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さりげなく相手を気持ちよくさせるテクニックとは―褒めずに、見たままを言葉にする

誰かを褒めるというのは、単純なように見えて、実は意外と難しいもの。特に、上司や部下が相手の場合、せっかくの褒め言葉を「白々しいお世辞」と捉えられたりすることも……。そこで今回は、褒め言葉を使わずに、さりげなく相手を褒めるテクニックをご紹介します!

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褒め過ぎはNG

大げさにわざとらしく褒めたり、空気を読まずに何でもかんでも褒めまくったりすると、相手にお世辞と取られたり、不快感を与えてしまったりする可能性があります。よかれと思って褒めても、かえって人間関係が悪化することにもなりかねません。

よく「人は褒められて伸びる」なんて言ったりもしますが、褒め過ぎはNGです。逆に、褒められて嬉しくなるのは、さりげなく褒められたとき。サラッと出た一言こそ、その人の本心だと思えるからです。

褒めずに、見たままを言葉にする

さりげなく相手を褒められる人は、「褒め言葉を使わずに褒める」というテクニックを持っています。その褒め方のコツは、相手が褒めてほしいポイントを見つけ、見たままを言葉にすること。たとえば、相手が新しい靴を履いていたら、「今日は素敵な靴ですね」とは言わず、「今日は青い靴ですね」など、事実のみを述べます。

そうすると、直接的に褒めなくても、言われた相手は気付いてもらえた嬉しさで、ポジティブなコメントを返してくれたりするのです。

質問形式で、さりげなく褒める

もう1つ、褒めずに褒める簡単な方法があります。それは、質問形式でさりげなく褒めることです。たとえば相手のバッグを褒めるなら、「素敵なバッグですね」の代わりに、「そのバッグはどこに行けば買えるんですか?」と聞いてみましょう。

さらに、「いつも自分で選ぶんですか?」などと質問を重ねれば、より効果的です。こんな質問形式の褒め方でも、褒められた人はウラの意味を読み取り、相手を受け入れやすくなります。

さりげなく褒められるのが嬉しいのは、その人が「自分をよく見ていてくれる証拠」だと思うからかもしれません。あなたも今度、相手が褒められて喜びそうなポイントを見つけたら、褒め言葉を使わずにサラッと褒めるテクニックを、ぜひ実践してみてください!

※この記事は2014年09月20日に公開されたものです

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