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お玉とトングで食べる宮崎市「百姓うどん」の「大将盛」は並盛りの5倍!規格外の大きさだった……

地元密着のうどん店

宮崎県宮崎市にあるうどん店「百姓うどん」は1979年創業、地域にすっかりなじんでいるお店だ。何度か行ったことはあるが、前からメニューの看板に載っている「大将盛」(930円)が気になっていた。なんと、通常の並盛りの5倍サイズだという。

【うどんとサラダを一緒に食べると血糖値上昇が抑えられ、食後も眠くなりにくい!?】

この店は並盛りでもボリュームがあるのに、5倍となるとどんなものなのか……。

いつも前を通るたびに想像をかき立てられていたのだが、これは挑戦するっきゃない! 空腹状態でお店を訪れた。

●食べ方も規格外のデカ盛りうどん

「大将盛をひとつください……」

恥ずかしさもあり、小声でオーダーする私。まもなく「お待たせしました~」と、店員さんが運んできたのは、総重量8kg、直径37cmのすり鉢タイプの丼に入ったうどんである。

シンプルながら、あまりの大きさに威圧感すら覚える

「すご~い!」「写真を撮ってもいいですか?」と、ほかのお客さんも「大将盛」にくぎ付けで、熱い視線が注がれる。私も早速、スマホで撮影した。並盛りがミニチュアに見えるほどのでかさに、とにかくびっくり。

「トングですくって、お玉で食べてくださいね~」と、スタッフさんが食べ方をアドバイスしてくれた。通常、うどんを食べるときには使わないアイテムが登場することからも、規格外のサイズということが伝わるだろうか。

麺は1.6kg、スープは1.6Lのボリュームだ。

「並盛り」(左)と5倍サイズの「大将盛」(右)

まず、つゆを一口。いり粉とダシこんぶ、しょうゆをベースにしたダシはあっさりとしている。昔なつかしい、ほっとする味わいにしばし余韻に浸る。

次に麺をすすろう。中麺でモチモチとした食感でコシがある。喉ごしがよく、最初はするするっと自然と箸が進んだ。

しかし、食べ始めて15分後、徐々にペースダウンしてくる。うどんが少しずつふやけていき、かさが増したようにも見える。気分を変えようとテーブルに置いてあった一味とうがらしを入れて、また再度チャレンジ! 辛さが刺激となって食べ進めることができたのもつかの間、胃袋が「もう無理です!」とSOSを出している……。

結果として2/3近く残して、無念のリタイア。それでも、約500gのうどんが私の胃袋に入っているのだ。思わずお腹をさすってしまう。

●家族で食べてもお得

2013年11月からこのサイズを提供していて、家族やグループで頼むケースがほとんどとのこと。1人前が250円なので、4~5人で行くなら1つずつ注文するよりもお得だ。

「皆さんに喜んでもらいたくて始めました」とスタッフは話してくれた。週末には10組ほどのオーダーが入るそう。

並盛り以外にも、2人前の大盛(420円)、3人前のびっくり盛(590円)、4人前のごて盛(760円)もあり。

「大将盛」は通常のうどんだけでなく、ゆずこしょうの風味が効いている、釜揚げうどんの「しゃかどうどん」などでも対応してくれるので、お好みのうどんでLet?s Try!

《百姓うどん》
宮崎県宮崎市大塚町乱橋4502-1
火曜日休み
JR宮崎駅から車で約15分

(OFFICE SANGA ショコラ)

※この記事は2014年06月02日に公開されたものです

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