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彼がいない人が“今”やるべきこと。「ライフプラン」を立てる意味とは?

あなたはこれから5年後に、どんな自分になっていたいですか? 将来設計を立てることは大切なことだというけれど、忙しい毎日の中でついつい後回しにしたり、「なんとなく」毎日を送ってしまったり……という人もいるはず。そもそもどうしてライフプランを立てることが必要なのでしょう。

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「ライフプランを立てるということは、つまり『自分の人生を主体的に決めていく』ということです」と話すのはファイナンシャルプランナーで『女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方』(三笠書房)の著者、中村芳子先生。それでは、「自分の人生を主体的に決めていく」とは、どういうことなのでしょうか?

 

「たとえば自由に使える100万円のお金と10日間の時間があったとして、何をしたら幸せでしょうか? 何にお金と時間を使って幸せになるかは人によって違います。自分がどのように生きれば幸せかを見極めるためのひとつの方法がライフプランなのです」

 

ライフプランを立てることは、人と比べたり人の意見を気にしたりしないで、「自分がどうしたいか」という本心と向き合うことなんですね。

 

たとえば、女性誌などでは「結婚式には平均で300万円かかる」「20代女子なら美容代に月3万円の投資が必要」といった特集がされたりもしますが、「雑誌やテレビがそう言っているからそうしなければいけないというのは大間違い」と中村先生。


自分があと5年後、10年後にどうなっていたいのか。そのために今、何にお金と時間を使うべきなのか、を考えましょう。そうすると、『私の場合は結婚式に100万円でいい。美容代は1万円でOK。でも旅行にはお金をかけたい』など、自分が何にいくら使うかが明確になります。自分が使える限られたお金の範囲内で工夫をするのって、なかなか楽しいですよ」

ライフプランを立てるということは、自分の人生にとって「必要なもの」と「必要でないもの」を分けることなのかも。そう考えてみると、ライフプランを立てることは、そんなに難しいことではないと思えてきませんか?

結婚や出産などで左右されると思われがちな女性のライフプランですが、自分のライフプランは自分でしか決められないもの。数年後になりたい自分になっているために、少しずつでもライフプランの作成をはじめてみましょう。


→[次ページへ]人生を切りひらく、ライフプランの作成方法とは?

 

■監修 中村芳子さん

ファイナンシャル・プランナー。日本の女性ファイナンシャル・プランナー第1号。現アルファアンドアソシエイツ代表。著書に「女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方」、「結婚したら、やっておくべきお金のこと」など著書多数。
http://www.al-pha.com/fp/
http://www.mizuhobank.co.jp/ouchi/index.html

 

※この記事は2013年08月27日に公開されたものです

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