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【医師監修】1ヶ月分が見たい! 離乳食初期の献立メニューとスケジュール例

【医師監修】1ヶ月分が見たい! 離乳食初期の献立メニューとスケジュール例

そろそろ離乳食を迎える赤ちゃん、今まで母乳や粉ミルクが主食でしたが、初めての離乳食ってどんなメニューを作ったらいいのか分からずに悩みますよね。そこで、初めての離乳食メニューとスケジュール例、気をつけるポイントを交えてご紹介します。


この記事の監修ドクター
表参道首藤クリニック 首藤紳介先生
小児科医。自身の経験から、薬だけに頼らず自己治癒力を高める医療を目指す。2013年より表参道首藤クリニックを開業。
http://shuto-clinic.net/

離乳食が気になる時期、いつ頃スタートが良い?

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母乳や粉ミルクが主食だった赤ちゃんも、離乳食に入る時期が来ます。これを「離乳食初期」と呼び、ミルク以外の食べ物の味を覚えさせる意味でも、とても重要な時期ですね。今まで飲むことしかしなかった赤ちゃんにとってこれは「未知の世界」!この時期に、いろんな味を覚えさせることでこれからの食生活も変わってきます。

食事タイムの時に出す「離乳食開始のサイン」

よく「生後5か月頃から離乳食を始めましょう」という指導されていますが、自然流育児を基本とする場合、離乳食の開始はもっと遅い時期から開始してOK。子どもの自然なペースに合わせるのが基本になります。

つまり、大人たちと一緒に食事をしている時や、赤ちゃんとのおやつタイムの時など何気に「大人が食べているものをジッと見ている」、「ご飯の時、口をモグモグする」。「大人たちが食べているものに興味を示す」などいろんな仕草や興味があるサインを出します。この行動をよく見かけるようになったら、そろそろ離乳食のスタートかなと準備を始めてみてください。

最初に作る離乳食メニューとは?

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まず一番最初に作るメニューは「お粥」です。初日は離乳食の慣れ始めなので「10倍粥」からスタートしましょう。お茶碗3分の1ほどのお粥を作り、裏ごしして口当たりをなめらかにします。仕上がりは「水粥」の様なサラサラとした食感を目安に作ってみてください。詳しい作り方は、ネットで検索するのもいいかもしれません。

まずは、1週間「お粥」からスタート。

離乳食を作るペースは慣れるまで1日1回から始めます。食べさせる量はスプーンの先に少し乗るぐらいから、口に運んでみてください。最初にあげるお粥の量は小皿に、2口ある分くらいから始めます。1日ごとに1さじずつ増やすペースで食べさせてあげましょう。

離乳食の時、口を開けてくれない! そんな時は?

離乳食初期で一番多い悩みが「口を開けてくれない」です。やっぱり赤ちゃんだって、初めて食べる味にはビックリしてしまいます。そんな時は、無理せずそこで終了しましょう。「また次の日に」という感覚で、気持ちに余裕を持って食べさせることが大切です。食べてくれないことを気にし過ぎると、そのストレスやイライラが赤ちゃんにはダイレクトに伝わります。離乳食を「完食」させることより「初めての経験」を楽しむ感じで進めてみるといいでしょう。

「お粥」に慣れてきたら献立を増やしてみよう!

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お粥からスタートして7日目、ゴックン期の中期になります。そろそろ別の献立を増やしてみましょう。いきなり数品増やすのではなく、1品ずつゆっくりと増やすのがベストです。裏ごししたカボチャや人参など小さめの器に作ってあげます。

味付けは素材そのものの味で

離乳食初期は、味付けがほとんど不要。食べてくれないからと味を足すと、赤ちゃんの胃に負担がかかります。離乳食の硬さも水分多めで、食べるというより「飲む」といった感じで作ってあげることが大事です。まだ体内の機能が完全ではないので、消化しやすいことをポイントに置くと作りやすいです。

お粥以外に最初に食べさせたいベビーフードって?

