教育
2021年01月30日 09:00 更新
【3択クイズ】大人になるとどうして背がのびないの?『科学の教養365』Vol.8
宇宙や自然、体の仕組みなど、子どもから科学の質問をされて即答できなかった経験、ありませんか? そんなママにおすすめな書籍が、『1日1ページで身につく イラストでわかる 科学の教養365』(SBクリエイティブ)。この連載では、本書から抜粋した科学のギモンを短期集中でご紹介します。
【3択クイズ】大人になるとどうして背がのびないの?
これがヒミツ!
骨は細胞が出した成分
生きもののからだは、細胞という小さな部品が集まってできています。骨は骨芽細胞という細胞が出した成分でできており、この細胞のはたらきによって成長します。
骨のはしで新しい骨がつくられる
赤ちゃんの骨は、すべてやわらかい軟骨です。その後、歳をとるにつれて、軟骨は骨に変わりますが、骨のはしの軟骨だけは残ります。ここで新しく軟骨がつくられ、骨芽細胞によって骨に変えられます。
大人になると骨になる軟骨がなくなる
軟骨をつくる速さが骨に変えられる速さより速ければ、骨が大きくなって背がのびます。しかし、そのうち軟骨をつくるのが間に合わなくなり、すべての軟骨が骨に変えられ、背がのびなくなるのです。
書籍『1日1ページで身につく イラストでわかる 科学の教養365』について
子どもの好奇心と探求心を育て、パパやママといった大人も楽しめる1冊。身近な科学のギモンを「食べ物」「生き物」「宇宙・地球」「からだ」「しぜん」「もののしくみ」「発明」の7つのジャンルに分け、イラストや図解、クイズを用いてわかりやすく解説。1日1ページ読むだけで科学の知識が自然と身につきます。漢字には全部ふりがながふってあるので、読むのが苦手な子でも安心して読むことができますよ。
(文:『1日1ページで身につく イラストでわかる 科学の教養365』(SBクリエイティブ)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)