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【医師監修】口内炎ができる原因は?治療法やおすすめの薬を紹介

【医師監修】口内炎ができる原因は?治療法やおすすめの薬を紹介

「口内炎ができてしまった。早く治したい、でも、口内炎で病院に行くっていうのも大袈裟かな……?」そんなとき、役に立つのが市販薬。でも、薬局に行くと、いろんな種類が並んでて、どれを買ったらいいのか悩みますね。今回は、口内炎の薬について調べてみました。


この記事の監修ドクター
木村聡子先生
日本耳鼻咽喉科学会専門医、医学博士。女医+(じょいぷらす)所属。

なぜ口内炎ができるの?

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痛くてツラ〜イ口内炎。口内炎ができる原因知ってますか?なんとなく、疲れが溜まっているときにできたり、寝不足の時にできたりするイメージがありますが、実は口内炎ができる原因は様々にあるんです。まずは、なぜ、口内炎ができるのか見てみましょう。

口内炎ができる原因

口内炎ができる原因は様々です。主なものには、まず免疫力の低下があります。不規則な生活やストレスなどで免疫力が低下すると、口内の細菌が増えて、口内炎ができやすくなります。

そのような生活の中では食生活も偏りがちですが、栄養バランスが崩れると口内の粘膜を正常に保つ栄養素であるビタミンが不足して、口内炎へと繋がります。その他、歯ブラシが当たったり、噛み合わせが悪く歯が当たったり、矯正器具や入れ歯が当たったりといった物理的な損傷からも、口内炎はできます。ニコチン性口内炎という言葉もあるように、喫煙も口内炎の原因となります。

口内炎ができやすい人とは

口内炎ができやすい人とは、すなわち口内炎ができる原因を持っている人、ということになります。

■チェックしてみよう! こんな人が口内炎になりやすい

・身体に疲労が蓄積している人

・忙しさに追われて、食生活や生活サイクルが乱れがちな人

・歯を強く磨きすぎる人、またはあまり歯を磨かずに口内を不潔にしている人

・口内の粘膜が傷つきやすい人

・唾液が出にくい体質の人(持病で薬を服用していて唾液が減る副作用がある)

・細菌などへの抵抗力が弱い体質の人

・ヘビースモーカー

・何らかの原因で唾液が出にくい人
(細菌が入り込んだ傷が炎症を起こし口内炎になるが、唾液はそれを防ぐ役割があり、唾液が減ると口内炎になりやすくなるため)

これらの特徴が当てはまる人は、口内炎ができやすい、といえます。口内炎は、体質や日々の生活から起こる弱った身体からのメッセージなのです。他にも頻度は低いですが、口内炎を起こす特殊な病気もあります。

また、子供の場合はウイルスによる感染症によっても口内炎ができることもあります。手足口病やヘルパンギーナなどは、口内炎が症状の一つにあります。幼稚園や学校生活など集団生活の中で感染するので、流行する時期は体調に充分注意してあげましょう。

口内炎の治療方法とは

できてしまった口内炎は少しでも早く治したい。そんなときに役立つ治療法をご紹介します。

薬を使った治療

口内炎の薬は、目的によって幾つかの種類に分けられます。

うがい薬は、口内炎の原因のひとつでもあり、口内炎を悪化させる要因でもある細菌を殺菌します。殺菌作用を主とする薬と炎症を抑える作用が主の薬があるので、確認した方が良いでしょう。

塗り薬と貼り薬はどちらも腫れや痛みを抑えるためのものです。根本的な口内炎の原因を取り除くわけではありません、ステロイド配合のものと非ステロイド系のものに分けられます。貼り薬は、物理的に患部をガードする役割もあります。

ビタミンの摂取

各種ビタミンは、口内炎の治癒に大きく作用します。ビタミンの中でも、口内炎の症状の緩和に効果をもたらしてくれるものを紹介していきます(ただし、ビタミン不足が原因で起きている口内炎は全体の1〜2割程度と言われており、全ての口内炎に対してビタミン摂取が効くことではないのでご了承ください)。

ビタミンB1……ストレスを緩和して、神経を安らげる作用があります。口内炎の土壌となる心身のバランスの乱れを正します。

ビタミンB2……皮膚や粘膜を保護する作用があり、口内炎の回復に直接的に効果を発揮します。

ビタミンB6……皮膚を正常に保つ作用と、ストレスを軽減する作用があり、心身両面から口内炎に効きます。

ビタミンA……免疫力をアップして、細菌への抵抗力を高める作用があります。口内炎の2次作用を抑える働きがあり、悪化を防ぎます。

ビタミンC……抗酸化作用により免疫力を高め、口内炎の治癒を早めます。

ビタミンCは体内に溜まらず排出されるので比較的摂取量に気を遣わずとも問題ありませんが、ビタミンAは体内に残りやすい性質があるため、過剰摂取に注意しましょう。また、子供にビタミン剤やサプリメントを飲ませる際は、「子ども用」となっているものを選ぶのが安心です。

