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口先だけの部下、後輩を改めさせる心理ワザとは?

いつも調子の良いことを言って、いざとなると、人のせいにしたり…口先だけの人は本当に困ります。そんな人とは疎遠になれば済むことでも部下の場合はそうもいきません。自分の仕事に支障が出るからです。気持ちよく仕事を進めるために、そんな部下をまともな社会人にするべく、心理テクニックを使って改めさせましょう。

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バーバルとノンバーバルとは?

コミュニケーションは大きく分けると、言語による「バーバルコミュニケーション」と、非言語による「ノンバーバルコミュニケーション」の2つに分かれます。具体的に言えば、バーバルコミュニケーションは言葉やメールなどの文字によって意思を伝える方法です。

またノンバーバルコミュニケーションは顔の表情や声色、振る舞いで自分の気持ちが相手に伝わることを言います。

多くの場合、人はノンバーバルコミュニケーションによって、意思の疎通を行っていると言います。病人がお見舞いに来た人に「今日は調子がいい」と言っても、明らかに顔色が悪く、元気が無ければ、その言葉に信憑性はなく、宙に浮いてしまいます。

それほど言葉自体には物事を伝える力は強くはないのです。メールの文体で誤解を生じやすいのもこのためでしょう。

本音を見抜く

部下が調子の良いことを言ってその場をしのごうとするようなとき、注意深く観察していれば、バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションの不一致が明らかになって部下の本音が見えてくるものです。「はい、分かりました。お任せください。」と言ったところで、顔の表情や態度が伴わないと実際に仕事に取り掛かるとは思えません。

そんなときはその後の行動を目で追っていくことが大切です。人任せにしたり、ずるいことをしだせば、すぐその場で動かぬ証拠としてつかみ、一度激しく叱ることです。ずるいことをしても分からない、ばれないとなめているはずなので、見つかって叱られれば、少しは身に染みるでしょう。

自分が甘かったと反省して、気持ちを入れなおしてくれるかもしれません。

このように口先だけの言動が、人としてどれ程レベルの低いことか分かるでしょう。不言実行とは言わないまでも、言ったことややるべきことは実行してもらいたいですよね。そんなときは、上記を参考に、相手を注意深く観察してみてはいかがでしょうか。

※この記事は2014年08月23日に公開されたものです

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