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【医師監修】帝王切開でも立ち合い出産はできる?メリット・デメリットと注意点

【医師監修】帝王切開でも立ち合い出産はできる?メリット・デメリットと注意点

初めての出産ならなおさら、パパに立ち会ってほしいという想いは強いもの。でも逆子などの理由で帝王切開を進められる場合もあります。帝王切開は立ち合い出産できるのでしょうか。メリット、デメリット、注意点についてみていくことにしましょう。


この記事の監修ドクター
女性のトータルライフをお任せいただけるような診療を目指し、
女性のライフサイクルを応援します。
藤東クリニック 藤東淳也先生
https://fujito.clinic

帝王切開でも立ち合い出産はできる?

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逆子、多胎妊娠、巨大児、前置胎盤、母体の病気などの理由から妊娠36~37週頃の健診の結果により帝王切開になる場合があります。また、普通分娩を予定していてもママや赤ちゃんの体に異常が起こり、急いで赤ちゃんを摘出しなくてはならなかった場合には緊急帝王切開になる事があります。そこで気になるのが帝王切開でも立ち合い出産ができるのかということです。

帝王切開の立ち合いは、病院や先生の考え方によって、できる病院とできない病院があるのが現状です。立会い可能の病院でも腹部から下はカーテンで仕切り、開腹部分は見られないようにするところもあります。また、立ち合いの人数が制限されていて夫以外はできないというところもありますので、どうしても立ち合いを希望する場合には立ち合いできる病院を選ぶようにしたり、事前に確認を取るようにしましょう。

帝王切開で立ち合うことのメリットとは?

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立ち合い出産をすることで、夫婦の絆を深めたり、赤ちゃん誕生の喜びを夫婦で分かち合うことができます。では帝王切開での立ち合い出産にはどんなメリットがあるのでしょうか。みていくことにしましょう。

立ち合い出産のメリットについて

生命誕生の瞬間を目の当たりにする感動は、なにものにも変えがたいものです。実際、立ち会ってよかったというパパや立ち会ってもらってよかったというママは増えています。

女性は、妊娠し徐々にお腹が膨らむことで母性が湧き、母親になるという自覚は早い段階で備わっています。さらにお産を経験することでさらに赤ちゃんへの愛情が湧きます。しかし男性は、赤ちゃんを抱いていてもまだ父親になったという実感が湧かず、実際は子育てし、子どもとかかわっていく中で子どもに愛着が湧き父親になっていきます。

しかし立ち合い出産を経験することで、男性も「父性」の発達を促す効果が持て、早くからパパとしての実感を持つことができます。さらには一生懸命産んでくれたママへの感謝と生命誕生の喜びを共に分かち合え、その後の子育てにもママ任せにせず当事者として責任を分担してくれるようになります。

またママ自身も、不安の中で自分1人で出産するよりも近くでパパが見守り励ましてくれることで安心してお産に挑めるということもあります。立ち合い出産を経験することは、赤ちゃんが夫婦の絆をより深めてくれ、これからの育児を夫婦力を合わせて頑張っていこうと想いを強くするものだと言えるでしょう。

帝王切開だからこそのメリットとは?

帝王切開は、お産でありながら「手術」です。ですから出産日の予定が事前にわかっており予定が立てやすいというメリットがあります。また、帝王切開は事前に分かっている場合と普通分娩を予定していたにも関わらず緊急で帝王切開になることがあります。

でも手術だからこそ、緊急手術になったからこそパパの立会いが必要なのです。先ほども述べたように、帝王切開も普通分娩も同じお産で命が誕生する瞬間です。父親としての自覚を促す効果や誕生の喜びを夫婦で分かち合うことは大切です。さらに帝王切開の麻酔は腰椎麻酔で、腰から下の痛覚を麻痺させるものなので手術ですがママの意識はあります。

当然、手術中の様子も全部わかってしまいます。さらには、ライトで照らされてお腹の様子がみえたという方もいます。帝王切開は意識があるからこそ、ママにとって手術中は怖く、不安なのです。お産は何よりもママがリラックスして挑むことが大切です。大きな不安に襲われることはよくありません。手術室に信頼できる相手、パパがいてくれるだけで不思議と精神は落ち着き安心できるものなのです。

立ち合い出産のデメリットとは?

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出産に夫が立ち会うことについては、夫婦によって、出産や子育てへの意識が違いますのでどちらが良いとは言えません。ただ女性の多くは立ち合い出産を望み、自分が頑張って我が子を産む姿をみてほしい、誕生する瞬間を一緒に迎えたい、側に居て励ましてほしい、父親としての自覚を持ってほしいなどと思うようです。

男性は妻に言われたし、まあ立ち合おうという考えの方が多いのですが、男性にお願いした時、少しためらった様子がみえた場合には立ち合いをすべきかどうか検討する必要があります。
帝王切開はお腹を切って赤ちゃんを誕生させます。お腹を切っているところをみたり、血を見ることが苦手な方の場合は立ち合いには向きません。冷汗が止まらなくなった方や倒れてしまうパパもいます。倒れてしまっては病院側に迷惑をかけてしまいます。

