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自己保身のうまい人の特徴「自己中心的」「○○だろうと思います」

「自己保身」という言葉があります。子供の頃や学生時代にはほとんど意識しなかったという人が多い言葉ですが、社会人となるとこの言葉に翻弄させられることが多いようです。そこで、自己保身にいたる人の心理状態と自己保身がうまい人と下手な人の違いについて述べてみましょう。

自己保身は自己中心

「自己保身」とは読んで字のごとく「自分の身を保護する(守る)」ことです。自分の身を守ることは当然ながら動物の本能ですが、日常会話で「自己保身」というと、「社会的地位を維持するためにさまざまな策を講じる行為」と定義してもよいでしょう。

つまり、「自己保身をする人は自己中心的な性格」という認識が一般的なので、否定的要素が強い言葉といえます。

自己保身は責任転嫁

人が「自己保身」に走る心理には、「自分は責任を取りたくない」という感情が強くあります。ミスの責任を取ることは自身の人事考課がマイナス評価となることを意味し、これは出世のための大きな障害となるわけです。つまり「出生に響くから自己保身に走る」という心理状態であり、企業にとっては、「危ないことはやらない」という社員を作ってしまう弊害を生む要因になっているとの指摘もあります。

自己保身のための口ぐせ

自己保身のうまい人は、会話の語尾に特徴があります。それは「○○だろうと思います」というあいまいな表現で、自分の考えをぼかす口ぐせです。断定口調ではなく、あいまいな表現にしておいて、自分の責任を免れようという一種の処世術といえるでしょう。

このタイプの人は、できるだけ多くの人に意見を求め、その多数意見に自分の意見を合わせるという傾向があります。

自己保身が下手なタイプ

自己保身に長けている人は上司へのゴマすりもうまく、いわゆる「世渡り上手」なタイプが大半です。これに対し、自己保身が下手な人は、臨機応変な対処ができない不器用なタイプが少なくないようです。確固たる自分の意見を持っている人に多く、自分の信念を曲げてまで異なる意見には賛同できないという信念を持ったタイプにも見られる傾向です。

まとめ

自己保身が下手なタイプが革新的なアイデアを持っていることもあり、ときとして企業の成長には不可欠な役割を果たすこともありあり、一概に否定することはできません。

※この記事は2014年02月09日に公開されたものです

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