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性体験がないのに婦人科検診必要? 20、25、30歳受けたい検査

妊娠・出産というと、まだ遠い先の話かもしれませんが、産む産まないに関係なく「産むのに必要なカラダ」について知っておいて損はないはず! “そのとき”が来たら、はたして自分は産めるカラダなの? そもそも、妊娠・出産ってどういうもの? 自覚症状がないまま進むカラダの異常って!? 知らないことだらけの「いつかそのとき」のために、ぜひ女子のみなさんに見ていただければと思います。

先日、産めるカラダにまつわるアンケートをとってみました。すると「生理痛が重かったりカラダに異変を感じるので、ちゃんと産めるか心配」(32歳)「焦ってもしょうがないというけれど……きちんと何でも相談できるカウンセラーや病院がほしい」(32歳)とカラダの悩みや不安を抱え、ひとりで悩んでいる働く女子が多いようでした。

これには、働く女子の間で妊娠・出産にまつわる知識が不足していることや、婦人科に行かない人もまだ多いことが背景にあるようです。

知識力は連載で磨いてもらって、今回は「はじめての婦人科と検診」について考えます。上手な受診の仕方をマスターしましょう!

「恥ずかしい」「行きにくい」「行く理由がない」という人は……

将来自分が産めるカラダか気にしているのに、婦人科には行ったことがない。そんな矛盾を抱えている人は意外に多いよう。「検診に行きたい気持ちはあるが、恥ずかしい」(23歳)、「内診や問診にはまだ抵抗がある」(23歳)、「親と同居なので親の目が気になる」(26歳)、「行く必要がない」(29歳)、「結果が怖い」(32歳)、「妊娠以外で婦人科に行くのはとても恥ずかしいことだと思う」(26歳)といった意見が多く寄せられました。

婦人科医の永田順子先生(東京飯田橋・こころとからだの元氣プラザ)によると、「ちょっとした生理痛や不正出血などの症状なら誰にでもあると思いますから、少しでも症状があれば婦人科の外来に相談に行きましょう。30歳までに一度は婦人科を受診しておくことをオススメします」とのこと。気になる症状があったらおくせず婦人科へ行き、カラダに潜む病気があれば早めに治療する。将来の妊娠力をキープしたい人ならなおのこと必須です。

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