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学資保険の加入率はどれ位?「入った理由・入らない理由」を聞いてみた

学資保険の加入率はどれ位?「入った理由・入らない理由」を聞いてみた

子どもが生まれたら必ず一度は加入を勧められる「学資保険」。ところで学資保険って、どれくらいの割合の家庭が入っているのでしょうか?本当に入っておいた方が得なのでしょうか? 他の保険や積み立てと、いったい何が違うのでしょうか?学資保険に「入らなかった」人の意見を中心に、学資保険の特徴を見てみましょう!!


学資保険に入る理由・入らない理由

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子どもが生まれたら学資保険を始める……以前は当たり前の事のように言われていましたが、学資保険を選ばない人も増えています。学資保険は、本当に入った方がいいものなのでしょうか?それとも入らなくてもなんとかなるものなのでしょうか。

学資保険の加入率

学資保険には、そもそもどれくらいの割合の家庭が入っているのでしょうか?2016年実施の東京大学の研究所の調査によれば、子どもを持つ家庭において57.9%となっていますので、現在、5~6割の世帯が加入していると思われます(※)。

( ※ 一般社団法人 中央調査社ホームページ/「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2016」の分析結果にみる若年・壮年者の離家経験、長時間労働と家族形成、子ども保険への加入、危機への意識(後編)~ 4. 子ども保険(学資保険)への加入
http://www.crs.or.jp/backno/No720/7201.htm )

学資保険非加入派の声

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それでは、学資保険に入らない人は、いったいどのような理由で加入しないという判断をしたのでしょうか?ちょっと気になるところですよね。早速、みてみましょう。

学資保険に入らない理由は?

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社による「学資保険に関する調査」では、学資保険に加入していない人は42.8%。学資保険に加入しない理由は次のとおりです。

・1位 学費のために預貯金をしているから(35.6%)
・2位 必要だとは思うが保険料を支払う余力が無いから(31.5%)
・3位 学資保険のことをよく知らないから(21.7%)
・4位 そう多くの学費は必要でないと思うから(8.5%)
・5位 学費のために投資を行っているから(7.6%)

(※ NTTコム リサーチ ホームページ「学資保険に関する調査/【図5】学資保険に加入していない理由(複数選択)」 http://research.nttcoms.com/database/data/001583/ )

次に、ママライターが子どもを持つママに調査してみました。

●学資保険に回すだけの金銭的な余裕がないから

一番多く耳にするのが、やはり「学資保険に回すだけの金銭的な余裕がない」というものです。実際、東京大学の調査でも、世帯収入が高い世帯ほど学資保険への加入率が高いという調査結果が出ています(※)。同調査によれば、世帯収入の格差によって教育意識の差が見られませんでした。現実的なところ、「教育費を確保して、きちんとした教育を受けさせたいという気持ちはあるが、経済的な余裕が許さず加入できない」といった世帯が多くあるようです。

( ※ 一般社団法人 中央調査社ホームページ/「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2016」の分析結果にみる若年・壮年者の離家経験、長時間労働と家族形成、子ども保険への加入、危機への意識(後編)~ 4. 子ども保険(学資保険)への加入
http://www.crs.or.jp/backno/No720/7201.htm )

●払戻率に魅力がないから

学資保険に回す資金はあるのだけれど、あえて学資保険に入らない人の理由はどういったものなのでしょうか?まずは、第一は払戻率が悪く魅力のある学資保険がない、といったことが上げられます。確かにここ何年かでも学資保険の払戻率は低下しており、100%を切るものも少なくないのが現状です。どうして積み立てた金額より低い金額しか受け取れないと分かっていて加入しなくてはならないのか……最もな疑問だと言えるでしょう。

実際、払戻率が金融緩和政策などにより一斉に払戻率が低下した年には、それにともない加入率も低下しています。金融商品としての魅力の上り下がりに加入率が連動するのは、当然のことだと言えるでしょう。

