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2019年02月14日 19:02 更新

赤ちゃんの習い事、いつからはじめる?おすすめの習い事とその効果など

0歳からでも通える習い事があるのをご存知ですか? この記事では、赤ちゃんから習い事をするメリットや、赤ちゃんに人気の習い事を5つ紹介します。「赤ちゃんとの遊びがちょっとマンネリになってきた」というママにも、おすすめの記事です。

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赤ちゃんの習い事、何がおすすめ?

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赤ちゃんからでもできる習い事

「赤ちゃんの習い事って、いつから通えるの?」「どんな種類があるの?」と気になるママも多いでしょう。実は、世の中には0歳から通える習い事がいくつも存在します。ざっと挙げるだけでも、ベビースイミング、ベビーサイン、ベビーマッサージ、リトミック、ベビーヨガ、親子体操教室、英語教室、幼児教室など、その種類も内容も実にさまざまでバラエティ豊か。

赤ちゃんの発達状況や習い事の内容によって変わってきますが、早いものだと首がすわる3ヶ月前後から通え、6ヶ月~1歳ともなるとグンと選択肢が広がります。レッスンは親子で一緒に行うので送迎が必要になりますが、乳児期にこもりがちなママのリフレッシュにも最適。どの習い事もたいてい体験レッスンを用意しているので、気になるものがあったら気軽に参加してみてはいかがでしょうか?

赤ちゃんの習い事、メリットは?

では、赤ちゃんのうちから習い事に通わせる必要性やメリットとは何でしょうか?

脳科学者の茂木健一郎さんによると、人の脳の80%は3歳から遅くとも5歳ごろまでには基礎が完成するそうです。この時期に積極的に脳に刺激を与えると、脳細胞の神経回路が増え、神経回路のつなぎ目である「シナプス」の結合が活発に行われるのです。このシナプスが多いほど高性能な脳である(=頭がいい)、と言われています。

例えば、聴力。「幼少期に、英語をたくさん聞かせてあげると、日本人が苦手とされている“L”と“R”の発音の区別がつく」という話を聞いたことがある人も多いでしょう。同じく、ピアノなどの音を聞いて音符を言い当てる「絶対音感」は幼少期の訓練で習得できますが、大人からでは難しいとも言われています。運動能力では、“二刀流”で有名なプロ野球の大谷翔平選手や、プロテニスプレイヤーの錦織圭選手は、幼児期から水泳や野球、サッカーといった複数の運動をしていたそうです。

つまり、幼児期から習い事をすることで心体的な基礎ができ、子供の将来の選択肢が広がる、ということが言えそうですね。親としては、早めのスタートで子供の可能性を最大限引き出してあげたいものです。

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赤ちゃんに人気の習い事は?

赤ちゃんの習い事、おすすめランキング!

<おすすめ第1位>ベビースイミング

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赤ちゃんとママが一緒にプールに入り、水中で身体を動かして運動する、ベビースイミング。スイミング、といっても本格的に泳ぐのではなく、おもちゃを使った水遊びや、手遊び歌、滑り台や水中平均台などを使用して、楽しみながら水に親しめます。

【期待できる効果】
乳児期から水に慣れ親しんでおくことで、水への恐怖心を取り除きます。また、全身の運動機能や心肺機能が発達するため健康的な身体作りを目指せるのはもちろん、水泳技能のベースを鍛えられるので、将来の水泳の授業にも役立ちます。

【いつから通える?】
生後6ヶ月から通えるのが一般的ですが、最近では生後3ヶ月から始められるスイミングスクールも出てきました。

【月謝】
週1回/4,000~8,000円程度(教室による)

【注意する点】
●ママも水着になって一緒にプールに入らないといけません。最近では薄手のパーカーのような「ラッシュガード」や、二の腕をカバーしてくれる半袖のトップス+ハーフパンツタイプのボトムスを合わせた「フィットネス用の水着」を着用しているママも多いようです。

●月謝のほか、入会金、施設維持費、保険代などがかかる場合があります。また、赤ちゃん用の水着やキャップのほかに、指定の使い捨ておむつや、プール用の防水おむつを購入する必要があります。

<おすすめ第2位>リトミック

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リトミックとは、音楽に合わせて体操や手遊びをしたり、自分で自由に楽器を鳴らしたりする音楽教育法。ベビーリトミックでは、それらを親子で一緒に行います。例えば、ピアノに合わせてママが赤ちゃんを抱っこしたままジャンプをする、歌に合わせて打楽器を叩く、といった音感・リズム遊びを楽しみます。