口腔ケア

口内炎を早く治すには、口内を清潔に保つために口腔ケアを心がける事が大切になります。まずは丁寧にブラッシングをして歯垢を除去しましょう。歯垢は、口内炎を悪化させる二次感染の原因となります。その後、イソジンなど殺菌作用あるうがい薬でよくうがいをしましょう。この際、用法容量と水で薄める割合をきちんと守りましょう。多量に使ったり高濃度で使用すると、アレルギー反応を起こす場合があります。

また、痛みや腫れがひどい場合には、イソジンなど茶色のポピドンヨードのうがい薬ではなく、アズレンスルホン酸ナトリウムという青紫色のうがい薬を使うと良いでしょう。アズレンは、抗炎症作用や潰瘍を抑える作用、また傷の治りを促す作用があります。効果が穏やかなのが特徴です。

口内炎に効くおすすめの薬とは

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口内炎に効く市販薬、塗るタイプ、貼るタイプ別にご紹介いたしましょう。

塗るタイプの薬

まずは塗るタイプの薬です。ステロイドが含まれているものと含まれていないものがあります。子供に使う場合は、使用上の注意をよく読み、年齢に達していない場合は使ってはいけません。

■「アフタガード 5g」(佐藤製薬)

【指定第2類医薬品】アフタガード 5g ×2

¥ 1,480

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。抗炎症作用のあるトリアムシノロンアセトニド配合。ほんのりとした甘さがあります。

■「トラフル軟膏PROクイック 5g」(第一三共ヘルスケア)

【指定第2類医薬品】トラフル軟膏PROクイック 5g ※セルフメディケーション税制対象商品

¥ 860

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。抗炎症成分トリアムシノロンアセトニド配合。

■「ケナログA口腔用軟膏」(ブリストル・マイヤーズ)

【指定第2類医薬品】ケナログA口腔用軟膏 5g

¥ 718~

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。優れた付着力で患部を保護して、炎症を抑えます。患部の炎症を抑えるトリアムシノロンアセトニド配合

■「デンタルクリーム 5g」(森下仁丹)

【第2類医薬品】デンタルクリーム 5g

¥ 698

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。口内炎の痛みを鎮めるジブカイン塩酸塩・アミノ安息香酸エチル配合。化膿を防ぐ塩化セチルピリジニウム配合。炎症を抑えるl-メントール配合。

■「口内炎軟膏大正A 6g」(大正製薬)

【第3類医薬品】口内炎軟膏大正A 6g

¥ 460

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。殺菌作用のあるセチルピリジニウム塩化物水和物配合。治癒作用のあるアラントイン配合。

貼るタイプの薬

貼るタイプの薬は、子どもに使う場合、間違って飲んでしまう可能性もあります。万が一、飲み込んでも大丈夫な素材で作られているので、ご安心を。

■「トラフル ダイレクト 24枚」(第一三共ヘルスケア)

【指定第2類医薬品】トラフル ダイレクト 24枚 ※セルフメディケーション税制対象商品

¥ 1,629

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。患部の炎症を鎮めるトリアムシノロンアセトニド配合。

■「口内炎パッチ大正クイックケア 10パッチ」(大正製薬)

【指定第2類医薬品】口内炎パッチ大正クイックケア 10枚 ※セルフメディケーション税制対象商品

¥ 725

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。患部の炎症を鎮めるトリアムシノロンアセトニド配合。

■「アフタッチA 10錠」(佐藤製薬)

【指定第2類医薬品】アフタッチA 10錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

¥ 698

(2017/11/30 時点)

薬局やドラックストアで購入できます。患部の炎症を鎮めるトリアムシノロンアセトニド配合。貼ってしばらくすると自然に溶けてなくなります。

長引く様なら病院へ

口内炎は通常10日ほどで治癒しますが、それ以上治らずに長引く場合は、通常の口内炎ではなく、感染症や口腔がんの症状である可能性も出てきます。病院へ行って検査をするようにしましょう。

まとめ

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口内炎ができてしまうと、ご飯もおいしく感じられずにブルーな気分になってしまいますよね。市販薬を効果的に使って、症状を緩和して、早く治すようにしたいですね。

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