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日本ではそこまで知名度は高くないけど、海外では高い人気を誇る日本のバンド「Buffalo Daughter(バッファロードーター)」

日本ではそこまで知名度は高くないけど、海外では非常に高い人気を誇るバンドやアーティストがたくさんいます。積極的に海外ツアーを行ったりするバンドだけでなく、YouTubeなどの影響で注目されるバンドも出てきました。今回は、こうした海外で人気の高い日本人バンドやアーティストを紹介します。

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海外でも高評価のジャパニーズロック!

●Buffalo Daughter(バッファロードーター)
1993年に結成されたロックバンド。1996年にはアメリカの超有名音楽ユニット「ビースティ・ボーイズ」が経営する音楽レーベル「Grand Royal」と契約するなど、海外の評価が非常に高いバンドです。2006年には「世界が尊敬する日本人100人」(ニューズウィーク日本版)にも選ばれています。5月にはイギリスのブライトンの音楽フェスティバルに出演するとのことです。

●The 5.6.7.8?s(ザ・ファイブ・シックス・セブン・エイツ)
1986年結成の女性ロックバンドです。1992年のオーストラリアツアー以降、海外ツアーを積極的に行っていましたが、2002年にハリウッド映画『キル・ビル』に出演したことがきっかけで、さらに海外での知名度が上昇。居酒屋で「ウッフーウッフフー」という個性的な歌を歌っていたので、キル・ビルを見た人は覚えていることでしょう。

●Acid Mothers Temple(アシッド・マザーズ・テンプル)
1995年から活動しているサイケデリック・ロックバンド。日本国内でもコアなファンは多いですが、海外では絶大な支持を得ています。また、海外の人気アーティストにも大きな影響を与えています。2001年にはイギリスの音楽雑誌『The Wire』の表紙を飾ったことでも有名です。

●Melt-Banana(メルトバナナ)
1993年から活動しているハードコアバンド。1998年には、イギリスの有名DJのジョン・ピールが選ぶ、「その年の世界で最も素晴らしいバンド50選」に選出されました(以降、1999年と2003年にも選出)。1999年にはアメリカのレーベルからアルバムをリリース。2013年にリリースしたアルバムは、アメリカの情報雑誌「ローリング・ストーン」の年間ベストアルバムのランキングにもランクインするなど、日本よりも海外の人気が圧倒的に高いバンドです。

●ボアダムス
1986年結成の音楽ユニット。オルタナティブ、ハードコア、ノイズ・ミュージックなど多様な音楽性を持ち、現在はトランスが中心です。国内での人気も高いユニットですが、海外での人気の方が圧倒的に高く、特にアメリカでの人気は絶大です。海外アーティストからの評価も高く、その音楽性に魅了されたアーティストも多数います。

●ギターウルフ
1987年結成のロックバンドです。日本ではなくアメリカで先にCDをリリースするなど、早くから海外での活動を意識(日本でのデビューは1997年)。海外でのライブ活動が多いため、日本よりも海外での人気や知名度が高く、特に北米では絶大な人気を誇ります。

●少年ナイフ
1981年結成のガールズバンドです。結成当初は日本のインディーズシーンで活動をしていましたが、その才能と音楽性を海外の音楽関係者が高く評価。1986年にはアメリカでアルバムをリリースしました。以降、海外での活動が増え、日本よりも海外での評価が高まりました。楽曲が日本でも放送されたアメリカのアニメ「パワーパフガールズ」の主題歌としても使われていました。ちなみに、ニルヴァーナのボーカルだった故カート・コバーンは少年ナイフのファンだったそうです。

日本以上に、海外で高い評価を得ている日本のバンド、音楽ユニットたち。他にも紹介しきれないほどのアーティストが海外進出し、人気を獲得しています。「海外での活躍」と聞くと、スポーツ選手ばかりがクローズアップされがちですが、こうした日本の音楽アーティストの海外での活動も注目していきたいですね。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2014年09月02日に公開されたものです

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