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【医師監修】生後2ヶ月の赤ちゃんの平均体重と増え方 これって増えすぎ?

【医師監修】生後2ヶ月の赤ちゃんの平均体重と増え方 これって増えすぎ?

生まれたばかりの赤ちゃんは、とても小さく大体3000g前後。ところが小さいながらも、とても食欲旺盛! 母乳だけでは間に合わない時もあります。そこで気になるのが体重ですよね。ちょっと増え過ぎかな?増えないなと疑問に思ったら要チェックです。


この記事の監修ドクター
表参道首藤クリニック 首藤紳介先生
小児科医。自身の経験から、薬だけに頼らず自己治癒力を高める医療を目指す。2013年より表参道首藤クリニックを開業。
http://shuto-clinic.net/

まずは知っておきたい赤ちゃんの平均体重

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赤ちゃんの体重は、大人と比べて変化が激しいもの。まだ体内構造がちゃんと整っていないので、飲んだものはすぐ体外に出してしまいます。1日の排便・排尿の回数は実に多く、ミルクを飲む回数より出しているので、もちろん体重の減増も変わりやすいです。目安では1日に「30g」ずつ増えるのが理想的ですが、赤ちゃんの体の大きさにもよるので少しの体重増加は気にする範囲ではないので、安心してください。

生まれたての赤ちゃん、平均体重ってどれくらい?

・男の子:体重 2.17~5.17㎏ 身長 44.0~57.4㎝
・女の子:体重 2.13~4.84㎏ 身長 44.0~56.4㎝

出産後すぐの赤ちゃんの平均体重は、大きさにもよりますが大体「3100g前後」になります。この体重は生後1ヶ月未満で、生まれて2週間~4週間までには体重もぐんぐん増えていきます。男の子と女の子の体重は、男の子の方が0.3グラムの差はありますが、ほぼ同じ体重になります。

変動しやすい赤ちゃんの体重

生まれて2ヶ月ほど経過すると、新生児の頃と比べてかなり動きも活発になります。一生懸命手足をバタバタさせて、全身で表現しているのもかなり体力を使うので、赤ちゃんは2時間前に飲んだミルクなんて、あっと言う間に消化してしまいます。発育グラフ通りに体重が増えれば安心ですが、でも赤ん坊の体重の増え方が増えすぎたり、あまり増えないなと感じても細かい事は気にせずいつも通り飲んでいれば問題ありません。

生後2ヶ月で5㎏超え!? これって太り過ぎ?

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生後2ヶ月の赤ちゃんの平均体重は、赤ちゃんの個人差にもよりますが目安は「4000g~7000g」になります。1ヶ月ごとの定期検診で、成長グラフのカーブを大幅に超えていなければ心配する範囲ではないのですが、稀に平均体重よりちょっと大きめの赤ちゃんもいますので、元気に健康であれば授乳時期の体重増加はあまり気にし過ぎないことです。

赤ちゃんは1日30グラムずつ増える

赤ちゃんの体重は平均で1日30グラムずつ増えていきます。ですが、毎日赤ちゃんの体重を計ることは大変ですよね。あくまでもこれは目安なので、参考程度に覚えておきましょう。ミルクや母乳の時によく飲むのであれば栄養は十分に足りているので、いつも飲んでいる量が極端に減っていなければ、順調に成長している証です。

体重増加で授乳回数を減らすのはストップ!

平均体重を超えてしまい、授乳回数や授乳間隔を減らした方がいいのか考えてしまいますが、その考えはストップ! 赤ちゃんに必要な栄養は、1日の授乳で十分にとれるので回数を減らしてしまうと逆に栄養不足になる可能性もあります。「飲みたいだけ飲ませる」ことが1番大切なので、飲み過ぎとかは気にせず赤ちゃんが満足するまで飲ませてあげましょう。

【医師監修】生後2ヶ月は外出も可能!赤ちゃんとのお出かけのポイント・注意点

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生後2か月になると赤ちゃんは周りに興味を持ち始めます。外出して周りから大きな刺激を受けることは赤ちゃんの発育のためにも良いとされています。はじめての外出をするときの注意点や持ち物などについて詳しく解説していきます。

母乳と粉ミルク、飲ませ方で体重は増える?

