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それ、許せない! 働く女子の4人に1人が体験している「職場のセクハラ」エピソード

最近、国会でのセクハラやじ問題が世間をにぎわせましたが、女性にとってセクハラはつらく、大きな問題です。働く女性の職場においても、なんと4人に1人が「セクハラをうけた経験がある」と回答。どのような実態なのか、それに対してどう対処したのかを、働く女性に聞いてみました。

Q.あなたはセクハラをうけた経験がありますか?

「ある」26.2%
「ない」73.8%

セクハラ経験がある働く女性は26.2%。その実態を見てみると、「これくらいで騒ぐようでは、やってられない」などと対処しない派と、「精神的にもきつすぎる」ということで何らかの対処をする派に分かれました。それぞれのエピソードを紹介します。

「セクハラを受け流す、我慢する」派

・「面接時に、結局女は男漁りに来ているだとか、結婚して子供でも育てていればいいと言われた。堪えるしかない」(26歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)

・「下ネタ。営業職だし我慢してる」(29歳/金融・証券/営業職)

・「結婚しろ、子供を産めと言う人がいたかと思えば、育休や産休は迷惑と言う上司もいた。相手にしない」(29歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

・「体を密着させてきた。気持ち悪いだけで、対処するにも微妙なラインだったので泣き寝入り」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「会社で、酔った同僚に胸が大きくてスタイルがどうこう言われた。飲みの席だし受け流した」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

セクハラな発言から、体を密着させてくるものまで、さまざま挙げられました。飲みの席だと、解放的な気分になって男性の言動が大胆になるのでしょうか。飲みの席だし、ということで受け流せる余裕のあるケースもありますが、我慢している女性がいることもわかって、慎んでもらいたいものです。

「セクハラ対策をする」派

・「取引先の人に、商談中、ずーっと胸を見られていた。後日の飲み会で『おっきいよねー』『いいねー』と胸の話ばかり。同席していた上司をにらんで、担当を外してもらった」(29歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「『結婚できないタイプだよね』と言われた。会社内や取引先との飲み会ではキャバ嬢扱いで、お触りされるのは日常だった。人事も何にもしてくれなかったから辞めました」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「酔った会社の上司にホテルに行こうとしつこく迫られ、逃げると強引に手をつかまれて引きずられた。引きずられて転んだ拍子に手が離れたので、その隙に逃げた。後日、人事に訴えたら、同じような被害女性がほかにもいたことが発覚。その上司は懲戒解雇になった」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

セクハラをうけた際、相手との関わりがこれ以上発生しないよう、上司や人事を通して対処したという女性も。セクハラは本人次第、気持ちの問題とも言われますが、人として明らかに尊重されない言動をとられたときには、頼りになる上司や会社の窓口に相談するのがオススメです。それでも解決しないのなら、最悪、職場環境を変えるしかないのでしょうか。

職場で起こっているセクハラには、軽いものから重いものまでさまざまなケースがあることが判明しました。女性として不快に思うケースでは、曖昧な態度をとらず、きちんと自分の意思を示して適切な対処をしたいものです。あなた自身、職場のセクハラ問題をどう思いますか?

(マイナビウーマン編集部)

※『マイナビウーマン』にて2014年7月にWebアンケート。有効回答数187件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2014年07月25日に公開されたものです

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