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【医師監修】子供の熱が3日下がらない時に可能性のある病気と対処法

【医師監修】子供の熱が3日下がらない時に可能性のある病気と対処法

子どもの熱が3日以上下がらない場合は、ただの風邪ではないのかもしれません。子どもは自分の症状をうまく伝えられないことも多いので、子どもの様子や状態をしっかりと見守りましょう。ここでは、子どもの熱が3日以上続く場合に可能性のある病気やその対処法、受診の判断基準などをご紹介します。


この記事の監修ドクター
おひさまこどもクリニック 金髙太一先生
十条駅すぐ。小児科専門医。3児の父。感染症、アレルギーが得意です。HPも自信作です、ご覧下さい。
http://ohisamakodomo.com/

子どもは本当に熱をよく出します。特に保育園や幼稚園などの集団生活が始まると、毎週のようにお友達から咳や鼻水をもらってくるなんてことも。一般的な風邪程度で、熱が出ても1~2日くらいでおさまるのならあまり心配はないですが、3日以上も続くととても心配ですよね。実際に、風邪を少しこじらせて3日以上熱が出ることがありますが、他の病気が隠れていることもあります。そうでなくても、風邪をこじらせることで体力を消耗し、他の病気にかかりやすくなったりしてしまうことがあるから注意が必要です。子どもの場合、何が辛いのか自分でうまく説明できないことが多いですし、症状や適切な対処について押さえておきましょう。

子どもの熱が下がらないときの症状

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子どもの場合、熱があっても他に症状がなく、元気があって食欲もいつも通りといったことがよくあります。ただ、初めのうちは元気でも熱が2、3日続くと体力も消耗していきますし、中には脱水症状や熱性けいれんを起こす子どももいます。また、寒気や頭痛、吐き気などもよく見られる症状です。熱のパターンも様々ですが、一般的には朝に下がって夕方に上がってくることが多いです。そのため朝方に平熱近くになっていても昨晩まで熱があったのであれば、夕方に向けて熱が上がってくることもよくあるので注意が必要です。その他、1日おきに熱が上がったり下がったりを繰り返すケースもありますので、熱が下がっても2、3日は気を付けて見守りましょう。

3日以上熱が下がらないときに考えるべきこと

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子どもの熱が3日以上下がらないときには、熱以外の症状があまり見られなくても一般的な風邪とは違うのかもしれないと疑ってください。また、熱が長引くと食事や水分が十分にとれないことや、発汗による水分喪失のため、脱水症状を引き起こしやすくなります。さらに体力消耗によって身体の免疫機能も低下してしまうので、症状の悪化にも注意が必要です。熱の経過や症状の程度をしっかりと観察し、医療機関の受診が必要になることも視野に入れておいてください。

熱が下がらないときに可能性のある病気3つ

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子どもの熱が3日以上下がらない場合、いつもの風邪をこじらせているケースもありますが、何か病気が隠れている可能性もあります。また、初めは風邪だったのが、病原体の増殖によって他の病気にまで進展してしまうといったこともあります。熱は体が病原体と闘っているために出ている防衛反応なので、いろいろな病気で熱が出ることがあります。ここでは特に、子どもの熱が続くときに一般的によく見られる病気についてご紹介していますので、参考にしてみてください。

①突発性発疹

0~2歳までの間に、ほぼすべての子どもがかかると言われている病気ですが、感染しても症状が出ずに気付かないといったケースもあります。一部のヒトヘルペスウィルスが引き起こす病気で、熱が高いわりに子どもは元気に過ごすことが多いです。突発性発疹の特徴としては3~4日程熱が続き、熱が下がるとともに全身に発疹が出てきます。そのため、熱が出てすぐに受診しても突発性発疹だと分からず、熱が下がって発疹が出てきてから「やっぱり突発性発疹だったのか。」と言われることが多いです。

【医師監修】赤ちゃんの突発性発疹はうつる?顔の症状や感染経路、治療の最新情報

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高熱が出たら、突発性発疹かも? 多くの子供が一度は経験するという突発性発疹。いったいどんな病気なのでしょうか?

②肺炎

肺炎は、さまざまな細菌やウィルスが原因になって起こる肺そのものの炎症で、高熱とともに、激しい咳や息苦しさ、胸の痛みなどを訴えることもあります。粘調度の高い痰がでることもあり、原因によっては緑がかった痰や黄色っぽいものがでることもあります。症状が進むと入院加療が必要になったりするケースもありますので、早めの受診を心掛けましょう。

③インフルエンザ

風邪との症状の見極めが難しいインフルエンザですが、発熱後6~12時間経っていれば病院での簡易検査が可能になりますので、その場で診断してもらえます。突然の発熱後、高い熱が3~4日続くとともに、頭痛や関節痛、咳、のどの痛みなどといった症状が出てきます。学校や保育園、幼稚園などの集団生活の中で流行することも多いので、同級生や友だちなどにインフルエンザにかかっている子どもがいれば、早めに受診することをオススメします。