赤ちゃんに必要なミルク、母乳だけの子や早めに粉ミルクになった子、また母乳と粉ミルクの混合と3パターンの授乳方法がありますね。さまざまな理由から基本的には完全母乳をお勧めしています。まずは十分な母乳が出るようなお母さんのコンディションづくり(食習慣、生活習慣の調整)が大切です。

もしかして、飲ませ方が原因で体重が増えすぎたの? と思ったことがある方も多いようです。でも、母乳は栄養価の高い赤ちゃんの主食なので、母乳で体重が増えたとしても心配することはありません。粉ミルクは母乳と違い、カロリーが多少高めです。完全に粉ミルクの場合は、分量と回数を守った方がベストです。

母乳と粉ミルクの混合の場合は、なるべく母乳を中心に飲ませる事でカロリーも抑えられます。混合で授乳の時の粉ミルクは「足りない分を補う為のミルク」と考えると良いですよ。

ミルクを飲んでも泣き止まない! どうすればいい?

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ちゃんと容量通りミルクや母乳を飲ませているのに、なかなか泣き止まない……こんな時どうしたらいいのか困りますね。もしかしたら飲み足りないのかなと思い、同じ分量を飲ませてしまいがちですが体重増加に繋がるので控えましょう。もし、飲ますのであれば粉ミルクの分量を3分の2ほど減らして、少なめに入れてあげるとカロリーも抑えられます。

飲み残したミルクは、雑菌が繁殖しやすいので30分以内には捨てるようにしましょう。冷蔵庫で保存するのもあまりお勧めできません。

飲み過ぎを防ぐポイント

母乳も両方たくさん飲んでミルクも飲んだけど、まだ欲しそうな仕草をする赤ちゃん。この仕草は、赤ちゃん特有の「吸てつ反射」と言われ、口さみしい時にする仕草かもしれません。離乳食を迎える前の赤ちゃんは口に入る物に反射的に吸い付く事があり、本当はお腹いっぱいでも無意識に口を動かします。そんな時は、おしゃぶりなどで気を紛らわしてあげてください。

おしゃぶりで気になる「歯の歪み」

おしゃぶりをすると「歯並びが悪くなる」と言われますが、1歳未満の赤ちゃんの時期は必要アイテムです。おしゃぶりをすることで安心感と落ち着きを感じ、リラックス効果もあります。また、口呼吸を減らし、鼻呼吸のクセをつけるためにも良いアイテムです。おしゃぶりで歯並びが悪くなるのは、歯が生える時期にまだおしゃぶりを卒業できずそのままにして置くと歯並びに影響が出てきます。

おしゃぶりを卒業させるときは、徐々に少しずつ使い回数を減らしていくと自然におしゃぶりを使わなくなりますよ!

薄めたミルクは便秘の原因に

飲み足りない時に追加のミルクを薄めて作ったりしていませんか? それは、赤ちゃんが「便秘」になりやすくなるので薄めるのはNGです。生後2ヶ月はまだ腎臓機能が未発達な月齢時期なので、薄めてしまうと腎臓に負担がかかってしまいます。また、味も変わってくるので「美味しくない! 」と泣いてしまうこともあります。もし続けて飲ませる場合は、160ml作っているのであれば20~40mlと少量作ってあげるのがおススメです。

飲み足りてる? 赤ちゃんの仕草で分かるポイント

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1日決まった回数のミルクをしっかり飲んでいるけど、ちゃんと飲み足りているのかな? まだ言葉の話せない赤ちゃんなので、栄養が採れているかちょっと心配ですよね。この時期の赤ちゃんは疲れるまで飲むことが多いのでたまに「飲みながら寝てしまう」時は、ゆっくり外してあげてください。もし泣いてしまう時は、無理に終わらせずに飲ませてあげましょう。

赤ちゃんの排尿と排便で分かる

月齢期の幼い時期は腸の動きもスムーズです。1日何回もオムツを取り替えたりするのがほとんどです。母乳やミルクを飲んだ分だけ排便・排尿は当たり前で、それ以上も珍しくありません。その回数がいつもより少ないと感じたら、飲む量が足りていない原因もあります。ですが、それは飲み足りていない他に「便秘」という事もあるのでお腹の張りや、便の質をチェックしましょう。

決まった量だけど、途中で吐いてしまう

いつもと同じ分量だけど、飲んでる途中に口の横から少し吐くときは「お腹いっぱい」か「授乳時間が少し早い」のどちらかになります。授乳時間が定着しているのであれば、時間が早かったりすると少ししか飲まないなんて事もあるので、そんな時はちょっと時間を置いて飲ませてみてください。時間通りに飲ませているけど、やっぱり吐いてしまう……という事が頻繁に続くときは迷わず専門家に相談してみましょう。

【医師監修】新生児の授乳時間の目安や間隔は? 時間が長い・短い場合の原因と対策

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生まれたばかりの赤ちゃんについて、授乳で悩んでいるお母さんのために授乳時間や間隔の目安をご紹介しています。個人差が大きいので、コレが正解! というものはないけれど、授乳がきちんとできているのか判断するのはとても大切なこと。あなたの授乳スタイルは大丈夫!? 