●いつ教育費が必要となるか、予想できないから

払い戻しの時期が固定されているから、という理由もよく耳にします。子供が大学入学予定時期の18歳時を満期に……といった風に、学資保険の満期の時期は決まっています。例えば極端な例ですが、親が死亡して積立金が免除になった場合でも、払い戻しの時期が早まるといった事はありません。この特性に対して「教育費というものはそもそも進学コースなどに左右されるため、いつ必要になるかは予想しにくい。満期が固定されている教育費積み立てにはリスクがある」と感じる方も多くいるようです。

それでも学資保険がオススメできる理由

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学資保険のメリットは、そのデメリットと裏表です。経済的な余力がなくて学資保険を見合わせているという家庭のケースの場合、定期的に貯蓄をするというのは難しいでしょう。余ったら貯金をするというのでは、いつまでたっても教育費の準備ができない可能性も……。そのような世帯こそ、月々強制的に積み立てられる学資保険が必要となってくるのではないでしょうか。

また、払戻率に魅力がないという点ですが、金利が固定金利であるという点は評価できます。月々きちんと積み立てさえしていれば、契約時に設定した満期払戻金を下回るというケースはほぼありません。子どもの教育計画を立てる指針としやすい、というメリットがあるといえます。

いつ教育費が必要となるか分からない、という点については、だからこそ強制的な積み立て力のある保険が必要となるという考え方もあります。学資保険の満期金は200万円程度に設定している人が多いのですが、これだけでは大学4年間にかかる費用はカバーできません。“最低でも必要な金額を18歳の時点で用意しておく”というものだと考えるべきでしょう。また、学資保険には途中解約時の払戻率が比較的高いという特徴もあるので、この点も考慮するとよいでしょう。

学資保険の金利は? どれくらいお得になるの?

満期払戻金と積立金を数式で表すと、

満期払戻金÷払戻率×100=積立金総額

となります。では払戻金をポピュラーな200万円、現在の比較的高めの払戻率104%で計算してみましょう。

200万円÷104%×100=約192万円

18年間の積み立てで、8万円得をして、さらに保障がつくということになります。子どもが教育を受けることができる「安全性を買う」という意味においては優良な選択であるといえるでしょう。

学資保険だけじゃ足りない?上手な教育資金の貯め方は……

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では、学資保険にさえ入っていれば、家庭や子どもの将来は安心なのでしょうか? 資産運用についても考えてみましょう。

家計の資産運用について

子どもを育てていくために必要なのは、教育費ばかりではありません。最低限の教育費を確保したら、次にはそれを支えるだけのバックアップ資金にも心を配るべきでしょう。

収入の見通しが、将来設計に必要な金額に達していないと分かったら、その時選べる道は、子どもの将来の可能性を考え直すか、もしくは財産を殖やすしかありません。貯金、保険の他に、ある程度のリスクを負いながらも、財産を増やす「投資」という選択肢が増えるわけです。

ジュニアNISAの比較

「子どもの将来のための投資」と聞いて、最初に思い浮かぶのは、やはりジュニアNISAでしょう。学資保険と比べたときにジュニアNISAのメリットとデメリットを見てみましょう。

●金融庁ホームページ「ジュニアNISA」
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/index.html

《運用性・安全性》

ジュニアNISAは、投資信託に比べてハイリスクハイリターンです。ただし、ある程度以上のインフレが起きた場合は、運用対象の価値が上昇するジュニアNISAの方が、固定金利の学資保険よりローリスクという逆転現象が起きます。

《流動性》

学資保険が満期まで返金できないのに対して、ジュニアNISAは原則子どもが18歳になるまでは払い出しはできませんが、ゆとりのある時に多く投資し、ゆとりのない時には投資しないというように手元の資金によって金額を変えることができます。

メリット・デメリットの違う、貯金・保険・投資のバランスをうまく取ることが、これからの子育てに求められる能力かもしれません。

まとめ

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子どもの将来の教育を見据えた学資保険、メリット・デメリットを正しく認識して選びたいものですね。インターネットや書籍などで情報収集し、ご家庭に合った学資保険を探してみましょう。

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