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森美術館開館10周年記念「アウト・オブ・ダウト展」開催 日本現代アートの今を問う

風間サチコ《獄門核分裂235》2012年

森美術館は、開館10周年を記念し、「アウト・オブ・ダウト展一来たるべき風景のために(六本木クロッシング2013)」を開催している。2014年1月13日まで。

【紅葉? 芸術? 温泉? みんなが行きたい秋デート】

同展は、森美術館が3年に1度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、2004年から開催してきたシリーズ展。第4弾となる今回、シリーズ初の試みとして、海外から若手ゲスト・キュレーター2名を迎え、森美術館キュレーターとの共同企画により、今日の日本の現代アートをグローバルな視点から考える。

同展のタイトル「アウト・オブ・ダウト」は、東日本大震災以降、社会的な自覚や意識が明確に高まっている現在の日本において、これまでのあらゆる社会通念や既存の制度に向けられた疑念から、どのような生産的な議論を生み出せるかという問題を提起している。

参加アーティストは約30組。1970~80年代生まれが中心だが、日本を歴史的に再検証する意味で、戦後の前衛的な日本美術を牽引してきたアーティストたちとの世代を超えた対話も試みる。また、地理的な意味での日本に限定せず、日系/在外アーティストを含めることにより、日本の文化の拡がりについても考察する。

会期中無休。開館時間は10時~22時(火曜日のみ17時まで)。12月の金曜日(6日、13日、20日、27日)は10時~24時。入館は閉館時間の30分前まで。入館料は一般1500円、学生(高校・大学生)1000円、子供(4歳-中学生)500円。

※この記事は2013年09月27日に公開されたものです

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