生後2ヶ月から発達する「満腹中枢」

生後2ヶ月の半ばを迎える頃になると、赤ちゃんもお腹いっぱいという「満腹中枢」が少しづつ発達していきます。授乳の途中で口から離し手で遊んでいるような仕草や、遊び飲みなどをするようになったら「お腹いっぱいみたいだから終わりにしようね」など声かけして離してみてください。

意外と知らない? 赤ちゃんの体重の増え方

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赤ちゃんの体重はミルクを飲む量によって左右されますが、実は体重の増え方にはこんな理由もあったんです。よく飲むけど体重が停滞している時は「身長」が原因で増えない事もあります。

体重が増えない時期は「身長」が伸びる時期

今まで順調に体重も増えていたのに、ほんの少ししか増えない・体重増加がストップしていると感じても極端に心配することはありません。それは「身長」が伸びる時期に入り順調な成長の過程なので、いつもと変わらず元気にミルクを飲んでいるのであれば大丈夫です。
体重の目安は…
・男の子:体重 4.4~7.2㎏ 身長 54.5~63.2㎝ ・女の子:体重 4.2~6.7㎏ 身長 53.3~61.7㎝

生後2ヶ月の平均体重ですが、意外と大きい事が分かりますね。仮に2ヶ月で7㎏超えて心配と感じても、すくすく成長している証拠なので多少ポッチャリしていても、元気があればあまり不安になる事はないと思います。

赤ちゃんの体重を計る方法は?

気になる体重と身長、でも毎日計るのは結構大変です。正確な数値は赤ちゃん専用の体重計じゃないと分かりにくいですし機材も高額です。そんな時は、まず1週間を目安に測量してみましょう。週の初めに検診センターに向かい体重と慎重を測定してもらいます。その1週間後に、再度測定すると体重の増加と身長の伸び具合が記録できます。遠くてなかなか出向けない場合は4日に1回のペースで計り、大体「100g前後」増えていれば順調に増えている証拠です。

お家の体重計で計る時は、何も着けていない状態で計るか赤ちゃんの下に敷くタオルケットなどの重さを引いて計るとより正確に体重を知ることが出来ますよ。

生後2ヶ月からは体重も緩やかに

1ヶ月目は発育グラフ通りに増加していても、2ヶ月頃になると増え方も緩やかになってきます。1日スパンで考えてしまうと気持ちにも疲れが出てきますので、2~3日増えないからと気にすることはなく増え方が緩やかになってきている事を頭に置いて、過剰な心配をなくしてのんびりとした授乳ライフを過ごしましょう。

まとめ

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気になる生後2ヶ月の体重と増え方についてご紹介しました。日1日と同じ成長を過ごすことが親たちにとっては安心ではありますが、思い通りにいかない事が当たり前です。極度の変化がなく赤ちゃんが元気に動いてたくさん飲んでよく眠っていれば、1日の体重増加を細かく気にする心配はないと思います。それよりも、赤ちゃんの表情と行動をよくチェックして「分からない事は迷わず聞く」ということが何よりも大事です。あっと言う間の授乳時期なので、今しかない赤ちゃんとのスキンシップをゆっくり楽しんでください。

【医師監修】授乳間隔も変わる?生後2ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイントまとめ

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ちいさくてかわいい赤ちゃん。どうやって触れたらいいのか、しっかりと大きくなってくれるのか。つい、心配ばかりしてしまいます。そんな不安の多いこの時期、しっかりと正しい知識を学んで、楽しく育児をしましょう。

【医師監修】生後2ヶ月は外出も可能!赤ちゃんとのお出かけのポイント・注意点

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生後2か月になると赤ちゃんは周りに興味を持ち始めます。外出して周りから大きな刺激を受けることは赤ちゃんの発育のためにも良いとされています。はじめての外出をするときの注意点や持ち物などについて詳しく解説していきます。

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