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夏までに美脚を手に入れる! 自宅でできる「下半身太り」解消ストレッチ

身体の不調は老化への第一歩! 専門家監修のもと、不調のメカニズムを解明し、健康的なキレイ女子になるため解決方法をお届けします♪

スリムな上半身とは対照的に、ぼてっとしたゾウ脚……。そんな下半身太りに悩む女性は少なくありません。そこで今回は、下半身太りに関するメカニズム、対処法を中心に専門家の先生に教えていただきました!

【今回のお悩み】

●下半身太りに悩んでいます!

上半身がガリガリすぎて胸がない。上半身に比べて脚はあまり細くないので困る。下半身が痩せるのに一番効率のよいダイエット方法が知りたい。(29歳女性/建設・土木/事務系専門職)

◆下半身太りの3つのメカニズム

下半身太りの主な原因には血行不良、筋肉の衰え、骨格の歪みの3つが挙げられます。

まず、血行不良の代表的な原因は、筋肉が硬くなることが挙げられます。血行不良になると冷えが生じ、下半身の血流が悪くなるほか、体内の老廃物が取り除かれにくくなったり、水分の排出がスムーズにいかなくなったりします。

とくに働く女性は、デスクワークによって、下半身の姿勢を変えることが極端に少なく、お尻や太ももに体重がかかり、血管が圧迫されて血行不良になります。すると筋肉に酸素が行かなくなったり、疲労物質や老廃物が溜まったりして、筋肉が硬くなってしまうのです。

また、通勤時や外回り中などに、ハイヒールを履く習慣がある女性も、股関節まわりの筋肉が硬くなりやすい傾向があります。老廃物を流すリンパが集中する股関節まわりが硬くなると、老廃物は同じ箇所に溜まってしまいます。

このような血行不良の状態が続くと、硬くなった筋肉が血管を圧迫するようになり、下半身がむくんで太くなってしまうのです。

次に、身体を支える役割を担っている、下半身の筋肉・骨格についてです。姿勢をキープするための元々身体に付いている筋肉が衰えて、うまく筋肉を使えなくなってしまうと、ほかの筋肉に余計な負担がかかり、下半身がどんどん太くなっていきます。

たとえば、正しい歩き方は足の付け根から動かし、お尻や股間節まわりの筋肉をメインで使うというもの。しかし、それらの筋力が衰えると、代わりにふくらはぎや太ももの筋肉ばかりに負担がかかるようになります。その結果、同じ筋肉ばかり(ふくらはぎや太もも)が使われてしまい、筋肉が発達したり、張ったりして足が太くなってしまうのです。

主に産後の女性に多く見られるのが、骨盤の開きや歪みで下半身が太るケース。骨格が正しい状態でないと、まわりの筋肉が正しく動かず、結果的に血行不良を引き起こすことになるのです。

(監修:伏島 香織、文:池田園子)

⇒(次ページ)いくつ当てはまる? 「下半身太り度」をチェック!

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