おでかけ・行事 おでかけ・行事
2020年10月02日 23:01 更新

保育園の着替え収納 | 園を洋服拠点にする3つのメリット

保育園の着替え、皆さんは何枚持っているか把握していますか? 保育園児を3人抱えた片づけのプロが、日々を楽にするためにとった方法は「保育園の洋服は保育園を拠点にする」こと。保育園を拠点にするってそもそもどういうこと? 日々を楽にするだけではなく、子どもが準備をするときもスムーズになるメリットも合わせてご紹介します。

こんにちは。4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。

保育園での着替えは、月齢が低いほど数もたくさん必要ですよね。洗濯したら、干して、乾いたものをたたんでしまって、しまったものをバッグに詰めて保育園に持っていく。一つひとつは短時間ですが、積み重なると意外と手間がかかっています。

保育園の着替えを洗濯

そんな着替えの管理を少しでも楽にするために、洋服を全て、保育園の着替えボックスに収納してみませんか? 今回は保育園を「着替えを収納する拠点」にすることで、生まれるメリットについてご紹介します。

保育園を拠点にするってどういうこと?

着替えは「洗濯」→「家の衣装ケースなどに収納」→「保育園の着替えボックスに補充」する流れが一般的ですよね。(下の図:家が拠点になっているイメージ)

保育園の着替えを洗濯して収納して準備をする流れ

家から保育園を拠点に移すというのは、自宅での「しまう」工程を省いてしまうこと。下の図にも示しましたが「洗濯」→「乾いたら保育園に持って行く」という流れにするんです。

保育園の着替えを洗ったあと収納しないイメージ

洗濯したものを「(家で)収納」→「収納から洋服をだす」→「保育園に持っていく」では、家と保育園とで2回収納する手間がかかっています。その収納する手間をひとつ省くのが「保育園を拠点にする」ということになります。

では、保育園を拠点にすることで生まれる3つのメリットについて紹介していきます。

メリット1)家での収納スペースがコンパクトになる

わが家では、毎日洗濯をしているので、翌朝乾いた洋服はそのまま通園バッグに入れて保育園に持っていってしまいます。

洗濯したものは家の衣装ケースなどに収納しないので、家での保育園用の着替えを収納するスペースはゼロ。自宅で収納しているのは、週末に着る洋服の数セットだけです。

双子の洋服を収納している衣装ケース

オンシーズンのふたり分の洋服は約2~3セット。コンパクトです。

保育園で使う大量のタオル類も、夜洗濯したものを翌朝持っていくので基本的には1セットのみ。ただ、わが家では双子のこだわりが強めで、今日は「こっちがいい」とタオルやコップを変えたがることもあるので、一部予備も置いています。

メリット2)時短になる!

Lazy dummy

保育園を拠点にしてから実感したのは「時短」につながっていること。

洗った洋服を家の衣装ケースなどに収納する手間がひとつなくなるだけですが、毎日のことなので、時短に貢献してくれます。

衣装ケースに持っていく時間はわずか。でも、収納するためには「たたむ→しまう」家事がセットになりますよね。毎日洗濯物が山になりがち……という状況なら、しまう時間もなかなかとれないということ。それならいっそ「たたむ→しまう」をやめてしまいましょう。

保育園の着替えを洗ったあと収納しないイメージ

「取り込みながらたたむ」→「通園バッグに入れる」だけで、ひと手間もふた手間も減り、その時間が浮いてくるんです。

子どもが小さくて着替えなどの準備をお母さんがするときは、乾いた洋服をそのまま通園バッグに入れてしまえば洗濯物周りもスッキリ。

タオルハンガーに保育園の着替えをたたんで置いた様子

子どもが自分で準備ができる年齢になってからは、保育園専用のボックスに乾いた洋服を入れていました。「中のものは全部持っていくんだよ!」と伝えておけば、子どもも準備に迷いにくいですよね。最後にボックスの中が空になっていれば、忘れ物チェックも完了してしまいます。

双子が保育園の準備をしている様子

いまでは専用のボックスに入れなくても、物干しラックから直接、着替えやタオルを通園バッグに詰め込んで準備しています。

メリット3)着替えの枚数を把握しなくていい!

保育園の場合、天候や遊びの内容によって洗い物の数は変わりますよね。保育園児が1人のときはさほど気にならなかった着替えの枚数も、保育園に通う子どもの数が増えてくると、何枚持って帰ってきたかを把握するのは正直面倒になってしまいました……。

そこで「洗ったものは全て保育園に持っていく」と決めてしまう。そうすれば毎日「何枚持って行こうかな?」と考えなくてすむようになるんです。

保育園の洗い物を準備する流れ

そのためには、着替えの枚数を決めること。枚数の基準は着替えボックスに入る数です。例えば、わが家の年中の双子の場合はそれぞれ6枚程度が目安。(下の図)

保育園の着替えボックスの収納量と洗濯の頻度

1人6枚用意しておけば、毎日洗濯していれば着替えが足りなくなる心配はありません。0歳児クラスのときは、布おむつも必要だったので、夜洗濯するのはオムツの1回が限界でしたが、夜のうちに着替えを洗濯できれば、必要な洋服は1日分のみ。お財布にも優しいですよね。

ただ、毎晩、保育園の着替えを洗濯するのは大変な方もいらっしゃるとは思います。そんなときは2日分をローテーションしてはいかがでしょう? 前日のうちに子どもが準備する習慣をつけたい方にも、こちらの方がスムーズかもしれません。

保育園の着替えを2日分ローテーションする流れ

枚数を減らすことはできませんが、持っていく枚数を考えなくていいだけで準備のスピーディーさにはつながりますよ。

まとめ

日々忙しいからこそ、省ける手間は省きたいと思いませんか? 子どもがいてものが増えて、日々扱うものの数が多くなればなるほど、それだけそのものを扱う自分の時間も必要になってしまいます。「子どもとの時間」や「自分がリラックスできる時間」など、日々の忙しさの中でも「大切にしたい時間」が少しでも多く持てるように「保育園の着替えは保育園を拠点」にしてみてはいかがでしょうか。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-