吸・放湿量が珪藻土の約5倍! 水筒の乾燥は「ECOCARAT」にお任せ
水筒は繰り返し使えてエコな反面、洗った後に乾きにくいのが難点。毎日使う場合でも、片付ける場合でも、しっかり乾かしたいのになかなかそうもいきません。特に湿気の多い季節には水筒の衛生面も気になるので、乾かすのを助けてくれる便利なアイテムを使ってすっきりしましょう♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
子どもや自分用に水筒を活用している人は多いと思います。特に暑い季節になると、水分補給は体調管理の面でもとても大切なので、保育園・幼稚園や学校でも、水筒を毎日持参する場合も多いですよね。
子どもが小さい頃は、公園やお散歩にも持たせ、そのうち家でも水筒を使っていました。保冷機能の付いた水筒は、子どもが飲みたがるたびにすぐに自分で飲むこともでき、乳児を抱えていてその都度キッチンに取りに行くこともままならないようなときにはとても重宝したものです。
水筒は、ペットボトルとは違い何度も洗って繰り返し使えるのが良いところですが、この手間が意外とストレスになることも……。我が家は、全員使うようなときは6本もの水筒を洗って乾かします。使用後は、使った人数分の水筒がキッチンの場所を陣取っている状態でとても邪魔! 毎日使うような季節は、これが毎日続くのでちょっとうんざり(苦笑)
それよりももっとストレスになるのは、早く片づけたいのに乾かなくて片付けられないことや、ひと晩経ったのに乾いていないとき。シッカリ乾かないままだと衛生的にも心配です。湿気の多い梅雨時などは、雑菌の繁殖しやすい季節でもあるので、特に心配……。乾くまで待っていたら、次の日に子どもに持たせられない、なんてことも起こります。
これ以上水筒が増えるのも困るので、早く乾かせてくれるお助けアイテムがあると助かる! と思っていたところで、いいものを見つけました。
「ECOCARAT(エコカラット)」ってなに?
「ECOCARAT(エコカラット) ボトル乾燥スティック」は、洗った後の水筒の中に残る水滴を素早く乾かしてくれるアイテム! まさに私が求めていたものです。形状は細長いスティック状になっています。
■サイズ:約27×226×11mm
■素材:本体/多孔質セラミックス、カバー/シリコーンゴム
■耐熱温度:200℃
大きく書いてある「ECOCARAT」の文字。エコカラットは主に建築資材として壁材として使われている素材です。材料である多孔質セラミックスは、内部に多数の気孔(穴)があり、その気孔に湿気やニオイが吸着することによって、空気中の湿度の調整や清浄化をしてくれる優れもの。
建築資材として
■「調湿建材」
(一社)日本建材・住宅設備産業協会より登録を取得。
■「室内空気中の揮発性有機化合物低減技術(建材)」
ホルムアルデヒドの低減効果について(一財)日本建築センターより審査証明を取得。
■「レッド・ドット賞」
ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター主催の国際的なデザイン賞「レッド・ドット賞」において、最優秀デザイン賞である「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞。
このすごいエコカラットは建築材料・住宅用設備機器最大手メーカーLIXILが開発した素材です。
無数の穴があって、湿度を調整するものといえば「珪藻土」が有名です。エコカラットは吸・放湿量が珪藻土の約5倍だというから驚きです。
開発したLIXILでの試験結果では、このような結果となったそうです。我が家でも珪藻土のバスマットなど使っていますが、その吸水力で驚愕したくらいなのに、エコカラットはさらにすごいというわけです。
シリコーンゴムのカバーを外したボトル乾燥スティックです。ECOCARATの刻印があります。触った感触は、多少のざらつきはあるものの珪藻土と比べると見た目も感触もサラッとしています。表と裏とでは少し表情が違い、こちらは光沢があります。
試しに水を落としてみると‥‥‥あら? 水滴がきれいにできました。珪藻土の5倍の吸水力を想像していたのですが、むしろ染み込みません。傾けると水が流れ落ちていきました。指で水をなぞると、うっすら色が変わり、しばらくすると触っても乾いた状態に。
調べてみると、エコカラットは表面は「超微細構造層」となっており、内部に多孔質層があるよう作られていて、細かい粒子の湿気やニオイの原因物質のみを通すようになっているのだそうです。なので、粒子の大きな水や汚れは通りにくい構造となっているわけです。実はこれがエコカラットのすごいところで、吸湿するのに水拭きできてお手入れしやすい素材となるわけ。
ちなみにボトル乾燥スティックとしてはあまり関係ないかもしれませんが、エコカラットはシックハウス症候群の原因となる有害物質も吸着・低減してくれる機能があるそうです。すごいですね!
