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2019年10月11日 19:30 更新

紛失しやすい「ペアもの」収納問題を解決【靴下・箸・髪ゴム・手袋】

出勤や登園準備で忙しい朝、子どもからの「靴下がない」コールや、片方しかない髪ゴムを前に「二つ結びがいい」というリクエストに困ったことはありませんか? ほんの数分のことですが、忙しい時は探す時間すらもったいない! ペアで1組のものの管理はどうしたらよいのでしょう? 今回はペアものの収納についてご紹介します。

悩み①:小さな靴下が見つからない!

こんにちは。ライフオーガナイザーの佐藤美香です。

片方が見つからなくて困るものというと、子どもの小さな靴下を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? 小さいだけに、たくさんの洗濯の中に紛れ込んで、いつの間にか失くなっている……なんてことも。子どもの小さな靴下は、脱いだ時にペアを一緒にしておくといいですよ。

キャン★ドゥで購入した「くつ下洗い3兄弟」で三姉妹の靴下の紛失を防ぐ

写真は、キャン★ドゥで購入した「くつ下洗いの三兄弟」です。上についている輪を外すと、洗濯ばさみと同じ要領で靴下を挟むことができます。外した輪を戻すことで、挟んでいた靴下がしっかりと固定されます。干すときは、輪を挟んで干すことができますし、そのまま洗濯機に放り込んでも、ペアがばらばらになりません。「洗う」「干す」「収納」の工程まで、ずっとペアのまま管理することができます。わが家では、乾いた後も、収納場所にそのままの状態で放り込んでいます。また3色あるので、人別に分けて使えるので便利ですよ。

「くつ下洗いの三兄弟」については、こちらの記事でもご紹介しております。

履く頻度の高い靴下は、同じもので揃えて解決!

あらかじめ同じもので統一するのも方法の1つです。

例えば、スーツの下に履く靴下など、同じもので揃えるとグッと楽になります。微妙に違う長さ・色の靴下を見分けて、ペアにするのは地味に面倒な作業ですよね。探す手間を省くために、全て同じものを購入するようにしてみるのもオススメです。

Lazy dummy

友人宅では、長男はナイキ、次男はアディダスとメーカーで分けていたそう。兄弟(姉妹)で同じスポーツをしていると、どうしても似たものが多くなります。靴下についているマークで見分けるのは、分かりやすく、ラベリングの必要もないので楽ちんですね。

悩み②:紛失しやすいお箸の管理は?

お箸も、人別に分けるものと思われがちですが、家族みんな同じお箸に揃えると、ペアを合わせる面倒がなくなるだけでなく、食洗機に入れやすかったり、収納しやすかったりと何かと便利です。

家族全員の箸を揃えるとペアを合わせる問題解決だけでなく食洗機にいれる時も楽

思春期の子どもたちは、嫌がるかな? なんて心配しましたが、よく考えると外食する時と同じですよね。全く抵抗のない様子です。

悩み③:いざ使いたい時に見つからない髪ゴム

女の子も2~3歳ぐらいになると、髪型や髪ゴムのリクエストが増えてきます。かわいいリクエストには、できるだけ応えたいですね。けれども小さいものだけに、使いたい時にペアの髪ゴムが見つからないことも多いもの。よく外す場所に、あらかじめ置き場所を設けておくといいですよ。

髪ゴムは無くならないように、よく外す場所の近くに置き場所を作る

わが家では、お風呂に入る前に外すことが多いため、洗面所にある引出しに置き場所を作りました。人ごとにひとつの引出しを設けているので、自分の引出しの前につけたフックに髪ゴムをかけるようにしています。朝は身支度をする際に、フックから髪ゴムをとればいいので楽ちんです。フックは透明なので、使っていない時は見た目も気になりません。

悩み④:片方がない! が起こりやすい手袋の収納は?

これからの季節、外出の際に手袋をする機会が増えますね。帰宅後、家に入ってから片づけようと思っていても、帰宅後はいろいろと忙しいもの。「後で」のつもりが、ついあちこちに置いてしまいます。玄関に、置き場所を作っておくのが安心です。

手袋は見つからなくなる前に、玄関に置き場所を作ろう

写真は、玄関の靴箱横のスペースにカゴを置いたもの。玄関の限られたスペースに置き場所を作るのは大変ですが、できれば余裕のあるスペースがオススメです。扉を開けて小さな引出しの中にしまうなど、アクションが多いと続かない原因になってしまいます。慌ただしい帰宅時に、無理なくできることを意識してみてください。アクションが少なく、簡単なほど、子どもが自分でできるようになるので、結果的には楽になりますよ♪

まとめ

ペアで使うものには、サイズやデザインなどが重要なものもあれば、統一することで楽になるものもあります。ご自身や家族のモチベーションや手間を考えながら、置き場所や管理の仕方を決めていけるといいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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