また、出産シーンをみることで女性としてみれなくなるケースもあります。女性は痛みに耐えながら懸命に出産します。しかし、その姿をみて引いてしまうパパもいるのです。例えば恥ずかしがる女性に性的に燃えるというタイプの男性はその後セックスレスになったというケースも少なくありません。夫の性の嗜好を妻が見極めることも大切です。

男性は女性よりある意味ロマンチストで繊細です。帝王切開に限らず、お産で立ち合いをする場合には、色々なデメリットも検討しながら立ち合うかどうか夫婦でよく話し合って決めてください。

立ち合い出産の注意点と心構え

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さて立ち合い出産当日。パパもママも緊張です。早く我が子に会いたい。でも待ってください。ママの側でつったって赤ちゃんの誕生を待つだけでは立ち会い出産とはいえません。立ち合い出産をする場合には、父親としての心構えと注意点があります。そんなことが必要なのでしょうか。詳しい内容をみていくことにしましょう。

衛生面には十分注意して

手術操作は滅菌空間で行うものです。帝王切開での立ち合いには清潔な身体、服装で来院し、専用の帽子や服を着用して、手術前には十分な手洗いが必要です。決して仕事着や作業着で来るというようなことは避けてください。感染は命にかかわることです。清潔を守ることは、ママの命も赤ちゃんの命も守ることにつながるのです。ただし、緊急帝王切開になった場合には、慌ててしまって手洗いがおろそかになってしまったり、手術の清潔や安全保持が守られず立ち合いができない病院もありますので確認をしましょう。

イベント感覚の立ち合いはダメ!

現代は医学が進歩して赤ちゃんは元気に産まれてくるのが当たり前と思いがちです。昔は現代ほど医療が発達しておらず、赤ちゃんが無事に生まれ、育つことが多くなかったため、赤ちゃんが無事に生まれ育つことが何よりも喜びであり、その喜びを祝い感謝する行事がたくさんあるのはそのためです。出産は今でも命がけで、ママも赤ちゃんも危険と隣り合わせです。

最近は、お産というと立ち合い出産をして、ビデオ撮影して・・・。となんだかイベント感覚で楽しみにしている方も多いようです。また、逆にただ側にいるだけというパパの姿も・・・。もちろん我が子の誕生を楽しみにすることや、妻が立ち合ってほしいと願い、その希望を叶えようと立ち合うことは悪いことではありません。でもそもそもお産とは、我が子との出会いの瞬間であり、ひときわ特別なものなのです。この瞬間に立ち合うということは、パパにも覚悟が必要なのです。

ですから立ち合い出産には、事前の学習が必要です。妊娠に対する正しい知識と認識、妊娠中の合併症を予防するためのサポートとケア、分娩への正しい理解をパパには深めてほしいと思います。具体的には帝王切開でも後陣痛がありこの痛みはとても強いのでサポートが必要です。また普通分娩からの移行もありますので呼吸をうまくリードしたり、痛みを軽くするために腰をさすったり、水を持ってきたりと、分娩をサポートするために付きそうのが、本当の意味での立会い出産だといえるでしょう。

そういった意味では、立ち会い出産とは、産まれてくる瞬間に立ち合うことだけではなく、妊娠中から始まっていて、パパがママと赤ちゃんを想い勉強し、協力、寄り添うことが本当の意味での立ち合い出産といえるのではないでしょうか。

出産は夫婦の共同作業であることを理解しよう

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立ち合い出産をしたからといって、いいお産ができたというものではありません。妊娠中からのパパのサポートがとても大切なのです。特に初めてのお産はママも不安でいっぱい。その緊張をほどいてあげることができるのがパパです。でもどんなことをしたらよいのか分らないパパも多いはず。

例えば一緒に健診に行く、重い荷物を持ってあげる、リフレッシュや気分転換できるよう出かける、マッサージをしてあげる、妊娠出産本を読む、家事を代わりに行うなどパパ自身がママの気持ちに寄り添うことこそが大切なのです。また、ママもして欲しい、協力して欲しいことがあれば、言葉にして伝えましょう。男性は、はっきり言わないとわからないものです。

素直にお願いすることで意外とすんなり引き受けてくれることでしょう。立ち合いをするかどうかどのように出産するのかは2人で決めることです。立ち合わなかったから駄目な父親というのでは決してありません。出産は、夫婦で協力して行うもので、それまでのプロセスが大切なのです。妊娠が分かったその日から夫婦が手と手を取り合って協力することで誕生した赤ちゃんの育児にも2人で真正面から向き合うことができるのです。

まとめ

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帝王切開の件数は昔に比べると増加傾向にあります。これは帝王切開や傷跡治療などの医療技術の進歩により赤ちゃんの安全性を重視した出産をする為の手術が可能となってきたといえるでしょう。このことは今後ますます帝王切開での出産が増えるということが予想されます。よって帝王切開での出産でも立ち合いできる病院は今後増えてくることでしょう。普通分娩も帝王切開も赤ちゃんが誕生する奇跡の瞬間です。出産に立ち合うかどうかが重要なのではなく、出産までのプロセスを夫婦2人でどのように過ごしてきたかが大切です。夫婦2人で赤ちゃんの誕生を心待ちにし、その奇跡の瞬間を喜びあえるといいですね。

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