教育 教育
2018年03月28日 09:41 更新

幼児教室って何するところ?費用と選び方に関する2つの注意点

0歳から6歳の乳幼児を対象に、知育を目的とした多彩な授業を行っているのが幼児教室です。教室によってその内容はさまざまですが、コミュニケーション能力や自己表現、他者を思いやる気持ちなどの情操教育の面でも効果が期待できます。

幼児教室ってどんなところ?

Lazy dummy

幼児教室とは、小学校入学前の幼児を対象とした教室のことで、様々な教育を行っています。習い事や塾とは、どのような点が違うのでしょうか。

幼児教室で学ぶ効果

幼児教室では、言葉や数字、計算だけでなく、英語や音楽をメインとする教室もあります。教室によって内容は様々ですが、勉強だけでなく人とのコミュニケーションや聞く力、表現力などを養うような授業を行っている場合が多いようです。

早くから同世代のお友だちとふれあうことで、協調性も身に付きます。自己表現も身につくため、幼稚園などに入園した後もスムーズにお友だちとコミュニケーションを図れるようになります。

英語や音楽、スポーツ形式の専門教室がある

幼児教室のなかには、英語や音楽をメインにしている専門性の高いところもあります。早い時期から英語や音楽にふれていることで、自然な形で親しむことができます。

また、英語や音楽だけでなく、体操やサッカーといった運動がメインの教室もあります。いずれにしても、習得が目的ではない場合でも日常生活にはない程よい刺激を受けることができるので、生活の中の様々なシーンで生かすことができそうです。

受験のための教室とは違う

幼児教室にもいくつかの種類があり、ひとつは先述したような人間性を育む知育教室、もうひとつは幼稚園や小学校のお受験を目的とした教室です。知育教室は基本的に「楽しむこと」や「慣れ親しむこと」を目的としており、子供が授業に興味を持って楽しんで取り組んでいるかが重要になります。しかし、お受験教室は「受験」に標準を絞った内容で、学習が授業の主な目的になります。

月々の月謝が5000円~7000円という知育教室が多いのに対し、お受験教室の月謝は月々2万~5万円ほど掛かるところが多いようです。大手か個人かでも金額は変わってきますが、知育教室とお受験教室では、費用も内容も全く異なるということが分かります(費用は教室によって異なりますのでご了承ください)。

通わせる教室がどんな授業を行っているのか子供の興味や親の目的から外れていないか、違いを理解して選ぶようにしましょう。

幼児教室の選び方で大事な2つのポイント

Lazy dummy

教室によって様々な特徴があるので、どこを選べばいいか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。幼児教室を選ぶポイントや注意したい点をまとめました。

子供に合った教室を探そう

幼児教室なら何でもいいというわけではなく、きちんと選んで子供に合った教室へ通わせることが大切です。子供が普段の生活の中で興味を持っていることや楽しんでやっている分野から始めてみると、すんなり通ってくれることが多いようです。好きなことから始めると、子供自身も自信がつき他の内容にも興味が出てくるかもしれません。

体験レッスンに参加しよう

幼児教室を探すとき、頼りになるのが口コミです。口コミサイトを見たり人づてに聞いたりすると、公式のホームページだけでは分からなかった情報を確認することができます。しかし、評判の良さを鵜呑みにしてそれだけで決めてしまうのはおすすめしません。評判だけでは教室の雰囲気や先生などが子供に合っているか分からないからです。

幼児教室では体験レッスンなどを開催しているので、気になる教室があれば参加しましょう。教室や親の雰囲気だけでなく、通っている子供や親に馴染んで楽しむことができそうかという点も大切です。

幼児教室の2つの形式と費用とは

Lazy dummy

多くの親が、小学校や幼稚園に上がる前に、教養だけでなく人間性も育んでほしいと思っています。通うタイプの幼児教室と幼児教育を自宅で受けられる通信制、それぞれの特徴や費用はどのように違うのでしょうか。

教室形式

教室によって学べる内容は様々ですが、ひとつの教室で英語などに特化した専門性の高いコースと言葉や数字などを満遍なく学べるコースというように、色々なコースから選べる場合もあります。いずれも月額5,000円~7,000円ほどで通える教室が多いようです。

通信形式

幼児向け通信教育ではシェア80%という圧倒的な人気を誇るのがベネッセの「こどもちゃれんじ」です。付録として月齢に合わせたおもちゃがついてくるため、なかには子供のおもちゃはほとんどこの付録だけで足りたという口コミもあります。月々2,000円ほどで教材とおもちゃが付いてくるので、赤ちゃんの頃から幼稚園まで利用しているという家庭も多いようです。

ベネッセのほかにも通信で幼児教育が受けられる教材はいくつかあるので、資料を取り寄せて比べてみるのもおすすめです。

●ベネッセ ホームページ「こどもちゃれんじ」
http://www2.shimajiro.co.jp/index.html

まとめ

知育を目的とした幼児教室はいわゆる「勉強」を教えるということではなく、英語や音楽、言葉や数字を総合的に子供に親しんでもらうことで、自然と身につけることができるというメリットがあります。

金額的にも高すぎるということはなく、通信であればよりリーズナブルに幼児教育を取り入れることができそうです。幼児教室に興味があるママやパパは、ひとまず体験教室や資料請求をして、子供が楽しく通えそうかじっくり考えてみましょう。

習い事に関する記事一覧を読む

#教育の悩みについてもっと見る!
#英語教育の記事も見てみる?
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-