親子ですぐできる! 長い春休み、おうちで気分よく過ごすためのアイディア
休校など、イレギュラーな状態が続く2020年の春。不安な気持ちを抱きながら過ごしている方も多いのではないでしょうか。親子時間が多いこの時期、おうちのなかで少しでも気持ちよく過ごすためのアイディアをご紹介したいと思います。
こんにちは、ライフオーガナイザー®︎ 門傳(もんでん)奈々です。
3月から始まった休校、4月の休校延長などで例年よりも長いお休みになった2020年の春。おうちの中で過ごさなくてはいけないストレスで、親も子も疲れきっていませんか。
そんなときは、環境やスケジュールを見直すことでリフレッシュできるかもしれません。
ストレスを感じることは悪いことではない!
親子で、同じ空間で長時間過ごしていると、子どもは外に出られないストレスから大騒ぎ……。大人も在宅仕事や家事がスムーズに行かず、ストレスになりますよね。
でも、ストレスを感じること自体は悪いことではありません。ストレスを感じたときは、少しでもストレスを軽くしてくれる習慣やアイテムを取り入れるチャンスと考えたいもの。ストレスを感じたらやることを決めておくと、うまくストレスを手放すことができるでしょう。
「ストレスを感じたらやることリスト」を準備しておこう
自分だけの「ストレスを感じたらやることリスト」を作ってみましょう。
ポイントは、
・お金をかけなくてもできる
・自分一人でできる
・家の中でできる
を意識することです。
【参考】これが私のリスト
・深呼吸する
・「大丈夫」とつぶやく
・その場から離れる
・ストレッチをする
・コーヒー、ハーブティーを一杯飲む
・掃除をする
・いらないものを捨てる
・外の景色を眺める
・口角を上げる
・花を飾る
・柔らかいものを握りしめる
など……。
ストレス解消にこんなグッズもいいかもしれません。
自分だけの空間づくりに気を配る
イライラしないためにも、子どもと離れて家の中で一人になれる空間があると安心ですね。子どもがテレビを見ている間に、少し別の部屋に移動するだけでも息抜きになるでしょう。
別室に移動することが難しいようなら、自分の体の向きを変えるだけでも、子どもの姿が目に入らなくなり、落ち着くことができます。
アロマを焚いて香りをかぐだけでもホッとできるでしょう。
我が家流! 巣ごもり親子のざっくりルール
2020年の3月頭から、家の中で過ごす時間が増えたわが家の子どもたち。
最初は、きょうだい喧嘩や親子喧嘩が多発してしまいましたが、トライアンドエラーを繰り返し、二週間ほどで、次のようなスケジュールで生活できるようになりました。
参考になればと、我が家で決めた「学習」「お手伝い」「遊び」「生活リズム」についてのルールをご紹介します。
学習
午前10時と午後5時にポイントを絞ったスケジュール
休校に入ってすぐに細かな時間割を作ったのですが、時間割通りに行動させたい私と抵抗するこどもたち……親子で険悪な雰囲気になってしまいました。
そこでスケジュールを細かく設定せず、午前10時と午後5時に的を絞り、その時間は「勉強する時間」と決めました。その時間はテレビも消して、静かな環境にします。子どもも「その時間だけならできるかも……」と机に向かうようになりました。
オンラインコンテンツの活用
自宅で過ごす時間が長い時に助かるのが、オンラインでのつながりや、コンテンツ。我が家でも助けてもらった、学習面に役立つコンテンツをいくつかご紹介します。
臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト):文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm
科学技術系コンテンツや学校の教科のページなど、ボリュームたっぷりで見応えのあるコンテンツが魅力です。新型コロナ対策のマスクの作り方など、生活に役立つコンテンツも充実しています。
おうちで学ぼう!NHK for School
https://www.nhk.or.jp/school/ouchi/
Eテレの番組や動画が学年ごとに紹介されていて、子どもの年齢にあったコンテンツが探しやすいです。
科学技術広報研究会 臨時休校対応特別企画
https://sites.google.com/view/jacst-for-kids/home
なかなか自分で見つけることができないコンテンツが豊富。短いもの、じっくり見るものなど映像の長さも選べるのが魅力。大人も一緒に学べる内容です。
お手伝い
家の中で自分だけが家事をしていると、なんだか取り残されたような気分になりますよね。そこで、簡単な家事は子どもたちにも手伝ってもらうことにしました。
洗濯(たたんで、しまう)
乾いた洗濯物をたたんでしまうところまでを、子ども達にやってもらうことにしました。
・自分のものだけで良い
・毎日やらなくても良い
というルールにすると、子どもの気分が良い日はやってくれます。
料理(下ごしらえ、配膳)
料理は、野菜の皮をむいたり、柔らかいものは切ってもらったりしました。電子レンジ調理器などを使うと簡単なパスタ料理は、子どもたちだけで準備してくれることもありました。
調理はできなくても、お箸を並べたり、お皿を運んだりなど配膳を子どもに手伝ってもらうだけでも助かりますね♪
「名も無い家事」は子どもにお任せ!
普段面倒に感じていた「名も無い家事」を子どもにお願いしました。
・加湿器の水タンクが空になったら水を補充する
・ゴミ箱に袋をセットする
・トイレットペーパーがなくなったらホルダーにセットする
など……子どもたちだって戦力です!
遊び
学用品で遊んでOK!
あまり外出できないので、遊び道具も準備する余裕がありませんでした。
そこで、学期末に持ち帰った「さんすうセット」や「鍵盤ハーモニカ」「コンパス」「クレヨン」「色鉛筆」「絵の具」などの学用品で思いっきり遊ばせてみました。
学校で使うものを家で使うと新鮮な気分で遊べるようで、集中してよく遊びました。
生活リズムづくり
家の中だけで過ごすと、運動不足になるのは目に見えているので、夕方5時の勉強の時間の前に家族で体を動かす時間を設けました。「ラジオ体操」の動画を動画サイトで見ながら、親子で運動をします。
ただやるのも飽きてしまうので、時々「本気でやってみて!」と声をかけて見ました。高学年の長男は面倒臭そうにしていましたが、低学年の長女と年中の次女は、本気でやってくれました。
まとめ
長いお休み中は、「時間があるから何かやらなくては」と焦りがちですが、それでは親も子も疲れてしまいます。
普段学校や習い事で忙しい子どもたちがゆっくり過ごせるのも、このような時期だからこそ。目の前の1日1日を親子で大切に過ごすことで、この先の親子の関係づくりも自然と良くなってくると信じています!
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。