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いつでも冷静な対処ができる上司の条件「我慢強い」「切り捨てられる」

部下や新入社員から見て、良い上司の理想というのはあると思います。部下に頼られ、尊敬される良い上司になろうと、日々努力している上司も多いはず。そこで、良い上司になるために必要なことをまとめてみました。

できる上司は持っている、“フラストレーション耐性”

“フラストレーション耐性”とは、フラストレーション(欲求不満状態)に耐えるための力のことです。自分の欲求に対して何らかの原因や理由により阻害されて満たされない状態を堪え、現在の状況に対してどうするのがベストなのかを冷静に考え、対処していける人は、フラストレーション耐性を持っているといえるでしょう。

フラストレーション耐性を持っている人は、主に我慢強さを兼ねそろえており、プレッシャーや緊張感に耐えられるだけの心の強さを持っています。

フラストレーション耐性は元から人に備わっているものではありません。フラストレーション耐性は経験を積み重ねて耐性が付くものなので、何度も“欲求不満に耐える(我慢する)”という経験を積み重ねる必要があります。

が、ただ単に我慢を重ねるのではなく、欲求不満の状態から逃げずに耐え、状況を好転させるために考えを巡らせたり、好転するのをじっと待つなどといった「耐える力」を自分の中で育成していかなくてはいけません。

ちなみにフラストレーション耐性は大人になってからでも十分に身に付けることは可能ですので、良い上司を目指すのなら身に付けておきたいですね。

上司として重要なのは状況判断能力と思い切りの良さ

時には続けるよりも、切り捨てて新しい方向に目を向けていくことがベストである状況もあるでしょう。

良い上司はこの見極めと判断能力に優れており、一つの事に固執するのではなく、状況に合わせて切り捨てるときはスッパリ切り捨てる思い切りの良さと、切り捨てた後、気持ちを切り替えていける切り替えの早さが重要です。

逆に言えば、いつまでも物事に固執し、切り捨てて新しいものに目を向けられない人は上司に不向きであるといえますね。

また、切り替えが早い人は気分転換が上手で、余計なストレスをためこんだりすることがないため、その時の気分で部下や後輩にあたることもないので、周りからの評価も高いと言えるでしょう。

良い上司になるためには、上司という立場になってからも努力を重ね、良い上司であろうとすることが大切です。部下や後輩に尊敬され、あこがれの上司になるためにも、日々頑張っていきましょう!

※この記事は2013年07月20日に公開されたものです

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