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2018年12月06日 19:30 更新

スワッグって何? 100均グッズで作るクリスマススワッグ

ここ何年か耳にするようになってきた「スワッグ」というものをご存知ですか? おしゃれなインテリアとして注目され、自分で作られる方もいます。100均アイテムでも手軽に作ることができるので、クリスマス用に作ってみてはどうでしょうか。

Lazy dummy

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

クリスマスの飾りつけを始めた我が家。どんな風に飾り付けようか考えながら新作も作ったりして、ちょっとずつクリスマスらしくなってきました。クリスマスには定番のツリーやリースは毎年飾っていますが、今年はスワッグが気になっています。おしゃれな雑貨屋さんやお花屋さんなどでは前から見かけましたが、ここ数年はナチュラルなスワッグが大注目。手作りの素敵なスワッグは、SNSやハンドメイドショップなどでもよく見かけるようになりました。

スワッグって?

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そもそもスワッグとは何でしょう?

調べてみたところ、ドイツ語で「壁飾り」という意味だそうです。いま日本でスワッグとさすものの多くはナチュラルに束ねた草花を逆さにつるした形ですが、もともとはそれだけではなくもっと広い意味で使われていたようです。

季節を問わずリアルグリーンやドライフラワーを使って作ったものが飾られますが、クリスマスの時期はツリーやリース同様に冬でも枯れない針葉樹やヒイラギを使って作ることが多く、生命力の強さや永遠の命を象徴するものとなっています。

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花束のようになっているものだけではなく、横に広がった形状のものもスワッグ。クリスマスにもこのような飾りがよく登場します。クリスマスモチーフのオーナメントやベルなどを一緒に使うと華やかです。

大人気のガーランドは、元々花冠や花輪を意味し、草花をつなげて作った壁などを装飾するもの。こちらも広い意味ではスワッグの1つといえます。長くつなげたグリーンに赤い実やリボン、ライトを付けたらとっても豪華なクリスマスデコレーションになります。

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最近は紐などに旗や装飾物をさげるガーランドが、インテリアやイベントのデコレーションでメジャーとなっています。クリスマスでもグリーンではなく、ドライフルーツや松ぼっくり、クリスマスのオーナメントなどをつなげて飾っても素敵ですね。

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お馴染みのリースもスワッグの1つといえます。一般的にはガーランドもリースも1つのジャンルとして認知されているのでスワッグと聞いて連想する人はいないかもしれません。他にも半円形や弓型のものなどもあり、スワッグがとても広い範囲の装飾品を含めるので、どこまでがどれに入るのかはあまり気にしなくてもいいかもしれませんね。

100均グッズで作ってみよう♪

手作りスワッグは、モミの木やヒバなどのリアルグリーンを使ったり、ハーブを使ったりしても素敵。リアルグリーンの場合は、作ってそのまま乾燥させてドライにすることもできますが、やはりパラパラ落ちたりする心配も。今回は、気軽に作れて扱いも楽、そして入手もしやすい100均素材を使って、横長のスワッグを作ってみました。

材料

・フェイクグリーン(モミの木など3種)
・枝
・実のピック
・コットンフラワー
・ドライレモン
・スターアニス
・雪の結晶オーナメント
・ワイヤー
・麻紐

枝はお正月花に使った庭の梅。インテリアとして瓶に刺していたものを今回は使用。完全にドライになっています。それ以外は全て100均で調達できます。

下準備

ダイソーのシリコンモールドと石粉粘土を使って、雪の結晶のモチーフを作ります。しっかり乾かしてから使った方がいいので、前日までに作っておきましょう。石粉粘土はモールドに押し付けるようにしっかりと詰めれば、すぐに外しても崩れません。

松ぼっくりは笠の部分にワイヤーをかけて1周させ、ねじって固定しておきます。

こちらは使いやすい長さでカットし、枝分かれしている場所のワイヤーをかけて、枝の部分に数回巻いておきます。

作ってみよう♪

枝とモミの木(両側に葉を剥けて交差させる)を束ねて、真ん中をワイヤーでしっかり巻いて縛ります。

モミの葉の隙間を埋めるようにワイヤーで止めていきます。土台のグリーンを付けれたら、下げるように麻紐を取り付けておきましょう。

ドライレモンもワイヤーを刺し、枝に掛けてしっかりねじって固定。実は複数まとめて少しねじって束にし、葉の隙間に差し込んでいきます。

松ぼっくりやコットンフラワーはワイヤーが付いているのでそのまま利用し、雪の結晶のオーナメントも穴にワイヤーを通して付けます。スターアニスはグルーガンで貼り付け、必要ならばグルーガンで他の場所も補強しておきます。

フェイク素材だけではなく、天然素材も使っているのでナチュラルな雰囲気のスワッグができました♪ お好みでもっとデコレーションをたくさんつけたり、垂れ下がるものをプラスしたりしてもいいですね。今回は一緒に飾るものとのバランスを考えてシンプルめにしています。

撮影小物としても使えます♪

縦に向けて飾ってもOKです。クリスマスカラーのリボンをプラスするとまたちょっと違った印象に。

今回は手軽な100均のフェイクグリーンをベースにしましたが、リアルグリーンでも同じように作ることができます。モミの木やヒバなどは水に挿しておけばびっくりするくらい長持ち。スワッグにするとそのままドライになりますが、意外ときれいな色でしばらく楽しめます。フェイクにはない味わいと変化、香りがあるのでこちらも挑戦してみるといいですよ。

まとめ

近頃人気のスワッグは主に草花をナチュラルに束ねたものをさしていますが、もともとの意味は「壁飾り」で、ガーランドやリースなども含みます。花束風の物だけでなく横に長いものや半円状の物、弓型など形もさまざま。クリスマス用にはクリスマスカラーの物やモチーフのオーナメントなどを取り入れると華やかなスワッグができます。100均で材料も揃えられるので作ってみてくださいね♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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