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子どもができた後も夫婦愛は変わらない?産後の夫婦仲を良好に保つ方法

子どもができた後も夫婦愛は変わらない?産後の夫婦仲を良好に保つ方法

赤ちゃんの誕生は夫婦にとって幸せな瞬間。しかし、出産を終えて慣れない育児がスタートすると、夫婦間ですれ違いが生じ、「産後クライシス」におちいってしまう人も少なくありません。出産後も良好な夫婦関係を保つにはどうすれば良いのでしょうか? 今回は「産後クライシス」の原因や夫婦仲を保つ方法についてご紹介します。


子あり夫婦の大問題「産後クライシス」

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産後に夫婦間に溝が生じたり、離婚にまで発展することもある「産後クライシス」。「産後クライシス」ってそもそもどのようなもので、何が原因で起きてしまうのでしょうか? 産後クライシスの実態やその原因などについては、次のようになっています。

産後クライシスとは

「産後クライシス」とは、出産後に起きる夫婦関係の悪化のことを指し、その深刻さは"夫婦の最大の危機"とも呼ばれることもあるほど。出産後は、昼夜を問わない「育児」のスタートでもあり、夫婦の生活スタイルは互いにどうしてもズレが生じてしまうものです。このズレによってコミュニケーション不足や気持ちのすれ違いが積み重なっていくと、気付いたら冷え切った関係になってしまっているという事が起きてしまいます。

厚生労働省による「平成23年度 全国母子世帯等調査結果報告」では、死別を除く「ひとり親になった時の末子の年齢」は「0歳〜2歳」が35.1%で最も多く、「3歳〜5歳」は20.9%という結果が出ているようです。あわせて、50%以上のひとり親の世帯が、末子が0歳〜5歳の時に離別していることが分かります。

これらのことから「産後クライシス」は確かに存在するもので、離婚に発展することもある深刻なものであると考えられます。

産後クライシスの原因

産後クライシスの原因はどちらか一方にあるのではなく、夫である男性側にも妻である女性側にもそれぞれにあると考えられます。

夫の場合は、

・独身時代と変わらない金銭感覚であること
・育児は妻の役割であるということを前提に考えており、自分自身は育児を「手伝う」立場にあると思っていること
・少し子守りをしただけで、「育メン」などと自分自身を過大評価してしまうこと

などといった、夫・父親としての意識が低いととれる言動が原因となって、妻から不信感を持たれてしまうケースが多いようです。

女性の場合は、
・うつ状態やイライラなど、産後のホルモンバランスの乱れにより不安定な精神状態にあること
・毎日24時間体制で赤ちゃんの世話をしていることによる肉体的な疲労
・自分の時間が確保できないことに対する精神的な負担
・1人で育児をすることに対する孤独感

といった、身体的な要因や育児においての精神的・肉体的な負担が原因として考えられます。

産後の夫婦関係を良好に保つには

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産後は夫婦仲がこじれてしまう要因がいろいろとありますが、お互いに気持ちを理解し合う努力をすることで「産後クライシス」の深刻化は避けられるはず。産後も仲良し夫婦関係を保つには、次のようなことを心がけておきたいところです。

気持ちをきちんと伝える

日常会話や赤ちゃんの様子を伝えることはできていても、自分の気持ちを深く伝えるのが疎かになってしまう……といったパターンは、産後にありがちなこと。ただ感情をぶつけたり、夫に否定的になるのではなく、自分の今の状況や気持ち、夫に求めることなどを「伝える」ことが大切。「仕事で疲れているだろうから」と気を遣ったり、「言ってもムダだろうから」と最初から諦めたりと、自分の気持ちを伝える機会を逃すのはもったいないことです。

相手の話を聞く

気持ちを夫に伝えて理解を求めるのなら、自分自身も夫の話に耳を傾けることが重要になってきます。「言っても分かってもらえない」と悲観したり諦めたりする前に、夫の考えや気持ちを聞いてみることから始めましょう。一方的に気持ちを伝えるのではなく、あくまでも「話し合い」をすることを心がけておきたいところです。

どんな家庭でありたいかを話し合う

「どうせできるわけがない」と最初から諦めず、「どういう夫婦でありたいか」、「どういう家庭を築きたいか」といった理想論を夫婦で話し合うのも有効。理想を話し合うことで、「そのためにどうしたら良いか?」といった実践するべき課題も具体的に考えて共有し合うきっかけになります。

また、赤ちゃんにとって、夫婦の言動ややり取りは日々の光景として印象に残り、成長に影響していくもの。「子供をどのように育てるか?」、「親としてどんな姿を見せていきたいか?」などといった、子供との関係性も交えて考えることも大切です。

産後、夫が心得るべきこととは

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些細なことでも、夫・父親としての自覚や意識に欠けた言動は、妻に不信感を募らせることに。産後、夫婦関係が悪化しないために夫が心がけるべきことはどのようなことなのでしょうか?