【期待できる効果】
音を聞いて身体を動かすことで音感やリズム感を身に付け、グループレッスンにより社会性や協調性を育みます。ベビーリトミックの間はママとのコミュニケーションを楽しみますが、2・3歳のクラスになると、鳴った音のイメージを自分で感じ取り身体で表現するため、表現力や想像力を磨くのにも役立ちます。

【いつから通える?】
首がすわっていれば生後2ヶ月から通えるクラスもあります。それ以外にも、3ヶ月、6ヶ月、8ヶ月、1歳からなど、教室によってばらつきがあります。

【予算】
月2~4回/3,000~6,000円程度
回数制の教室もあり、その場合は1回2,500円程度~
(教室による)

【注意する点】
●月謝のほかに、入会金、施設維持費や場所代、教材費などがかかる場合があります。

<おすすめ第3位>体操教室

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赤ちゃん向けの体操教室は、体操器具を使い、ママと一緒に楽しく身体を動かす習い事です。「体操器具」と聞くとなんだか体操選手が使いそうなイメージですが、マットをはじめ、フープ、縄、背の低い跳び箱、ボールなど、ママにとっても馴染みのある器具を使用するので、運動に自信のないママでも大丈夫。親子のスキンシップを図って、絆を深めてくれますよ。

【期待できる効果】
歩く、ぶら下がる、回る、ジャンプする、といったさまざまな運動法で、体力の向上や身体の発達をサポートします。レッスン後は赤ちゃんも疲れているため、ぐっすり寝てくれるようになった、という声も。また近年では、「身体を動かすことで脳を育てる」といった、育脳の観点からアプローチしている運動教室もあります。

【いつから通える?】
ベビークラスは8ヶ月から、1歳半からなど、教室によってばらつきがありますが、幼児クラスとして3歳児から受け入れている教室が多いようです。なかには、「月齢に関わらず、歩ければOK」という教室も。

【月謝】
週1回/5,000円~8,000円程度
全20回(月3~4回)/38,000円程度
(教室による)

【注意する点】
●月謝のほかに、入会金、施設維持費、保険代などがかかる場合があります。また、指定の体操服を購入しなくてはいけないケースも。

<おすすめ第4位>英語教室

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2020年の小学校英語必修化により、ますます人気に拍車がかかっている英語教室。赤ちゃんのころから英語に親しみ、無理なく英語を習得することを目的としています。レッスン内容は、英語の歌や手遊び、英語の絵本の読み聞かせや、工作といったアクティビティを親子で行います。

【期待できる効果】
この時期の英語教育に期待することは、何と言っても英語にしかない発音を聞き分けられる「英語耳」の能力を鍛えられることでしょう。また、英語への苦手意識や抵抗感がないうちに英語に触れるため、小学生以降、自然に英語を学べる下地作りができます。

【いつから通える?】
0歳児からママと一緒にレッスンを受けられる教室が多数あります。

【月謝】
月1回/2,000~7,000円程度
月2回/3,500~9,000円程度
(教室による)

【注意する点】
●幼児の英語教育には「まずは母国語をしっかり身に付けてから」という考え方もあります。また、外国人講師と日本人講師を選べる教室もありますが、外国人講師の方が月謝が高く設定されています。入会の前に、夫婦で英語教育の方針やかけられる金額の限度を決めておきましょう。
●月謝のほかに、入会金、施設維持費、教材費などがかかる場合があります。

<おすすめ第5位>幼児教室

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フラッシュカードや工作、手遊び歌や体操など、いろいろな遊びを通して赤ちゃんの能力を引き出し、成長の手助けをする幼児教室。同時に、ママが育児のノウハウを学ぶ場でもあり、子育ての先輩である先生や同世代のママたちと気軽に育児相談ができることが魅力です。教室によって特色や方針がさまざまなので、よく比較検討してから選ぶことが大切です。

【期待できる効果】
遊びを通して好奇心と左右の脳を刺激し、思考力や想像力を育てます。また、手先の器用さや、簡単な運動で運動能力を鍛えるカリキュラムもあります。親は、月齢に合わせた適切な育児方法や言葉がけ、接し方などが学べます。

【いつから通える?】
生後6ヶ月前後から通える教室もありますが、早くは生後2ヶ月という教室もあります。

【月謝】
週1回/8,000~16,000円程度(教室による)

【注意する点】
●月謝のほかに、入会金、施設維持費、教材費などがかかる場合があります。

まとめ

今回紹介した習い事以外にも、ベビーダンスなど数々の赤ちゃん向けの習い事があります。どの習い事も親子の絆を深め、赤ちゃんの成長の手助けになることは間違いありません。気になる習い事があったら、まずは体験教室に通って、赤ちゃんの反応を確かめてみましょう。赤ちゃんとママにぴったりな習い事を見つけられるといいですね。

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