住まい 住まい
2017年12月30日 13:38 更新

コインランドリーを利用する前に気をつける注意点は?

洗濯物が大量に出てしまったときや、布団のようなかさばる物を洗うときには、コインランドリーが活躍します。しかし、コインランドリーは身近な存在ではないため、一度も利用したことがない方もいるでしょう。コインランドリーの実態を紹介します。

コインランドリーってどうなの?

Lazy dummy

コインランドリーを一度も使ったことがない人は、どんなところかも想像できないと思います。まずはどのような特徴を持つ場所なのか、詳細をチェックしてみましょう。

コインランドリーの特徴

コインランドリーといえば、一人暮らしの人が利用する場所と思うかもしれません。最近のコインランドリーは、ファミリー向けの大型タイプも設置されており、布団やカーペットのような大物も洗えるのが特徴です。家庭では洗いにくいものを洗うのに適していて、クリーニングに出すより安価で洗うことができます。

子育て家庭にとくにおすすめなのが、布団の洗濯です。人は毎日コップ1杯の汗をかくといわれていて、そのままの状態だと布団のふんわり感がなくなっていきます。アレルギーを持つ子供がいるなら、ダニの発生も気になるので、コインランドリーで丸洗いしてみましょう。

時間はどのくらいかかる?

コインランドリーで洗う場合、かかる時間が気になるでしょう。洗いだけでも30分くらいかかります。乾燥機は衣類の量や厚みによっても多少変わり、毛布なら25分、布団なら25~50分くらいです。布団は化学繊維だと乾きやすく、綿布団や羽毛布団は乾燥時間が長くなります。衣類のみでも洗いと乾燥で、1時間はみておく必要があるでしょう。

コインランドリーを使い慣れている方は、乾燥機の時間も大体わかっているため、その時間はいったん帰宅し、違う用事を済ませている方もいます。慣れていない方でも、洗浄と乾燥の目安が記載されていますから、それを参考にしながら一度帰宅することも可能です。

一度に洗濯できるのは何キロまで?

お店によっても多少異なりますが、8~28kgくらいまでが目安です。8kgの用量では衣類を洗うのにちょうどよく、13kgでは毛布や掛け布団1枚が洗えます。20kgでは毛布や掛け布団が2~3枚、こたつ布団1組くらいが洗える量です。28kgの大型タイプでは、布団を3~4枚一度に洗うことができます。

羽毛布団を一度に洗う場合は、ドラムの中で偏らないよう詰めるのがコツです。重さの違う毛布と羽毛布団は一緒に入れないでください。3枚洗えるドラムなら、羽毛布団を3枚入れることでバランスが取れます。重さが偏ると機械が止まり、脱水することができません。

コインランドリーの料金

Lazy dummy

気になるのがコインランドリーの料金でしょう。布団を洗いたい方にとっては、クリーニング店と比べてどのくらい安くなるのかチェックしてみてください。

洗濯機の料金

量や店舗によって料金は異なります。12kg600円、15kg800円、22kg1,200円、32kg1,600円くらいの料金設定です。コインランドリーによって料金は異なっており、22kgで900円、28kgで1,000円というところもあります。小さいドラムなら、より少ない料金で洗える可能性が高いです。

乾燥機の料金

店舗によって異なりますが、乾燥機の料金は、10分100円や8分100円などの設定です。10分単位で小刻みに料金がわかれているため、表示されている目安を参考に料金を入れてください。乾燥が足りなければ追加料金を入れて稼働させることもできます。

利用する前に知っておきたいこと

Lazy dummy

コインランドリーを利用するなら、自宅で事前にやっておいたほうがいいことがあります。すべてをコインランドリー任せにするのではなく、自宅でやれることはやっておきましょう。

詰め込みすぎに注意

ドラムに詰め込み過ぎると、上から下に叩きつける洗いが弱くなってしまいます。汚れが落ちない原因となりますから注意してください。羽毛布団であれば9割まで入れることができます。

ひどい汚れはクリーニング店へ

コインランドリーによっては、「ひどい汚れはNG」と書かれているところがあります。故障の原因となるためで、泥汚れがひどいものは避けるようにしましょう。故障させればトラブルの原因ですから、心配なものは専門店の利用がおすすめです。

少量の場合は自宅で洗濯

コインランドリーは衣類を少量洗うと、高くついてしまいます。一人暮らしの方でも、まとめて洗うことが多いようです。洗濯ものが少量であれば、自宅での洗濯をおすすめします。

乾燥機だけ利用する

費用が気になるという方は、家庭で洗って乾燥機だけ使う方法もあります。羽毛布団は乾燥機にかけるとふんわりとするため、自然乾燥よりもおすすめです。乾燥機は羽毛のダウンボールがはがれやすくなり、布団のふんわり感が元に戻ります。

まとめ

「我が家にはコインランドリーは必要ない」と思っていた方も、布団やカーペットのようなかさばる物も洗えると知り、利用したくなったのではないでしょうか。クリーニング店に出すより手間や時間はかかりますが、安く仕上げられるのが魅力です。家族が多い家庭は布団の洗浄に挑戦してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-