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2021年06月17日 07:15 更新

防災グッズも定期的な点検と見直しを! 日常的にも使えるオススメアイテム

災害に備え、防災グッズは用意したけれど、肝心なチェックは非常食の期限だけ……なんてことになっていませんか? 防災グッズは食料や水だけでなく、他のものに関しても点検や見直しが必要なんです! そこで今回は、我が家が実践している防災グッズの点検と見直し、さらにオススメしたいアイテムについてもいくつかご紹介したいと思います。

こんにちは。ankoです。

先日、非常食兼普段食べる用でストックしてあるインスタント食品を追加購入したところなのですが、週末の休みにホームセンターへ立ち寄った際、カセットコンロ売り場の見出し(商品説明のPOP)にこんなことが書いてあったんです。

『カセットコンロの点検はお済みですか? カセットコンロの使用期限は10年が目安です』

ガスコンロ

意外と忘れがち⁉ カセットコンロの使用期限

我が家ではキャンプによくカセットコンロを持っていくのですが、まさかカセットコンロにそんな期限があるとは知らず、正直いつ買ったのかすらわからない古いものをずっと使っていたのです。

カセットコンロは、カセットボンベの挿入口に、ガス漏れ防止のためのゴムパッキンがついていて、使用頻度に関わらず年月が経過すると劣化してしまうため、ガス漏れの原因になる恐れがあるんだそうです。

ひょんなことから重大な事実を知ってしまった我が家は、早速新しいカセットコンロを探すことに……。

カセットコンロの有名どころというと、イワタニさんがよく聞く名前ですが、今回我が家が購入したのはこちらのカセットコンロ。

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同じくイワタニさんのこちらのアイテム。
一体何がオススメなのかというと……。

ガスコンロ

しかもこちらはケース付き!

カセットコンロを購入した際、もともと入っていた箱に入れて保管してらっしゃる方も多いと思いますが、そうするとすぐに箱がボロボロになったりしますよね?

しかし、こちらはケースが付いているので収納にも困らず、尚且つこのまま他の防災グッズと一緒にボックスの中に入れてもよし! 車に積んでおいてもかさばりません。

ガスコンロ

使用期限があるのは他にも……⁉

カセットコンロを買い替えてホッとしたのも束の間……。お次はそう、カセットボンベです。

こちらの使用期限の目安は、製造から約7年。ただし、たとえ7年以内であったとしても、保管状況の影響で錆がでていたり、変形や歪みなどがある場合は、劣化が早く進行している可能性があるため、使用しない方がいいんだそうです。

食べ物や水などの賞味期限ばかり気にしてしまいますが、こうしたものは安全性の意味でも点検が必要なんですね。

防災グッズ

続いてチェックしたいのが、この水のいらないシャンプー(ドライシャンプー)。

こちらは非常時、お風呂に入れないことを想定して用意していたものだったのですが、こちらに関しては特に使用期限は明確に設定されていないものの、目安としては未開封で3年です。また、開封後はなるべく早く使いきるようすすめられています。

ちなみに我が家では日常使いしやすいボディシートを防災グッズのひとつに採用。

防災グッズ

非常時だけでなく、夏の暑い日や汗をかいた時にも使えるので、キャンプなどのアウトドアにはもちろん、日常にも取り入れやすいアイテムです。

続いてご紹介するのは、最近主流になりつつある、傷が早く治る絆創膏。

防災グッズ

従来の絆創膏はというと、傷を保護してカサブタを作って治す「ドライヒーリング療法」が一般的だったのですが、今はカサブタを作らずに傷を治す「モイストヒーリング療法(湿潤療法)」が注目されており、こうした類の商品が多数出ているんです。

非常時、どこでどんなことに巻き込まれるかは誰しも想像がつかないことですよね。

怪我をしたことを想定して買っておいたはいいものの、避難バッグの中に入れておいて、いざ箱を見てみると期限切れ……なんてことになってしまう場合もあるかもしれません。メーカーにもよりますが、箱裏などに品質保持の期限が記載されています。

防災グッズ

とはいえ、絆創膏は使おうと思って消費できるものではないので、そうした部分も踏まえて検討する必要がありそうです。

処分する前にちょっと待って! 季節に合わせた見直しを

台風などの自然災害は、ある程度の時期が決まっている場合も多いですが、地震などはそうはいきません。暑い夏の日に起きるかもしれませんし、真逆の寒い時期かもしれませんよね。

そこで次にご紹介するのは、寒い時期に備えた防災グッズです。

防災グッズといっても専用のものではなく、実は我が家では、着なくなったダウンや上着などを非常用として車の中などに置いているんです。

防災グッズ

年末や季節の変わり目など、大掃除のついでに着ない服などを処分したり、リサイクルに出したりする方もいらっしゃるかと思います。けれども、手放す前にちょっと考えてみてください。

すぐサイズアウトしてしまう子供の上着を非常用で用意しておいた場合、いざ非常時に着ようと思ったときには小さくて着れなかった……なんてこともあると思います。でも大人用の上着であれば、よほど体格が変わったりしない限りは使えるはず。そういったとき、デザインが古くて着なくなった大人の上着などを非常時用にとっておくと、着る物や羽織る物がないときはあると助かりますよ。

我が家では、100均の衣類圧縮袋にそうした衣類を入れて、冬場などの時期は非常用として置いています。

防災グッズ

寒い時期に限らず、ちょっとした着替えなどをこのようにして圧縮して、車に積んでいてもいいかもしれません。

防災グッズ

まとめ

いかがでしたか?

いつどんな形で、どんなことが起きるかわからないですし、どんなものが必要になってくるかも正直なところ想像でしかありません。

ただ、実際に経験した方々の声というのは、リアルな現場での叫びでもあります。

過去の経験を『過去のもの』としてしまうのではなく、そうした経験をもとに何が自分たちにとって必要かをそれぞれが考えなければいけませんね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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