早く帰るようにする

夫が早く帰ってきてくれることは、1日中育児をしている妻にとって安心できること。家事や育児をしてもらうために…というよりも、孤独感がなくなる、話をする相手がいてくれるといった意味での安心感や心強さが大きいのです。仕事の都合もあるので毎日早い時間に切り上げるわけにはいかないものの、週に1回ぐらいのペースで早く帰れる日を作ることができれば良いですね。

できることを見つけて積極的に動く

産後の妻は、赤ちゃんの世話をしながら家事もこなさなければならず、毎日バタバタしながら生活しているもの。時には食器を洗ったり、お風呂の準備をする余裕がない時もあったりしますよね。そんな時、夫が家事や育児に参加することで、妻の精神的な負担が軽減されるだけでなく、夫への印象も良くなるはず。

なかには「手伝おうか?」と聞かれることにわずらわしさを感じる人もいるようなので、さり気なく行うのがポイントかもしれません。夫側にとっても自分自身の印象を良いものにするだけでなく、家事・育児力を上げるチャンスといえます。

妻の話を聞いてあげる

妻の話を聞くといっても、具体的な質問から会話を始めるのがコツ。「今日はどうだった?」と聞くよりも、「(赤ちゃんは)たくさん寝てくれた?」「少しは休めた?」などといった質問の方が妻も答えやすく、話が続きやすくなります。

ここで避けたい行動は、「ふーん」で会話を終えてしまったり、良い言葉が言い返せないため、黙ってしまうことです。せっかく夫からの質問に答えたのにそんな対応では「無視された」、「興味がないのか」などと誤解される可能性も。せめて「どうしたらいいだろう」、「また考えてみよう」などと、言葉に出すだけでも印象は変わります。

また、話を聞いたら、「頑張ってるね」、「大変だったね」、「お疲れさま」などと、ねぎらいの言葉をかけることで、妻の方もはげみになるはず。

産後、妻が心得るべきこととは

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妻の場合、家事に加えて慣れない育児にいっぱいいっぱいになってしまい、夫にやつあたりしてしまったり、対応がおざなりになることも。産後のホルモンバランスの乱れといった身体的な要因もありますが、できるだけ安定した気持ちで生活をすることが課題になってきます。そのために、妻は以下のことを心がけ、実践しておきたいところです。

1日の報告をする

赤ちゃんの様子、愚痴などは、自分の中に押し殺して溜め込むよりも日々話しておくと良いでしょう。その中で、赤ちゃんに関する成長や発見など、小さなことでもポジティブな内容を伝えるようにすると、日中に赤ちゃんの様子を見ることができない夫も興味を持って耳を傾けるはず。夫の方も、日々の赤ちゃんの様子を報告してもらえることで、休日の育児もしやすくなるのでは?

頼りにしていることを表す

夫が帰ってくると、すぐに赤ちゃんの様子や大変だったことを伝えたくなるママも多いのではないでしょうか。その日の出来事や愚痴を言うこと自体はいいのですが、その前に「帰ってきてくれて安心した!」、「今日は帰りが早くて嬉しい!」などといった、夫を頼りにしているという気持ちを表現すると良いでしょう。一方的に自分の話をするのではなく、相手の気持ちを考えるのは大切なことです。

朝はできるだけ穏やかに

朝は、赤ちゃんのお目覚めに加えて夫の出勤準備などと特にバタバタしやすい時間帯。さらに、寝起きの状態だとイライラしやすいため、つい感情を爆発させてしまうママも多いのではないでしょうか。

しかし、そこで揉め事が起きても、夫もそのまま家を飛び出す形で仕事に行く形となり、ママの方も嫌な気分のまま赤ちゃんと向き合う1日を過ごさなければなりません。ママの方は、「解決しないまま仕事に行った」と、パパに対しての嫌悪感が増してしまうことになり、パパの方も朝の出来事を理由に「家に帰りたくない」と感じてしまうことになります。

朝は感情的になっても、夫にも妻にとってもいいことは何ひとつなく、お互いが嫌な気分になり、デメリットばかりであるということを意識しておきたいところ。「朝はできるだけ穏やかに」を心がけておきましょう。

まとめ

夫にも妻にも原因がある「産後クライシス」。原因そのものを改善するのは難しいものの、夫婦間できちんとコミュニケーションをはかること、お互いの立場や状況を理解し合い、それを示すことで夫婦関係の悪化を防ぐことはできそうです。産後のセックスやコミュニケーションは一方的にならないこと、諦めないことも大切。できることから、実践してみてはいかがでしょうか。

【医師監修】悪い夫婦仲を改善するコツとは?5つの仲直り方法

http://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/304

夫婦仲を改善する方法が分からず、きっかけを探している最中ですか?風水の本を熟読したり、カウンセリングを受けたり・・・。結婚して長く一緒にいると、色々ありますよね。大好きで結婚した夫と末永く一緒にいたい。子供のためにも妻と離婚はしたくない・・・。夫婦仲の悪化原因と改善するきっかけ、方法をご紹介します。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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