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恋をするとドキドキするのはなぜ? 好きな人をドキドキさせる方法

小日向るり子

ファナティック

好きな人を前にすると、心臓がドキドキと音を立てる……。恋愛経験を持つ人の多くが経験したことのある感覚ですが、恋をするとドキドキするのは一体なぜ!? 今回は、恋とドキドキの関係性を大調査! また、片思いの相手をドキドキさせるには? 心理カウンセラーの小日向るり子さんに解説してもらいました。

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恋とドキドキの関係性って?

恋をした時に使われる「ドキドキ」という表現。心臓が脈打つ音を表したそれですが、なぜ恋をするとドキドキするのでしょうか。まずは、異性の前で胸がドキドキする理由やドキドキが恋愛にもたらす効果を、心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。

異性の前で胸がドキドキする理由

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異性を前にすると、急に胸がドキドキした……。なんとも言えないこの感覚ですが、人間は異性を目の前にした時、なぜドキドキするのでしょうか?

たとえば現在ラブラブな彼氏がいて、ほかの男性のことなんて考えられないという状態では、異性と会ってもドキドキしないと思います。つまり、異性を前にするとドキドキするのは、その相手に会うことによって「自分が恋愛をする可能性がある」と自覚するからです。もちろん、初対面の人と会う時も緊張でドキドキはしますが、このドキドキと異性を前にしたときのドキドキはまた別物です。

恋愛相手を探している時は、異性と会った瞬間に、まず脳の偏桃体で「この人は恋愛対象か」ということを判断します。これが「インスピレーション」と言われるもの。そして、その人が自分の好みだった場合は、相手にも自分に好意を持ってもらいたいと思いますよね。そのため、自分の言葉や態度に気を遣うことになります。この「気を遣う」ということが、まずは緊張感へとつながります。

さらに、緊張すると脳から「アドレナリン」という物質が過剰に出ます。このアドレナリンは心臓の動きを活発化させる作用を持っているため、心臓がドキドキするのです。「恋の予感に震える」という表現がありますが、まさにその状態が「心臓がドキドキする」ということです。

ドキドキが恋愛にもたらす効果

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緊張することによって分泌されるアドレナリンこそが、ドキドキの理由だということ。では、ドキドキすることによって恋愛にはどんな効果がもたらされるのでしょうか? こちらも解説を見ていきましょう。

「吊り橋効果」という言葉を聞いたことはありませんか? これは、実際の実験結果から提唱された説で「揺れる橋のような緊張感を感じる場所で出会った人には、恋愛感情を抱きやすくなる」というもの。生理的な心臓のドキドキを脳が恋愛最中のドキドキと錯覚して、目の前にいる異性に恋愛感情を抱きやすくなるのです(※カナダの心理学者であるダットンとアロンの実験から導かれた結論。実験母集団の数や選出方法に疑問を呈する声もありますが、実験が行われ一定の結果が示されたことは事実です)。

もちろん、態度や言葉で自分を好きになってもらうことが一番ですが、そのためにはまずあなたと会っていない時でも相手に自分のことを考えてもらう時間が必要。そして、あなたのことを考えた時に、心臓のドキドキといった身体的な刺激があるとより効果的なのです。あなたのことを考えると同時に、心臓がドキドキした身体的変化の記憶がよみがえると「ドキドキしたから恋なのかな」と相手に思わせることができます。つまり、こうした脳の錯覚は恋愛にも利用できるのです。

▶次のページでは、異性をドキドキさせる方法を紹介します。

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