離乳食メニューで多いのが鉄分の「ほうれん草」、ビタミンの「にんじん・カボチャ」などで、お粥以外のメニューはこの食材を中心に作ってあげます。ですが、1品だけに集中した食べさせ方をすると、それだけしか食べなくなるので、今日はカボチャで明日は人参など日替わりで作ってあげる方法がおすすめです。おやつをあげたい時は「バナナ」や「すりおろしたリンゴ」、「トマト」などですが、これは3週目に入ってからでも大丈夫です。

たまには味の変化を付けてあげるのも◎

すり潰した人参やカボチャなどの野菜を煮込んだスープで緩めて、味に変化を付けるのも良いですよ。お家でカレーやシチューなど、ルーを入れる前の煮込み汁を利用するのもおススメです。野菜の出汁などは、多めに作り冷凍庫などでストックして置くと次のメニューにも使いやすくなります。

離乳食をあげる時間帯と回数

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離乳食をあげる時間帯についてですが、初めの1~2週間は赤ちゃんのご機嫌が良い時に1日1回をベースに食べさせるのがほとんどです。1週間は朝の授乳後、次の授乳をあげる前に1さじほど食べさせてあげます。その後は赤ちゃんが満足するまで、母乳を飲ませてあげてください。ミルクの場合は、1日5回と飲む回数が決まっているなら午前中の時間帯がベストです。

離乳食を午前中に食べさせるのが良い理由とは?

なぜ午前中に離乳食をあげるのが良いのか、その理由は「アレルギー反応が出た時の対策」です。
初めての食材を口にする時、稀に赤ちゃんの口の周りが赤くなったり痒くなったりと変化を起こすことがあります。特に2週目に入った頃、新しいメニューを増やした時などが多く、午前中だと病院の手配も出来ますが、夕方や夜だと診療が終わっている場合があるので、安全を配慮して午前中にあげるのが理由の一つです。

離乳食は赤ちゃんのご機嫌と体調で始めましょう

午前中を選ぶ理由のもう一つは「赤ちゃんのご機嫌と体調」です。夜は、寝つくのが早い赤ちゃんもたくさんいます。早くて6時に寝てしまい、朝までぐっすりなんてことも珍しくありません。日が暮れ始めた時間帯は、眠たくてグズることも多いので朝のフレッシュな時間帯がベストです。赤ちゃんの個人差もあるので、様子を見ながら始めてみるといいでしょう。

離乳食開始から3週目、量を増やしてみよう!

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離乳食開始から3週目がたち、食材の味にも慣れ、ミルク以外の物をゴックンするのも上手になってきた頃だと思います。今まで1さじずつ食べさせていた量を少し増やしてみましょう。10倍粥を2さじに別のメニューを2さじなど、量の変化を付けてみると赤ちゃんの食べる量も分かってきます。この時、欲しがる仕草を見せたら少し追加してあげると良いですよ。

たんぱく質の魚や豆腐に挑戦

人参やカボチャもスムーズに食べるようになったら「魚や豆腐」などをすり潰して献立メニューに加えてみましょう。ただ、魚類は白身魚の一部や鮭、タラなどアレルギー性の種類もあるので注意しましょう。豆腐も一度、湯通ししてから食べさせることをおすすめします。お肉類は消化が悪く、赤ちゃんの胃腸には負担がかかりすぎるので、献立メニューには控えましょう。

品数を増やすなら慣れた味を多めに

お粥と野菜以外に別のメニューを増やすなら、食べなれた物を多めに出すと赤ちゃんも食べやすくなります。例えば、豆腐を新しくプラスしたい時は「お粥3さじ・野菜2さじ・豆腐1さじ」という感じでメニューを組み立てると、バランスも取れた献立になりますね。

手作りするなら「固さ」は重要。

離乳食を手作りする時、気を付けたいのが「固さ」です。口当たりが悪いと赤ちゃんはすぐに吐き出してしまいます。いったん口にしてモグモグしたあと舌で押し出した場合、離乳食の作り方が原因の時もあります。裏ごしやすり潰しは、意外と大変ですのでフードプロセッサーを使うと便利です。それでも吐き出してしまう時は、体に合わない場合があるので無理に食べさせないようにしてくださいね。その後、ブツブツや口周りが赤くなってしまったら、病院で診察を受けましょう。

気になる! ベビー用の飲み物はいつから?

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お茶や白湯など、離乳食初期の赤ちゃんは、あまり気にしなくて大丈夫です。母乳やミルクなどで補えているので必ず飲ませなくても心配はありません。でも、夏など暑い時期は気になるのなら、麦茶などの飲み物を選びましょう。市販のイオンウォーターは糖分や添加物が入っており、緊急時以外はあまりおすすめしません。お水を飲ませる場合は、常温で飲ませてあげます。麦茶はミネラルなどが含まれているので夏の季節にはおすすめです。

初めて飲ませる時は、スプーンの一口から進めてみましょう。ただし、良く飲むからとたくさん飲ませると母乳や離乳食を食べなくなるので、そこはなるべく控えめにしましょう。

白湯は温度に注意!

