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2020年10月24日 11:00 更新

リビングの居心地が悪い!? おうち時間が増えた今、見直したい3つのこと

本来であれば、落ち着いて過ごすためのリビング。でもなんだか落ち着かない。その理由は、環境が整っていないのが原因です。今回の記事では、すでにお家にあるグッズを使ってお手軽に環境を変え、リビングテーブルまわりをスッキリ整える方法をお伝えします。自宅でホッとおちついて過ごすことができるようになりますよ。

こんにちは! (株)おうちデトックス 整理収納アドバイザーの成島りさです。

本来であれば、落ち着いて過ごしたいリビング。
でも、家の中で家族みんなが過ごすから、ものも多い。
いつも何かしら片付けていてなんだか居心地が悪く、バタバタした一日になってしまう……。
一体いつになったらリビングでゆっくり休息できるの!?

そんなときに見直したい方法をお伝えします。
特におうち時間が増えている今、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

おうちでリラックスできない2つの理由

例えばホテルのラウンジであれば、優雅な雰囲気でゆっくりお茶が飲めるのに、家だとなぜかそうはいかない。

実は、おうちでリラックスできない理由は2つあります。
1つ目は、ホテルやモデルルームと比較して、家の中の誘惑が多いこと。
2つ目は、リラックスできる環境が整っていないことです。

実際におうちのリビングで過ごそうとすると、テレビがいつでも付けられる環境であったり、お子さんの大事な書類が目に入ったり、リラックスするよりも他のことに気が取られてしまう環境になってしまいます。

ホテルと同等のようにリラックスするためには、長時間座り続けても疲れないような環境や、自分がテキパキ動かなくても必要なものがすぐ近くにある環境をおうちでも整えることが重要です。

コストを掛ければいくらでも環境を変えることは可能ですが、今回はあえてなるべくお金を掛けずに環境を整えるポイントをお伝えします。

今見直すべき! リビングを快適にするためのポイント3つ

①家族共通の「使うものセット」を作ろう

成島りさ自宅リビングで使うものセット

せっかくゆっくり過ごせそう……と思ったのに、必要な場所に必要なものがないと、結局探しものに時間を費やすことになります。なので、家族全員が共通して使うものをひとまとめにして置いておく仕組みを作ることも大切になってきます。

実際に私の家では、ファイルボックスに100円ショップの文具入れをまとめたセットを使っています。

成島りさ自宅リビングで使うものセットの中身

この中に文房具やノート、学習用のマイク・イヤフォンをひとまとめにしておき、いつでもリビングでやろうとしたことがサッと始められるようにセットしておきます。 

セットには少数精鋭かつ替え芯も入れておく

ここでセットを作るときのコツは、少数精鋭にすること。

例えば家にはたくさんペンがあるご家庭が多い思いますが、結局たくさんあってもその中から使いやすいものを探してそればかり使っていることが多いはず。その探す時間もなくし、ササっと使えるようにするには、使いやすいものだけをセットにいれてください。

また、その精鋭の替え芯も入れておくことをオススメします。
「使おうと思ったときに、その場ですぐに使える状態にしておく」ことが何より大事です。

替え芯を他の場所に置いている場合は、
後で替えようと思っていてそのまま
→使うときに使えない
→違うペンを増やす
ことになり、結局このセットが少数精鋭でなくなってしまい、結果どんどん使えないペンが増えていくのです。

②家族のTODOリストを壁に貼ろう

成島りさ自宅リビングTODOリスト

「今日は本を読みながら、紅茶でも飲んでゆっくりしよう……」
そう思ったのに、テーブルの上に子どもの資料や提出しなければならない書類、あとで確認しなければならない書類がたくさん置いてあると、まったく落ち着くことができません。

そんなときにオススメなのが家族のTODOリストを壁に作っておくこと。
私の家の場合は「マスキングテープ」と「付箋」で壁に穴をあけずにリストを作っています。

提出物や確認することをざっくり付箋に書いて、達成したら壁から剥がす……という感じで使います。
必ずやることを見えるようにルール化しておくと、頭の片隅にある「いつかやらなきゃな……」というだらだら思考からも抜け出すことができます。

マスキングテープであれば貼って剥がせるため、賃貸の物件でも復旧可能ですし、わざわざホワイトボードなどを用意しなくても済みますよ。

マスキングテープを使う時、ココに注意!

マスキングテープのカラーは、モノトーンを選ぶと空間から浮かなくなります。
また、貼っただけだと寂しいなと感じた時には、写真のようにペンで枠を書いたりタイトルを付けるだけで、ランクアップしますよ♪

リストに見えない家事を書いておくと◎

リストには、見えない家事も書いておくと、わざわざ「あれやって!これやって!」「言う前に気づいてやってよ」ということも減るかもしれませんね。

③クッションを活用しよう

成島りさ自宅リビングクッション

最後に環境面から。
家でリラックスするには、長時間座っていても疲れにくい環境を作ることが大切です。

お家に置いてあるソファやチェアなどを今すぐに買い替えることは難しいですが、クッションを使うことで、長時間座っても疲れない環境を作ることは可能です。

椅子の背もたれにクッションを置いて、背筋が自然とまっすぐになる位置に腰かけると腰痛も軽減できますよ♪ 私の家の場合、背もたれにクッションを2つ置いています。そうすると、長時間座っていても疲れにくい体勢となり、ゆったりくつろげます。

ついつい見過ぎてしまう○○○にも要注意!

Lazy dummy

ついついリビングにいると、何か物足りなくてテレビを付けてしまう……という方もいるのでは? 
一度テレビを付けてしまうと、そこからだらだら時間が流れてしまうので、リラックスをする際はテレビが視界に入らない配置(もしくはテレビが背中側に来るように椅子を配置する)のがオススメです。

またスマートフォンも、SNSやゲームアプリなどは、最初のホーム画面に置いておかないなど、開くのが少し面倒な状態にしておきましょう。

まとめ

今回の記事では、リビングでリラックスできる時間を過ごすため、お部屋環境を整えるポイント3つとして、
①自分が動かなくてすむ環境
②TODOリストを活かした環境
③長時間座っても疲れにくい環境
をご紹介しました。

リラックスできないと思ったら、できる範囲で自宅の環境を変えていきましょう!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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