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2017年12月30日 11:05 更新

失敗しない収納家具の選び方。おしゃれでおすすめのチェストやクローゼットは?

使いたいものがすぐ取り出せて、片付けも「サッ」とかんたん。日常で使うたくさんの日用品をすっきり整理するのに欠かせないのが、チェストやクローゼットなどの収納家具や収納棚。ただ安さだけでこれらを選んでしまうと後々困ってしまうことも……。収納家具や収納棚は値段だけにとらわれず、目的に合わせてしっかり選ぶのがオススメです。

収納家具の主な種類をおさらい

ひとくちに「収納家具」といっても実はいろんな種類があります。まずは代表的な収納家具についておさらいしてみましょう。

Lazy dummy

チェスト・キャビネット・ラック

チェスト・キャビネット・ラックと、どれも英名で一見混乱しそうですよね。チェストは蓋が付いている比較的大きめの収納ボックスを指し、衣類などを収納するのに用いられることが多く、日本だとタンスがイメージに近いです。キャビネットは扉が付いている飾り戸棚のこと。リビングに置くことが多いと思います。以前は金属製・ガラス製の扉が付いている重厚なものも多かったですが、最近はプラスチック製の扉や木製の扉が付いた軽くて運びやすいキャビネットが定番化してきています。対して、ラックは扉や引き出し、蓋がないオープンタイプの収納棚。組み立て自在のスチールラックタイプも人気です。

クローゼット

クローゼットは洋服をしまう収納家具で、もともとマンションや部屋に取り付けられていることが多いですよね。昔ながらの押入れもこの仲間に入ります。クローゼットはコートなど長めのものがすっぽりはまるよう縦長にスペースをとっているのに対し、押入れは上下均等な大きさになるよう一枚仕切りが入っています。

ベッド(の引き出し)

ホテルなどでよく見かけるベッドサイドの引き出し。時計や寝る前に読む本などを置くのにちょうど良い便利な家具です。引き出しは2〜3つ程度入ったものがスタンダード。その上にライトスタンドやアロマキャンドルなどのアイテムを置いて、リラックス空間を作ってみても良いですね。

テーブル・デスク

テーブルやデスクに引き出しが内蔵されているものも多いですよね。文房具やテレビのリモコンなど、細かい日用品を収納できるので、筆者も、カフェテーブルは昔から引き出し内蔵のものを選ぶようにしています。テーブル・デスク下の収納は一枚板が間にあり、中にものを入れられるタイプと引き出しタイプの二種類が多いようですが、一枚板の場合だとモノがごちゃついて見えるため、すっきり整理できる引き出しタイプがおすすめです。

収納したいものを把握する

収納家具の種類を把握したところで、次はしまうものに合わせて、それぞれに適した収納家具を選びましょう。置く場所は生活導線を考えた使いやすい位置にすると良いでしょう。

Lazy dummy

洋服

かさばりやすい衣類はコンパクトにたたんで収納を。クローゼットがある寝室がベストです。収納家具はクローゼットの他にチェストなど。コートを掛けた時にできる、クローゼットの中の空白も活用して収納ボックスを置くなどし、衣類を収納しましょう。また、パジャマ・下着や肌着などは、生活導線上バスルームに収納するのもおすすめです。

雑貨

こまごまとした雑貨類は扉付きのチェストやテーブル下の引き出し、ベットサイドの引き出しなど、物に合わせてしまう場所を決めると良いです。見せても可愛い雑貨類は、ラックなどに置きインテリアとして魅せる収納を。

カバン

かさばる上、ごちゃっとなりがちなカバン類。クローゼットに適当に押し込んでしまうと、シワができてしまったり型崩れの原因に。バッグハンガーなど専用の収納家具を用いてしまうのも良いですが、おすすめは100円ショップに売られているブックエンドを利用してバッグを仕舞う方法! クローゼットのスペースを利用して、すっきり整理することができます。

気がつけば部屋内に溢れていることも少なくない本。小説やビジネス本、コミックなど、基本は本棚に収納していることが多いと思いますが、雑誌や装丁がおしゃれな洋書などは、「魅せる収納」としてブックラックに置くのも素敵ですね。

収納家具を選ぶのに大切な5つの切り口

仕舞うもの・置く場所のサイズを計測したら、次はいよいよ収納家具選びです!

おしゃれでインテリア要素がある

収納力はもちろんですが、リビングや寝室などに置く収納家具は見た目もかなりの重要ポイント。ソファやカーテン、ラグなど他のインテリアのバランスを見つつ選びましょう。カフェ風にしたい場合はダークブラウン、モードな感じにしたい時はブラックなど、統一したい雰囲気に合わせてカラーやテイストを選ぶと部屋の雰囲気がまとまります。

オーダーメイドまたはセミオーダー

イメージしているものが市販では販売していない、という場合はオーダーで発注したり、自分でDIYするのも方法の一つ。ホームセンターに行けば希望に合わせて木材や資材をカットしてもらえるので、自分だけの収納家具を作ることができますよ!

価格が安い

コスト重視で選ぶのに適しているのは、雑貨や日用品の収納などとにかく数が必要なものです。やっぱり使えるのは100円ショップ!ちぐはぐにならないよう、同一ジャンルの収納は、同じケースを使って整理するのが見た目もきれいにまとまります。

引き出しが多い

チェストやタンスなど、かさばる衣類をたくさん収納したい収納家具はなるべく引き出しが多く収納力が高いものを! 長く使えるよう、引き出しの出し入れのしやすさや、丈夫さなどもチェックしましょう。

収容量が大きい

収納家具に欠かせないスペックといえばやっぱり収納力。たっぷり収納できる家具がオススメです。ただ、縦長に深いものだと取り出しが難しく使い勝手が悪いので、丁度いいサイズのもの探してみましょう。

おすすめブランド

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ニトリ

渋谷に全9フロアの超大型店舗をオープンさせたことが記憶に新しいニトリ。日々のくらしのなかに、気軽な楽しさを添えることをコンセプトに、「ニトリで揃わないものはない!!」と言っても過言ではないほど、使い心地にこだわったシンプルなものからデザイン性重視のものまで揃った豊富な品揃えが魅力です。購入しやすいプライス設定も人気の理由。特にニトリの収納ボックスはサイズ・色・形ともにいろんな種類があり、愛用している芸能人も多く、人気を集めています。

●ニトリ公式通販 ニトリネット
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/

ヤマギワ

スタイリッシュな照明と輸入ブランド家具を多数取り扱うヤマギワは、とにかくインテリアのデザイン性にこだわりたい人にオススメ。お値段はかなり張りますが、一生ものの家具と出会うことができます。全国に8箇所、ショップ・ショールームがあり、東京は青山・表参道エリアにひとつ。もちろんオンラインショップもありますよ。

●ヤマギワ オンラインストア
https://shopping.yamagiwa.co.jp/

無印良品

使い心地にこだわったシンプルなつくりにファンが多い無印良品は、収納家具だけでなく、食品・化粧品・雑貨・ステーショナリーと、暮らしのなかで触れるものがトータルで揃うライフスタイルブランド。無印良品の収納家具は無印らしいやさしいウッド調のデザインのものが多く、暮らしに温かみを添えてくれます。

●無印良品ホームページ
https://www.muji.net/store/

まとめ

いかがでしたか? 毎日の暮らしのなかで、収納家具は不可欠なインテリアです。日々ふれるものなので、自分にとって使い心地が良く、気に入ったデザインのものを選ぶようにしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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