熱が下がらないときの対処方法

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熱が下がらないときの基本は、「安静」と「水分補給」です。もちろん、学校や幼稚園、保育園などはお休みして、受診以外の外出は控えるようにします。病院で処方薬をもらっていれば医師の指示通りに内服し、熱が一時的に下がったからといって自己判断で中断してはいけません。兄弟が発熱でかかったときに処方された内服薬や解熱剤が自宅にあっても、小児は体格や体重などによって処方量も異なりますので違う子どもに使用しないようにしましょう。

水分補給で脱水予防

吐き気や嘔吐がないのであれば、積極的に水分の摂取をすすめます。水だけを飲んでも脱水予防には不十分であるため、食事があまり摂れていない場合などは特に経口補水飲料やスポーツ飲料などで補給しましょう。ドラッグストアなどで子ども用に飲みやすい補水飲料を販売しているところもありますし、子どもが好きなジュースや乳酸菌飲料などを飲ませるのもオススメです。吐き気や嘔吐がある場合は、症状が落ち着いているときを見計らって水分摂取を勧めます。少量ずつ飲めるように、小分けにして飲み物をあげるようにしましょう。気持ち悪いのに無理に飲もうとすると、嘔吐を誘発して体内の水分をさらに失うといった悪循環に陥りかねないので注意が必要です。熱が出ていると、多汗となりいつも以上に水分を喪失しますし、子どもが喉の渇きを訴えないこともありますので、どのくらい水分を摂れているのか経過をしっかりと観察しましょう。

ゆっくりと休める環境づくり

身体が病原菌をやっつけるために体力の消耗を最小限に抑えられるよう、ゆっくりと休める環境を作ります。特に室温や掛物の調整は大切で、子どもの様子を確認しながら実施しましょう。熱の上がり始めは寒気がし、下がってくるときに体が熱いと訴えるお子さんも多いので、子どもが快適に過ごせるように適宜毛布を使ったり、タオルケットにしたりと調節していきます。熱があるからといって、子どもが暑いと訴えているのに過度に保温してしまうと、子どもはゆっくりと休むこともできません。暑くて汗をかいた後に湿ったパジャマをそのまま着せておくと、不快なばかりか、次に熱が上がってくるときに寒気を助長させるので、素早く清潔なパジャマに着替えさせるようにします。

熱の傾向を記録

子どもの体温は、医師が熱の傾向を客観的に判断する大切な材料となりますので、測定した時間と体温を記録しておくようにしましょう。医学的には、発熱の経過にもいくつかのパターンがあって、その変動自体が診断にあたって重要な決め手になることもあります。そのため、受診するときには子どもの体温記録を持参します。基本的には、朝と昼、夜の1日に3回は熱を測ります。どのように変化しているかを掴むことが大切なので、毎日同じくらいの時間に測定するようにしましょう。解熱剤を使用したときには、1日3回に加えて、少なくとも解熱剤の使用前と使用後1時間程度経ったころにも測定するようにしましょう。

病院に行くかどうかの判断基準

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子どもの熱が3日以上下がらないときは必ず小児科を受診しましょう。熱が3日続いていなくても、吐き気が強く水分が取れない、嘔吐する、顔色が優れない、ぐったりとしている、反応が鈍いなど症状の程度が強い場合はすぐに受診してください。その他、生後半年未満の赤ちゃんの発熱や、熱性けいれんを起こした場合も受診が必要です。
受診日については、大型連休や週末などを控えているときに注意が必要です。かかりつけ医がしばらく休みであれば早めに受診しておく方がよいですし、医院によっては平日の休みを設けているところもあるので確認しておきましょう。小さな子どもの場合、重症化しやすいという観点から熱が出たらすぐに受診するよう勧めている小児科医もいますので、判断に悩むようであれば受診のタイミングをかかりつけ医と相談しておくのも一つの方法です。

【医師監修】38度は病院に行くべき? 赤ちゃんが高熱を出したときのケース別対処方法

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赤ちゃんの高熱はそれほど珍しいことではありません。昨日まで元気だったのに、突然熱が上がることも多くあります。それほど珍しくないとはいえ、その高熱がただの風邪なのか、他の病気なのか判断するのは難しいもの。このようなときは、すぐに病院に行くべきなのでしょうか。赤ちゃんの急な発熱についての正しい知識や対処法をまとめています。

まとめ

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いかがでしたでしょうか? 親としてはとにかく心配だし、苦しむ我が子を少しでも早く楽にしてあげたいですよね。ただ、お母さんが不安そうな顔をしていたり、オタオタしていたりすると、子どもも安心してゆっくりと休むことができなくなってしまいます。ご紹介してきた対処方法や受診の判断基準を参考に、子どもさんをゆっくりと看病してあげてくださいね。

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