「ニトリ」の食器と「レースペーパー」で! 家族で祝うひな祭り
女の子の健やかな成長を祝うひな祭り。今回はニトリの食器とレースペーパーを使うお手軽なひな祭りのテーブルアイディアをご紹介します。
こんにちは、フラワーデザイナーでフォトスタイリストのはぎわらりえこです。
ひな祭りといえば、「灯りをつけましょぼんぼりに~お花をあげましょ桃の花~♪」と、思わず口ずさんでしまう私ですが、皆さんの家では、お雛さまは飾りましたか?
今回は、女の子の健やかな成長をお祝いする「ひな祭り」のテーブルに、ぜひ活用していただきたいアイテムをご紹介します。
使うのは、おなじみの「ニトリ」の食器類、そして「レースペーパー」。ひな祭りに欠かせない「桃の花」の選び方などもあわせてご紹介しますね。
そもそもひな祭りとは?
現在日本で行われている年中行事は、その始まりは中国の行事に起源のあるものがほとんど。「ひな祭り」もそのうちのひとつです。
その昔、奈良時代。3月の最初の巳の日にお清めのため川へ入ったり、お酒を飲み災難を祓ったりする「厄除けの儀式」が中国から伝わりました。その「儀式」が後に、自分の身代わりにした人形(ひとがたと読みます)に災いを移して海や川へ流すように変わっていったといわれています。
今日では、女の子の節句として祝われる「ひな祭り」ですが、当時の人形(身代わりの人形)は、年齢や性別の区別はなかったそうです。すべての人々の健康を祝って災いを除く「儀式」だったのですね。
そして、ひな人形の歴史は古く、あの聖徳太子の頃には、既にひな人形の形が整えられていたとか! 平安時代には、貴族への献上品にもなった当時のひな人形は、豪華なものだったそうですよ。
桃の花が用いられる由来
「桃の花」には、大昔から邪気を祓う霊力がある言い伝えがあったそう。もともと「ひな祭り」がお祓いの儀式であったため、この季節に咲く「桃の花」を「ひな祭り」に用いたとの説があります。(所説あります)
ひな祭りのテーブルスタイリングにはニトリの食器が重宝
今回、ピックアップしたのは、ニトリのレースシリーズの食器。レース柄と上品なホワイトが、お料理をより映えさせてくれる食器シリーズです。
いろいろなアイテムがありますが、今回ご紹介するのは、2種類のプレートです。
こちらの平丸皿は4サイズと、バリエーションのあるサイズ展開が魅力。
ニトリのレクタングルプレートレースをセンターピースに
センターピースとは、テーブルコーディネートをするとき、テーブルの中央に置く装飾のことです。フラワーアレンジや、キャンドルなどが一般的ですね。
アレンジが大変な場合は、桃の花だけ用意しましょう。今の季節なら、スーパーマーケットの花売り場にも売っています。
桃の花は、枝をカットして写真のように並べるだけ。これだけでも立派なフラワーアレンジになりますよ。
プレートレースはサイズ違いを上手に使おう♪
サイズの異なるプレートを2枚重ねることでパーティー感が演出できます。
桃の花の選び方
それでは次に、スーパーマーケットの花売り場で桃の花を買う時の花の選び方として、チェックするべきポイントをご紹介しましょう!
その①、つぼみを良く見て買いましょう。
その②、つぼみは、ふっくらしていてピンク色の花びらの色が見えているか、という点をチェックします。下の写真のような、ふっくらしたつぼみが多くついている枝を選ぶと失敗が少ないですよ。
実は、本来桃の花は3月3日よりももう少し遅い時期に咲く花です。
ひな祭りにあわせて出荷されているということは、本来の時期よりも強制的に早く開花させようとした花だということ。そのため、温度変化に弱いという弱点を持っています。
下のようにグレーに変色していたり、乾燥しているつぼみはほどんど咲きません。そのままぽろっと落ちてしまいます。
そして桃の花をきれいに咲かせるコツは、意外に知られていませんが、霧吹きで適度に湿度を与えて乾燥を防ぐことも大切なポイントなんです。
適切に選んで、かわいらしく花を添えてあげてくださいね。
レースペーパーの活用方法
センターピースとして
レースペーパーをテーブルの真ん中に並べます。大きさの違うサイズのものがあれば、ミックスして並べるとよりかわいらしさが増しますよ。
ディッシュプレートとして
お皿の下にもレースペーパーを敷きます。テーブルの印象が華やかになりますね。
まとめ
子ども達の成長をお祝いする「ひな祭り」はもちろん、お誕生会などにも利用できるアイテムと、レースペーパーを活用するテーブルスタイリングのアイディアをご紹介しました。お子さんたちの好きなお料理を用意して家族でお祝いする、「3月3日」が皆さんにとって楽しい時間になりますように。