褒められた時に「褒めてもらって」は間違い。間違えがちな敬語3パターン
目上の方にお褒めの言葉をいただいたとき、なんて答えていますか?素直に感謝の気持ちを表すことはもちろん、そこにあなたさまのおかげですという意味の言葉を付け加えるとスマートで喜ばれます。しかし、場合によっては失礼な発言もあります。その発言も踏まえて、どういう風に言えばいいのかご紹介します。
【褒められたときに言ってはいけない言葉「よく言われます」】
「恐縮です」が正解
上司に褒められたとき、ついつい言ってしまいがちなのが「褒めてもらってどうもありがとうございます」という言葉です。褒めてもらえてうれしい、ありがとうございますという気持ちを伝えるにはじゅうぶんなのですが、目上の人に対する尊敬後としてはNG。こういう場合は「お褒めいただき恐縮です」と答えるようにしましょう。最初に「社長、部長、」などと相手の呼称を付け加えるとより感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
感謝の気持ちを同時に伝える
上司に褒められたら、ただ「恐縮です」では済ませずに「いつもいろいろ教えていただいているおかげです」など感謝の言葉を付け加えましょう。
上に立つ人間は、自分の仕事もこなしながら部下の面倒もみているのです。部下が成長して目に見えるような成果を出したときは、上司のそれまでの苦労が報われる瞬間でもあります。
ですから、上司から褒められたときはきちんと感謝の気持ちを口にして「ここまでこられたのはあなたのおかげです」と伝えましょう。ただ、時と場合によっては感謝の気持ちがただの社交辞令としか受け取られず、しらけてしまうこともあるので使い方には注意しましょう。
過度の謙遜はかえって失礼
褒められることに慣れていない人は、急に上司から褒められるとパニックになり「そんな、私なんかまだまだです!」と全力で否定してしまいがちです。
まとめ
でも、上司にしてみれば「なんだ、せっかく褒めてやったのにかわいくないやつだな」とおもしろくない気分になってしまいます。褒められたときは「ありがとうございます」と素直に受け止めるようにしましょう。そうすると、上司も気分がよくなって「よし、またこいつを褒めてやろう」という気になるものです。円満な人間関係を築くいいきっかけになりますね。
※この記事は2013年09月12日に公開されたものです