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恋愛経験をカバーして、ただひとりと幸せになる16のルール

恋愛部長

豊富な失恋経験・恋愛アドバイス経験をもつ“恋がへたくそな女子代表”恋愛部長さんが、働く女子の恋の悩みにアドバイス。さまざまなトライ&エラーのすえに編み出された、誰でも真似しやすい「恋のメソッド」を指南します!

こんにちは、恋愛部長です。恋愛の悩みって、実はその後の人生に直結する大事なことだったりしますよね。今回も、みんなの悩みを一緒に考えながら、自分だったらどうだろう?というふうに、恋を見直すきっかけになればうれしいです。それでは今回のお悩みは?

人生でひとり目の彼との結婚を決断できません……

大学のサークルの同期として知り合い、私の猛アタックから交際に発展。彼は、控えめでネガティブな私とは正反対の、ポジティブでお気楽な性格。お互いがバランスよく支え合って、社会人になり会える頻度が減った今も、仲良くお付き合いをしています。今の彼にはプロポーズもされており、結婚したいという気持ちもあります。が、今までの人生でひとりの男性としかお付き合いをしたことがなく、「本当にこの人と結婚してもいいのか?」という不安が拭い去れません。既婚者の方は、どのようなきっかけや決め手があって結婚に踏み切れたのでしょうか?(月歩/24歳/小売店/販売職・サービス系)

なるほどね。猛烈にアタックして付き合った彼が、人生でただひとり付き合った人。その彼とこのまま結婚していいのか、悩んでしまうのですね。プロポーズされたということで、急にマリッジブルーになっているのかもしれませんね。おそらく、恋愛経験がほかにない、ということで余計に不安が大きいのでしょう。それもわかります。確かに、いろいろな人と付き合ってみて、その中で、「この人が今まででいちばん合ってる!」という確信のもと結婚できたらいいですよね。でも、実は、結婚って、そんなふうにうまくはいかないものだと思うんです。「今思えば、付き合っていたうち、3番目の彼がいちばん自分には合ってたと思う」とか後から言いだす人も結構いますし、「ピッタリの相性! 運命の人!」と電撃的に結婚しても、結局別れてしまうカップルだってたくさんいます。

結局、結婚というのは、出会う相手と、出会う時期、お互いの人生におけるタイミングが相互に作用するもの。冷静に、過去の彼を並べて、どの人を選ぶ、なんてできるものではありません。「この機会を逃したら、次はどんな人とどんな機会があるのか?」その可能性と、目の前の選択肢を比較して、直感で選ぶしかない。もちろん、未来にピッタリの人が現れるかどうかなんてわかりません。

たとえば、私の友人は、過去に付き合って、結婚したかった彼のことを越える人がついに現れず、結局20年経った今も独身です。いつも、「あの時結婚していれば……」と後悔しています。結婚までひとりとしか付き合ったことがないことが不安だと言いますが、普通に考えたら、人生で結婚という到達点まで行ける相手は、せいぜい1人2人だと思います。それ以外の相手とは、デートしたり、恋愛したりはあっても、結婚につながる深い付き合いには至らないもの(しょっちゅう結婚話になる場合は、本人が相手の理想の女性を演じているのかもしれませんね)。なぜなら、結婚って、そう簡単にできるものではないから。相手の性格や、育ち、価値観、家族環境、経済状況、いろいろな面で、不思議と折り合って、いっしょに暮らしていこうと思えること。家族になろうと思える。一生一緒にいようと思える。そんなふうに、誰彼ともなく思えるわけないでしょ? やっぱり、何十人と出会おうとそのうちの数人にしか、可能性を感じることはない。そして、相手もそう思ってくれることはもっとない。だから、人生に1人2人しかいなくても仕方ないと思います。

私だって、何人か付き合ってきましたが、具体的に結婚という段まで進んだのは、今の夫と、その前の彼だけ。そのほかの人たちは、なんだかんだ言っても、結婚するような深い関わりではなかったと、今となっては思います。私のほうが結婚を意識していても、相手がまったく結婚なんて考えてなかった、悲しいケースも含めてね。

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