張りましょう。

※この記事は2014年10月01日に公開されたものです

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