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2018年03月28日 10:42 更新

子供の習い事「バレエ」の効果や費用、メリットなどを詳しく解説

子供の習い事で女の子に人気高いバレエ、習わせたいと思っているママも多いのではないでしょうか。バレエの効果や費用、いつから始めればよいかなど、いろいろ気になりますよね。レッスンは何をするのか、メリットやデメリットなどについてご紹介します

バレエ教室ではどんなことをするの?

Lazy dummy

優雅な動きで見た目もかわいらしいバレエですが、習い事として始めるバレエ教室ではどんなことをするのでしょう。レッスン内容についてまとめました。

バレエレッスンの内容一例

バレエ教室によって内容は異なりますが、レッスンの一例をご紹介します。

ウォーミングアップ

本格的なレッスンを始める前に、ウォーミングアップを行うのが一般的です。先生指導のもと手足を伸ばし、身体へ負担がかかりすぎないよう配慮します。慣れてくると子供たちだけで行う場合もあるようです。

バーレッスン

バレエのレッスンと言えば、長い棒に手を添えて足を伸ばしているイメージがありますよね。これをバーレッスンと呼び、足を動かしながら基本的なバレエの動きを学びます。全て行う場合もあれば、年齢が小さい子供がいる教室ではいくつか抜粋して行う場合もあるようです。

ストレッチ

年齢が小さい子供がいる教室では、バーレッスンのあとにストレッチを行います。センターレッスンの前に身体をリラックスさせるのと、柔軟性を高めておくのが目的です。ウォーミングアップやストレッチなど、怪我をしないよう配慮がされているのはママとしても安心ですよね。

センターレッスン

フロアにある鏡に向かい、バーレッスンの内容をバーを使わずに行うのがセンターレッスンです。手をいっしょに使ったり、ターンやステップを行うことも多く、全身運動が多くなります。曲に合わせて踊るときもあるので、楽しんで行う子供が多いようです。

バレエを習うメリット

Lazy dummy

バレエの習い事をする場合、子供にとってどのようなメリットが考えられるのでしょう。嬉しい効果についてご紹介します。

リズム感がつく

バレエの練習は音楽のリズムになれることから始まります。そのため、幼児期であっても正確なリズム感を養えます。バレエのさまざまな動きを覚えやすくなるため、リズム感は重要な要素の一つと言えるでしょう。

芸術的な感性が身につく

優雅な曲調に合わせながら踊るバレエでは、表現力をとても大切にしています。どう表現すれば伝わるのか、創造する力も必要です。バレエをするにあたり、自然と芸術的な感性が身につくのもメリットです。

協調性が身につく

バレエの発表会では、ほとんどの場合大人数で一つの演技を行います。普段のレッスンも多数の生徒といっしょに受けるため、他の人との協調性が身につくうようです。子供にとってはもちろん、ママにとっても嬉しいメリットですよね。

立ち振る舞いが美しくなる

子供にバレエを習わせている多くのママから、「子供の立ち居振る舞いがきれいになった」という声があがっています。バレエ教室では正しい姿勢や手足の動きを細かく丁寧に指導を受けます。どうしたら美しく見えるのかを常に考えなくてはいけません。その経験を積み重ねることで、子供の所作が美しくなるというメリットに繋がります。

スタイルがよくなる

身体の歪みがない正しい姿勢を常に意識しているという理由から、スタイルにもよい影響があると考えられています。柔軟な動きを多く取り入れるので、大人になってからも身体が柔らかく、スタイルをキープしやすいのもメリットの一つようです。

バレエを習うデメリット

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バレエの習い事を始める前に、デメリットについても理解しておきたいですよね。ママたちが大変だと感じる部分はどんなことでしょう。

お金の負担が比較的大きい

多くのママが感じるデメリットに、お金の負担が大きいことがあげられます。月謝が他の習い事と比べて高い場合が多く、消耗品であるシューズやレオタードなどのバレエ用品は必要に応じて買い直さなければなりません。

最も費用がかかるのが発表会で、参加するためにも費用がかかります。衣装代もその都度購入する必要があるため、毎月数千円から数万円を教室で積み立てている場合もあるようです。月謝や発表会にはお金はいくらかかるのか、習い先によく確認してから習い事を始めた方がよいでしょう。

月謝や、その他かかる費用は?

バレエの習い事はいくらかかるものなのでしょう。子供の習い事として人気の高いピアノやダンスと比較し、一般的な費用について調査しました。

■バレエ

バレエの月謝は約5,000円~15,000円前後と大きな開きがあります。発表会をしない教室もあるようで、その場合は数千円の月謝ですむようです。負担になりがちな発表会では、5万円から20万円前後と費用に大きな幅がありました。有名ダンサーがゲスト出演するような発表会だと、費用も高くなるようです。

■ピアノ

ピアノ教室は習い先によって異なり、個人が教えている教室教室では4,000円前後。大手音楽教室では10,000円前後となります。未就学児では数千円で済む場合が多いですが、小学校にあがると個人レッスンに力を入れるため、費用も高くなる傾向にあるようです。発表会は12,000円前後のようで、バレエと比べると費用はぐっと下がります。

■ダンス

ダンス教室は約5,000円~8,000円前後が多いようです。本格的なダンススクールでは20,000円以上するところもありますが、発表会は約3万円~5万円前後ですむようです。発表会に月謝以上の費用がかかりますが、バレエよりは安価ですむ場合が多いようです。

子供に人気のピアノとダンスの習い事を例に比較してみると、月謝だけではなく発表会の費用に大きな差があるのがわかりました。数十万円かかる場合もありますので、習う前によく確認しておきましょう。子供の晴れ舞台を楽しむために、計画的に準備をしていきたいですね。

バレエの習い事はいつから始める?

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バレエを習い始める適切な年齢はあるのでしょうか?いつからいつまでに始めるのがよいか調べました。

3歳は早い?バレエを始めるベストな年齢

幼児向けとして、3歳から募集している教室も多くあります。3歳の時期は本格的なレッスンをするにはまだ早く、楽しみながら音楽に慣れるという目的がほとんどです。幼児期から習っているとレッスンが難しくなっても対応しやすい理由から、プロを考えているママは早期に始めているケースもあります。

一般的には6歳前後から始めるのがよいとされています。まだ身体も柔らかく、先生の指導を理解し自分から取り組めることが理由です。10歳を過ぎてから始めても、先生の注意を的確に理解できる利点があります。考えながらレッスンを受けられるため、遅いということもないそうです。

いつからいつまでに始めたらよい、という明確な答えはありません。子供の成長はそれぞれなので、子供の様子を見ながら始める時期を考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

子供にバレエの習い事を考えているなら、効果や費用など気になることは多いですよね。特にお金に関することが気になるママかと思います。いつから始めるのがよいか、メリットとデメリット何なのか、しっかり理解して検討してみてはいかがでしょうか。

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