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自分や相手を大事にしないとき!? 子どもの叱り方7つのポイント

自分や相手を大事にしないとき!? 子どもの叱り方7つのポイント

子どもの叱り方、悩んだことがある人も多いはず。そんなときの叱り方について、心理カウンセラーの中野先生に聞いてみました!


この記事の専門家
中野とも子
産業カウンセラー、文部科学省所轄(財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト。東京都内にて芸術療法(アートセラピー)講師として活動中。アダルトチルドレン、依存症、摂食障害、鬱、PTSDなどの心理相談や虐待によるトラウマの回復などにあたる。
東京世田谷カウンセリングオフィス

こんにちは。心理カウンセラーの中野とも子です。今回は「子どもの叱り方」。最近の子育ての風潮として、「子どもは褒めて育てましょう」というのがクローズアップされていますね。確かに、うんと褒めて認めてあげることは良いことです。しかし子どもの行動を何から何まで甘やかしていては、社会性は育ちません。一方で叱ってばかりでも、自主性が無くなってしまいます。ではのびのびした感性を潰さずに叱るポイントは何でしょう。

まず、子どもを「きちんと叱るべき時」を親自体が自覚することが大切です。親の指針なく叱られている子は自然と「自分のすることは間違っている」と思うようになり、 自分でなにも決められない人になってしまいます。

子どもを叱るべきタイミングのは、基本「人(自分、相手)を大事にしないとき」です。

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■子どもの叱り方7つのポイント

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1・叱るときは真剣に

大切なのは親が真剣であることです。何かをしながら、とか話をしている時の片手間で、などは論外です。また、優しく笑顔で「ダメよ」などといっても子供には全く響きません。

なぜなら、コミュニケーションをとる際、実際に影響をあたえているのは見た感じや声のトーン、相手から発せられるエネルギーなどの「非言語」のコミュニケーションです。言葉そのものの影響力は全体のたったの7%と言われています。たった7%の影響力しかない言語を理解させるために真剣に向き合うのです。

2歳~3歳くらいの子や言葉の発育がゆっくりの子には、2語文や3語文くらいの短い言葉で伝えるとよいと思います。4歳~5歳の子や言葉の発育が早い子には、「どうしていけないのか」をわかりやすく説明してあげること。ただし長々としたお説教は子どもの集中力が途絶えてしまうので、パッと終わるように心がけましょう。

2・「できないこと」を叱らない

食べ物をこぼした、着替えが早くできないなどは、子どもの発達の問題で、その子の非ではありません。子どもを叱るより、食事の時にテレビがついていないか?生活習慣が乱れて早く起きられないのではなか?など、環境を整えることに注意しましょう。

3・暴力的に叱らない

大声で怒鳴ることや、体罰はいけません。大声や体罰は子どもに恐怖を与え、怯えさせるだけです。

万が一、体罰の手段を取らざるをえない時は、子どもが「自分や他者へ命に関わるような危険なこと」した場合など、重度な過ちのみに限定するべきです。

4・感情的にならない

突発的に叱ってしまう場合、大体は親が感情的になっているときです。「叱る」のと「怒る」ことを混同しては子どももなぜ叱られているのか理解できません。また、感情任せに「あなたは何をやってもダメね」などと子どもの人格否定をしないこと。大切な親に人格否定をされて自己肯定感が育つはずがありません。

親が感情的に叱るときは疲弊してイライラしている、または別の問題で頭がいっぱいになっている、などたいていは余裕のないときです。冷静・穏やかでいられるようにしましょう。

5・大勢の前で叱らない

自我の目覚めた年齢の子供は小さいなりにも誇りがあります。大勢の前で恥をかいてしまったことが印象に強く残り、なぜ叱られたのかがわからなくなってしまいますので配慮が必要です。

6・よその子も叱ろう

わが子だけが良ければよいのではありません。よその子も間違ったことをした時は、注意するようにしましょう。子どもは大人の矛盾や狡さを敏感に感じ取っています。教育方針は各家庭で違っても、子どものことを想う気持ち共通であればきっと通じるはずです。

7・フォローする

叱りっぱなしにせず、叱った後には「ママがさっき叱ったのは、○○ちゃんが大事だからだよ」「わかってくれてありがとう」など、しっかりフォローを入れること。子どもが失敗を糧に成長できるように導きましょう。

■まとめ

いかがでしたか? 褒めることと叱ること、どちらも子どもの幸せを願う気持ちは同じです。上手に褒めて時には叱る。叱るときはその場で短く真剣に。叱ったあとは、いつまでも引きずらずに、さっぱりと。
叱っているときこそ、子どもへの愛情が伝わるように行動することで、子ども自身が「守られている」「愛されている」と感じられるように、配慮しましょう。

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