スッキリ空間を叶える! モデルルームのようなリビングを作る4つのポイント
モデルルームや雑誌で見るリビングはあんなにもすっきりしているのに、自分の家はいつもごちゃごちゃ。スッキリした空間と自分のお家の差は一体何だろう……と思ったことありませんか? それは、玄関からそのままリビングにモノを持ち込むことが原因の一つ。今回は、玄関からリビングまでの動線上でモノを減らしていく工夫を4つお伝えします。
こんにちは。(株)おうちデトックスの整理収納アドバイザー・成島りさです。
モデルルームのようなすっきりしたリビング、誰もが一度は憧れますよね。実は、玄関まわりの収納を工夫することで、ごちゃごちゃしたリビングから解放されるんです。
今回はそのポイントをご紹介しますね!
そもそも、お部屋が散らかる原因って?
リビングがごちゃつくのは、モノの量が影響しています。普段の暮らしだと、家に帰って来て、玄関からそのままリビングにモノを持ち込むことも多いですよね。郵便受けに入っていたチラシやカギや時計、バッグなど普段使いのモノなどです。そのような毎日の積み重ねも、ごちゃついてしまう原因の一つ。
もし仮に4人家族だったとして、リビングに1人3個モノを持ち込んだら1日で12個、1週間で84個ものモノを持ちこむことになります。
ちょっと大げさに書きましたが、このようにちりも積もればどんどんお部屋が散らかっていき、いつまでたってもスッキリしないのです。
1.毎日届くチラシは、玄関で捨てる場所を作る
家に帰って来てポストを空けると入っているチラシ類。マンションに住んでいると共用スペースに捨てられることもありますが、それがない場合は玄関にチラシ置き場を作ります。
作り方は簡単。こんな感じで玄関に紙袋を置くだけで完成です。
家の玄関を開けたらまずはチラシを手放し、リビングに持ち込む紙類を減らします。紙袋を置くことで、ごみ捨ての時は紙袋ごと捨てられるようにするのがポイントです。
また、最近はネットでもクーポンが出回っていたりするので、我が家ではピザやお寿司のデリバリーのちらしも潔く手放して、家に入ってくるチラシ類をブロックします。
2.つい持ち込んでしまうものは、フックに引っ掛けよう!
チラシを手放したら、まだ置けるモノは玄関に置いていきましょう。まずは身に着けている小物類です。
私の場合は家に帰ってきたら、まず時計を外し、フックに掛けます。
フックの位置は、シューズボックスの扉裏です。本来であれば表にしまう方が収納するのには楽なのですが、やはり見た目が一番気になるので、表からは見えないところに収納しています。
また、こちらのフックは3Mの「コマンドフック」を使用しています。貼ってもきれいに剥がせるため、設置場所を選ばないのもポイントです。
その他、アクセサリーやイヤフォンは、無印良品の浅いトレーを使い、そのまま置くだけの収納にしています。
3.冬はカゴを置いて、手袋やストールも収納
冬になると、使用頻度が高くなるストールや手袋。こちらも普段の生活の延長で、ついついリビングの椅子の背もたれに引っ掛けたり、テーブルの上に置いたままにしたり……という状態にしていませんか?
私の家では、手袋やストールも玄関に収納場所を設けています。
元々の玄関収納の色がダーク系統なので、ボックスもセリアで見つけたブラックカラーのボックスを使い、ざっくり入れるようにしています。
4.廊下収納の一部をバッグ置き場にする
チラシを置いて、小物も置いて……最後に置くのがバッグです。
今まではリビングにバッグを持ち込んでいましたが、そのバッグが目に入るだけで散らかって見えるので、廊下収納に棚板を追加してバッグスペースを作りました。
こんな感じで我が家の場合は、主人の通勤バッグと私の仕事用バッグ・ちょっとしたお出かけバッグを置いています。
ついついリビングに床置きしがちな通勤用(普段使い用)バッグの置き場も作ることで、モデルルームのような生活感のない、スッキリとしたリビングに一歩近づくことができますよ。
まとめ
リビングにモノを持ち込まないようにするポイントは、スッキリしたリビングを作るだけではなく、お出かけに必要なモノが玄関や廊下収納に集まっているため忘れ物を防ぐことにも繋がります。
リビングへ持ち込むモノの量を減らして、ごちゃつきを緩和させ、居心地の良いリビングを作ってみてはいかがでしょうか。