お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

飛躍的に関係を深めるには? 「再会愛」を進展させる4つのコツ

三吉野愛子

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

年末年始は、地元に帰省した働く女子も多いのでは? そこで何年かぶりに同級生や友だち、初恋の人や元彼に会ったという人もいるもの。大人になった彼にカッコよさを感じたり、ふとした瞬間に楽しかった記憶を思い出したり……、思わずドキッとしてしまった再会の経験はありませんか? 今回は、その後の関係を進展させるためのコツをご紹介します。

●会わなかった間の相手の生き方に共感する

会わなかった間に相手がどんな生き方をしてきたのか、興味をもってしっかりヒアリングしましょう。人は、自分の話をきちんと受け止めてくれる相手に好意をもつものです。どんなふうに話を聞けばいいのかわからなくても大丈夫。以前に会ったことのある相手にあらためて魅力を感じたときは、相手が成長したか、もしくはあなた自身が成長した証。人には成長によって開く「心の眼」がありますので、その眼をフルに使ってコミュニケーションを。そして、聞き上手になるポイントは、相手が語る「経験・行動・感情」を意識してバランスよくヒアリングすることです。

●相手の変化や成長を具体的にフィードバックする

相手に再会して魅力的だと感じたポイントを、ひとつでも言葉にして相手に伝えましょう。人は他者の存在を通してしか自分を認識できないと言われています。そして人は、自分のことを認めてくれる相手に厚い信頼を寄せます。彼にとっても、自分では気づかなかった変化や成長を実感させてくれる人は、将来にわたって大切な存在になり得るはず。恥ずかしがらずに積極的にフィードバックしてみて。あなたが率直にコミュニケーションするほど、相手からもまっすぐな気持ちが返ってくるはずです。このキャッチボールがうまくいくと、関係は飛躍的に深まります。

●「私たち」という表現で相手の心に足跡を残す

特別な関係に進展させるには、節目節目で相手と自分の人生を交差させることが必要。つまり、それぞれ別々に生きてきた人生観を、お互いの存在を含めた人生観へと少しずつ変えていくのです。その関係性を深めるための重要なキーワードが「私たち」という表現。ただし、相手の心と自分の心を一気に近づけるパワーを秘めた言葉なので、まだ関係が浅いうちに多用すると相手が警戒心をもってしまう可能性も。お互いがリラックスして感情の交流ができているという手ごたえを感じたときに使ってみて!

●過去に関係があった相手とのわだかまりを解く

相手が単なる知り合いや同級生ではなく以前に関係があった場合、お互いが成長していないままで関係だけが戻るのは同じ失敗のもと。まずは、お互いのわだかまりや不安をきちんと話したうえで、流せることは水に流すという大人の儀式を。行きちがいや誤解を認めて、あらためて信頼と尊敬ができる相手なら駒を進めてもOK。過去の蒸し返しで終わる予感がしたら、無理して深入りしないという選択肢も残しておいたほうがいいでしょう。

(心理コーディネーター:三吉野愛子)

※この記事は2013年01月11日に公開されたものです

三吉野愛子

1978年、福岡県生まれ。2001年、東京学芸大学教育学部を卒業し、教育系広告代理店に勤務しながら心理カウンセリングを学ぶ。2005年より心理カウンセラーとして活動するかたわら、TV、ラジオ、雑誌の企画監修などを手がける。著書に『恋愛ダメ子の診療所』(日経ウーマン選書)。現在、東京を拠点に、現在、心理カウンセラーとして活動中。

●三吉野愛子カウンセリングオフィス ブログ
http://blog.goo.ne.jp/dearlife_2015

この著者の記事一覧 

SHARE