試験データによると、水筒を逆さにした場合に比べ、ボトル乾燥スティックを使用した場合は乾くのに半分以下の時間しかかかっていません! 梅雨時や冬場は、いくら待っても乾かないときがあるので、そんなときこそボトル乾燥スティックの力が期待できそうです。
使い方は、洗った後に水を切ってからボトル乾燥スティックを差し込んで置くだけ。細長い形なので、入れやすいです。
手が届きにくい底の方の乾燥にはぴったり。確かに乾くのが早い気がしました。他の水筒も並べて乾かしてみましたが、ボトル乾燥スティックを入れた方が先に乾きました。ただ、大きさや素材も違う水筒だったので、その違いは明確ではありません。
同じ条件になるように、同時に同じガラス瓶で試してみました。洗って水をよく切ってから、逆さまにした瓶とボトル乾燥スティックをさし込んだものとでは、45分後にはボトル乾燥スティックをさし込んだ方が水滴が1つに。さらに30分後にはすでに乾いていましたが、逆さまにした瓶の方はまだ水滴がいくつも残っている状態となりました。確かに乾く時間に差がでました!
「ボトル乾燥スティック」の使いやすいポイント
エコカラットのすごさはわかりましたが、それ自体は壁材として開発されたものなので、水筒に使うには使いやすいとは言えません。ボトル乾燥スティックはエコカラットを使いやすくなるよう工夫されています。
割れ防止カバー
エコカラットの弱点は、割れやすい点。そのまま使うには、欠けたり割れたりする心配があります。そこで、割れるのを防ぐために端全体を守るカバーが付けられています。
このカバーは柔らかいシリコーンゴムでできているので、取り外しが簡単にできます。取るとちょっと小さくなりますが、付けるときは引っ張ってはめ込むのでフィットします。
柔らかフック
カバーには丸いフックが付いています。こちらも柔らかいシリコーンゴムでできているので、曲げたりひねったりできます。
このフックがあるおかげで、水筒に入れるのもしやすく、取り出すときもフックをつまんで出しやすくなります。水筒に当たるときも柔らかいので、お互い傷をつけることがありません。
また、フックがあるので吊り下げることが可能。穴も大きめなので、かけやすいです。
くり返し使える
エコカラットは吸湿しますが、放湿もできる素材です。水筒が乾いて、ボトル乾燥スティックに湿気がたっぷり入っても、乾かしておけば、放湿して何度でも使うことができます。繰り返し使えるので、とってもエコな商品。毎日使いたいアイテムなので助かります。
「ボトル乾燥スティック」の使用上の注意
■割れやすいので取り扱いにご注意ください。
■材質の性格上、微量の粉が出る場合がありますが、人体には影響ありません。
■焼き物の為、色ムラ・斑点・細かな欠けや傷・若干の反りがあります。
■シリコーンゴムは裂けやすいので、硬いもので傷をつけないようご注意ください。
■本来の用途以外でのご使用はおやめください。
■万一商品に欠陥がございましたら、お取替えいたします。
割れ物なので、優しく取り扱う必要があります。実は届いたときにひびがあり、カバーを外したらこの状態。連絡が取れたら、その日のうちに受け取りしてもらえ、改めて送り直していただけました。割れ物なので、こういったことがあるのはある意味仕方のないことですが、きちんとした対応で、すぐに交換してもらえて安心です♪
「ボトル乾燥スティック」のお手入れ方法
■使用後は、風通しの良い所で充分乾燥させてください。
■部分的なシミがついた時は、綿棒に塩素系漂白剤をつけて拭き取った後、よくすすいでから充分乾燥させてください。
■特にひどい汚れの場合は、薄めた中性洗剤に一晩浸け置いた後、よくすすいでから充分乾燥させてください。
■濡れた雑巾・砂消しゴム・キッチン用の硬いスポンジ・金たわし・磨き粉では洗わないでください。汚れや傷がひどくなる場合があります。
エコカラットは水ふきができる素材。汚れを取ることができることは、続けて使うためには必要な条件ですよね。部分的な汚れには綿棒でピンポイントに、全体的な汚れには浸け置きができるなんてお手入れしやすいですね。
気兼ねなくすすいで、しっかり乾燥させる。これで気持ちよく、繰り返し使えます。シリコンカバーは取り外しできるので、洗いやすさも◎。こういう細やかな使いやすさが、普段使いしたいと思えるかどうかにつながります。
まとめ
なかなか隅まで乾かなくて困る水筒ですが「エコカラット ボトル乾燥スティック」を使えば約半分の時間ですっきり。多孔質セラミックスでできたエコカラットは、内部に気孔が多数あり、そこに湿気を吸着・放湿する性質の素材です。その力は珪藻土の約5倍という驚きのパワー! しかも、表面は超微細構造になっているため、水や汚れを吸収しにくく、水拭きやすすぐことも可能なのでお手入れしやすいです。吸着した湿気は放湿もできるので、使用後しっかり乾燥させればくり返し何度も使うことができます。
エコカラット自体は割れやすい素材のため、ボトル乾燥スティックはシリコーンゴムのカバーで割れ防止、使いやすさを加えてあります。水筒を乾かす時間の短縮で、片付けが早くできたり、毎日使うようなときでも安心して使えます。
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