冷たいお水は、赤ちゃんのお腹に刺激が強すぎるので避けた方が無難ですが、白湯などの温かいお湯も注意が必要です。大人の人肌でちょうどいい温度でも、赤ちゃんにとっては熱く感じてしまい口の中を火傷する可能性も出てきます。寒い時期などに白湯を飲ませる時は、温度に気をつけましょう。

離乳食初期、4週目。食事の回数をステップアップ!

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離乳食初期ラストスパートの4週目です。この頃にはあかちゃんも最初と比べて飲み込むことが上手になって、好き嫌いも少しづつ分かるようになります。なかには、あっと言う間に食べきってしまう子も。そこで、いままで1日1回だった回数を2回にステップアップしてみましょう。午前中に1回と夕方の授乳前に1回というペースで増やしてみてください。なるべく同じ時間帯で作ってあげると、食事のリズムも覚えやすくなります。

食材の舌触りを楽しむ作り方

離乳食初期1日目はほとんどスープ状でしたが、ここで作り方を少し変えてみましょう。お粥もお米のツブツブ感を残すようにペースト風に作ります。ほうれん草やその他の食材も、お粥と同じ様にトロトロな口当たりに調理します。まずは一口食べさせてみて問題なく食べてくれたら、2日分ずつ作り置きして冷凍保存するのもいいでしょう。もし、口から押し出してしまっても気にせず、好きな固さに戻してあげましょう。

苦手なメニューはお粥と一緒に

ちょっとずつですが、苦手なものも出てくる時期。特に食べて欲しいものに限って、食べてくれなかったりしますよね。そんな時は、お粥と一緒に少しずつ混ぜてみるのもいいです。今までよく食べてたのに急に食べなくなった時は、もしかしたら飽きたのかもしれないので、別のメニューを考えてあげてみてください。

離乳食タイムを楽しむことが大事

離乳食時期は確かに大切な時期ですが、「必ず食べさせなきゃ」や「いろんな味を覚えさせたい」と極度の食事法は赤ちゃんにとって逆効果になります。今、食べない物でも成長すると自然に食べれるようになりますし、母乳でも十分に栄養がとれるのであまり気にしなくて大丈夫です。

それよりも、赤ちゃんの表情を見ながら、離乳食タイムを楽しみましょう。おいしいと感じたら、目をまん丸くしてビックリした表情もします。離乳食をすすめていくのに焦りは無用です。のんびり、赤ちゃんのペースですすめていきましょう。

毎日作るのは大変! 便利な物は活用しよう

スープ状からペースト状に変わり、1日の回数も増えて量も食べるようになったらとても嬉しいですが、毎日作るのは大変ですね。増えたと言ってもまだ少量なので、作り過ぎることもあります。その場合は、製氷機に入れて冷凍保存しましょう。1食分には丁度良いサイズなので、自然解凍や20秒温めてるとサッと準備も出来ますね。

市販のベビーフードについて

市販のベビーフードがありますが、緊急時のみに使用した方がいいかもしれません。添加物が意外と入っているものもあり、ママが作る無添加の離乳食にはかないません。手作りの離乳食は、家庭の味や、ママの愛情を赤ちゃんに感じてもらうことはとても大切なことであり、食材そのものの味も学ぶことができます。

市販の離乳食は上手に取り入れることが大切で、忙しくて余裕のない時や、例えば味付けの仕方や離乳食はどんな感じのものなのかなど、お母さんが勉強するために試食してみるという利用の仕方もよいかもしれません。家庭で離乳食を作ることが大切ですが、余裕がない場合などに、市販の離乳食を上手に使うようにしましょう。

まとめ

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「離乳食初期の献立メニューとスケジュール例」を紹介しました。スケジュールを立てても、思い通りにいかないこともあるので落ち込まず、こんな日もあるかな?くらいの気持ちで、進めてみてくださいね。一口でも食べてくれたら、次のステップアップにもつながりますし、嬉しいですよね。焦らずゆっくり赤ちゃんのペースで、食べさせてあげましょう。

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