シンク上も有効活用! スペースを広げてノンストレスのキッチンに
すぐ調理スペースがいっぱいになる、洗った食器を置く場所が足りない、さらには収納も少なくて……と困り事も多い料理中のキッチン。特に小さなキッチンだと食事の支度の時、スペースが足りないとフルストレス! そんな時はシンク上のスペースを有効活用してみては? モノを置く場所を増やしてノンストレスなキッチンにする方法のご紹介です。
キッチンのスペース、足りていますか?
ご覧いただきありがとうございます。
南の島でお片づけ 沖縄宮古島の整理収納アドバイザー川根礼子です。
お料理中のキッチンのお悩みといえば「スペースが足りない」問題。
我が家のキッチンでも家族5人分の食事の支度をしていると、食材やまな板・包丁、ボウルにザル、お玉にお鍋のフタ、そしてお皿などで、調理スペースはすぐに溢れかえってしまいます。
調理するスペースもシンクの中もモノで溢れていっぱいだと、お料理中もイライラ、なんてこともあるのが現状です。
小さなキッチンだと、なおさら料理中のストレスは溜まりがち。
そんなスペースが足りない時に、シンク上を有効に使える方法をご紹介します。
スペースを広げるアイテム
キッチンのスペースを広げるために使ってみたのは、山崎実業のタワーシリーズ・折り畳み水切りラックです。
スチール製でしっかりした素材。そしてシンプルなつくりなのでどんなキッチンにも馴染んでくれそうです。
洗い物の水切りラックとして
調理中のちょっとした洗い物を置く場所として、シンクに設置してみました。
折り畳み式なのですが、面倒な手間もなくそのままパタパタっと広げるだけであっという間に水切りスペースができ上がります。
水周りでもシリコン製のキャップがついているので、滑ることなくしっかりと置くことができました。
ちょっとした洗い物を置いておきたいときにピッタリです。
汚れた食器が少ないとその都度、洗って拭くという作業が面倒でついついシンクの中に溜めてしまっていたのですが、こうしてサッと置ける場所があると洗うハードルが下がります。
ラックに立てかけておけば、そのまま乾いてくれるので手間いらずなところも嬉しいポイントでした。
耐荷重が約4キロと重さがあるモノでもしっかり支えてくれるので、調理中のお鍋やザルなどを洗って置いておくのにも問題なく使うことができます。
必要なときだけサッと出してきて使うことができるので、大きな水切りカゴをおくスペースが取れない小さなキッチンにもピッタリなアイテムだと思います。
ラックを置いてもシンク下のスペースもそのまま使えるので、カゴ型の水切りラックよりも広々とシンクを使うことができるのは助かります。
注意点
お皿を立てて乾かす場合は、ラックの格子の枠(上画像の白い四角部分)になっている部分に立てかける状態になるので、その枠よりも小さなお皿だとすり抜けてしまいます。
また逆に大きなお皿(20cm以上)だと、格子の枠に上手く立てることができなくて前のめりに倒れてしまいます。
枠の長さは約17cm。立てかけられるお皿の大きさは限られてしまいますが、大きなお皿と小皿は寝かして置いて乾かすようにするといいですよ。
ちょい置き&布巾かけにも
下ごしらえをした後など、またすぐに使うまな板のちょい置きにも便利でした。
布巾もかけておくことができるので、一緒に乾かすこともできますね。
野菜の水切りにも
今まで、水洗いした野菜はボウルとザルをセットにした中に入れていたのですが、ラックがあればそのまま野菜の水切りができます。
水洗いした葉野菜もザルの中にいれてラックの上に置いておけば、ボウルいらず!
使う道具が減り、水滴はそのままシンクの中に落ちるので周りが水浸しになることもなくなり、作業スペースを拭く手間と時間を減らすことができました。
シンクの上に野菜類を置いておく場所ができたので、その分作業スペースにも余裕ができましたよ!
作業スペースとして
持ち運びにも便利な折り畳み式なので、使う場所に気軽に移動でき、作業スペースの延長として使うことも可能です。
調理台がいっぱいでモノを置くスペースが足りないときは、ラックを調理スペース横に置いて作業スペースとして広く使えます。
また、シリコン製のキャップとワイヤーは取り外しができるので、画像のように水栓を避けて設置でき、ますます置く場所を選びません。
丈夫なスチール製なので、まな板を置いて食材をカットしても大丈夫。
子どもにお手伝いをお願いしたときや、お正月やイベントのときなど複数でキッチンに立つときには、こうしてちょっとだけでもスペースが広がるとお互いにストレスなく調理することができますね!
キャップとワイヤーの取り外しが面倒な場合や狭い場所でも、スペースに合わせて折りたたむだけで気軽に使うこともできます。
折り畳む向きを変えると、折り畳んだ部分のラックがそのままストッパーの役割をしてくれます。
転がりやすい丸い形の野菜(じゃがいもや玉ねぎなど)を置いておく場合は、こんな向きで折り畳んでおくと便利ですよ。
右利き&キッチン左シンクの場合
シンクがキッチン左側にある場合、右利きの人はカットした野菜をシンクに落とすとき、残りの野菜を移動しないといけないので少し面倒です。
ラックをシンクの左側に設置して作業台として使えば、まな板の上でカットした野菜はそのままシンク下のボウルに落とすことができるように。
ちょっとした動作の流れの違いなのですが、これが意外にもストレスゼロになり快適でした。
カット後に野菜を洗うときは、我が家はこの方法が定番になりそうです。
水切りラックを使わないときは?
ラックをクルクルッと丸めると幅は約4~5cm、直径約3.5cmほどになるので、収納するときもコンパクトにまとまります。
我が家はシンク前のニッチに空中収納しておくことにしました。
この収納法は特殊ではありますが、立てかけておける隙間があれば立てて収納することもできますね。
毎日使う場合は収納場所をわざわざキッチン内で確保しなくても、シンク横に畳んで置いておけばOK!
折り畳みができるラックは、こんな風に使わないときも邪魔になりません。
他の場所での水切りラックの使い方2例
シンプルな形で持ち運びも便利な折り畳み水切りラックは、キッチンだけでなく他の場所で使っても便利なアイテムでした。
よろしければ参考にしてくださいね。
洗面所で活用
洗面所で手洗いした衣類がたくさんあるときの一時置き場としても。
今まではバケツに洗った衣類を入れていたのですが、絞りきれていない水が次第に溜まっていてプチストレス!
このラックを使えば、一時的にかけて置き、乾燥させやすいです。
セーターを干す際に活用
少しイレギュラーな使い方になりますが、こんな風に洗濯時に使うこともできます。
洗ったセーターの型崩れを防ぐために平干しするネットもありますが、2つのハンガーに渡した水切りラックでも代用できました!
落ちてしまうかな? と思いましたが、強風が吹かなければ意外と安定していて大丈夫でした!
まとめ
折り畳みの水切りラックで、キッチンのスペースを少し広げることができました。
シンクの上でちょっとした水切りとして使えば、洗い物のハードルが下がりシンクに汚れ物が溜まりにくくなります。
また調理スペースの横に置けば作業スペースが広がり、モノが多いときや複数でお料理するときも便利になります。
コンパクトにまとまる折り畳み式は、収納面でも優秀。そして使いたいときに、サッと使える面でも重宝しました。
リフォームしない限りは、キッチンのスペースはなかなか広げることはできないのですが、こんなアイテムがあると気軽にスペースを広げることが可能です。
調理中はラックの上が空いていることが多いため、作業スペースを拡張する役割としても使うことができます。
キッチンでのスペースを広く使い、ストレスなく作業したいですね!