おくるみの使い方 | 買うべき4つの理由とおすすめ商品
おくるみは本当に必要なのでしょうか。おくるみは大きめサイズのタオルでも代用できますが、専用のものは何かと便利です。おくるみの効果と使い方、入院前に買っておくと重宝する理由、夏と冬で違う生地の選び方など、お役立ち情報をお伝えします。話題の手作りキットや西松屋のおすすめブランドも要チェックです。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
生まれる前におくるみを買うべき4つの理由
出産後に準備してもOKなグッズもありますが、おくるみは出産予定日の前に用意しておくと活躍する場面がたくさんあります。
そもそもおくるみとは?赤ちゃんを落ち着かせる凄い効果
おくるみとは、赤ちゃんを包む大きめの布のことで、アフガンとも呼ばれます。初めての出産だと、出産後の身体を十分に休める暇もなく、24時間体制の育児が始まります。生まれたばかりだとおっぱいも十分に出ないこともありますし、泣き続ける赤ちゃんに慌ててしまうママも。
あやす方法は色々ありますが、おくるみは赤ちゃんを落ち着かせる効果があるので、巻くだけで泣き止むこともあります。寝かしつける手段としておくるみが役立つことが多いので、出産の入院準備リストに加えておくと安心です。
入院中おくるみの巻き方をマスターしよう
おくるみは生後1日目から使用することができます。おくるみがあると、出産後入院1日目から重宝するはずです。入院時におくるみがあると、退院するまでに助産師から色々な巻き方、巻く時のコツなど具体的なアドバイスを貰えるのも魅力です。おくるみをプレゼントしてくれる産院も多いので、事前にチェックしておきましょう。
ふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこしやすくなる
初めて赤ちゃんを抱っこする時、ママでも不安に感じるものです。何しろ新生児は首も腰も座っていないので、全身がふにゃふにゃしています。ただ、おくるみで包むだけでぐっと抱き抱えやすくなります。赤ちゃんもママのお腹の中にいた時に近い体勢になるので、リラックスして抱きやすくなります。たくさん抱っこしてあげて、赤ちゃんを安心させてあげましょう。
健診や退院の時も便利
退院当日や前日は赤ちゃんとママの健診があります。オムツ1枚になることもあるので、おくるみがあると寒い時期でも赤ちゃんを冷えから守ります。退院する日、自宅に帰宅するまでの移動中もおくるみがあると、外気からガードすることができます。
1ヶ月健診やお宮参りなど、「おくるみがあって良かった」と実感する場面も度々あるでしょう。いざ生まれてからしばらくの間は慌ただしいので、ベビーグッズを買いに行く余裕がないケースが大半です。時間と身体の余裕がある出産前に1枚準備しておくことをおすすめします。
どうやって巻くの?おくるみの使い方
張り切っておくるみを用意しておいたものの、いざ赤ちゃんに使おうとするとうまく巻けず、放置気味になるママも・・・。
基本的な巻き方をチェック
おくるみの巻き方に正解はないので、基本的にはママが自分で巻きやすいように色々工夫してみて下さい。
①おくるみをひし型に敷き、頭の部分を内側に折り込んだ状態に整え、赤ちゃんを置いて下さい。
②赤ちゃんの両腕を胴体の横につけ、真っ直ぐになるよう添えましょう。
③腕を固定したまま、向かって左側の布を赤ちゃんの反対側の身体に巻き込んで下さい。呼吸が苦しくならない程度の強さで巻くのがポイントです。
④足元の布を持ち上げて足ごと身体を包み、首や襟足の方に巻き込みましょう。足の部分をきつく巻いてしまうと股関節脱臼になる可能性があるので、下半身は意識して緩く巻いて下さい。
⑤腕を固定したまま、向かって右側の布を持ち上げ、赤ちゃんの反対側の身体におくるみを巻き込めば、完成です。
定番の巻き方!おくるみのおひなまきにトライ
おひなまきは何種類かあるおくるみの巻き方の中でも特に有名な巻き方です。正方形ではなく長方形のおくるみの方が巻きやすい巻き方です。
①おくるみを横に広げ、真ん中の上部分に赤ちゃんを乗せましょう。赤ちゃんの頭がおくるみの上に出る位置がベストポジションです。
②左右どちらでも良いので、上の角を手に持ち、持った布と反対側の赤ちゃんの足の付け根方向に向かって包み、背中とお尻を布に挟みましょう。
③反対の方も同じように包んで下さい。
④足の形はあぐらでもOKですし、足の裏同士をくっつける形でも構いません。軽く整え、左右どちらかの下の角を反対側の首のあたりまで布を持ち上げます。
⑤反対側も同じように下から斜め上方向に布を持ち上げ、布を首の後ろで固定すれば完成です。
赤ちゃんをおくるみで巻く時に気をつけたいこと
おくるみの巻き方は何度か練習し、コツさえ掴めば難しいことはありません。緩すぎず、きつすぎず巻くことが大切です。ある程度固定しないと赤ちゃんもリラックスできませんが、強く巻きすぎてしまうと、呼吸しにくくなることがあります。また、赤ちゃんの体温は大人よりも高いので、常に暑がっていないかどうか観察し、肌着や巻き方を調節しましょう。
手作りキットも人気!西松屋のおすすめブランドもピックアップ
最近はおくるみの手作りに挑戦するママも多いようですが、自分で作る場合もトッポンチーノなどの「既製品を購入する場合も、季節に応じて布の種類を選び分けることが大切です。
夏と冬で生地の選び方は違うの?サイズ感も知りたい
おくるみのサイズはフリーサイズで、大体バスタオルぐらいの大きさのものが大半です。正方形や長方形、フードがついているものなど色々あります。
●春・秋→肌寒い日もあるこのシーズンは、少し厚めのコットン素材がぴったりです。
●夏→湿度が高く気温も高い時期は、通気性抜群のガーゼ素材が最適です。
●冬→暖房が効いた室内で使う時は普通のコットンやガーゼ素材で構いませんが、外出する時の防寒用ならポリエステルやフリースなど保温性が高い素材のおくるみが重宝します。
必要なものは全部セット!おくるみ手作りキットが便利
薄手のバスタオルなどでも手軽におくるみを手作りすることはできますが、本格的なものに挑戦したい時は手作りキットが便利です。
nunocotoフード付き4重ガーゼおくるみ(6,804円)
ベビーグッズの手芸キット専門店のおくるみ手作りキットです。ピンクやブルーなど8種類の色、柄から選ぶことができます。布、型紙、レシピなど必要な材料は全部揃っているので、いざ作り始めてから「あれが足りない!」と慌てることもありません。
YOKOTA手作りおくるみベビーキルト(3,024円~)
プリントされた印通り縫うだけで完成する初心者向けの手作りキットです。印は一度洗濯するだけで消えます。糸もセットになっているので、裁縫道具がないママにもおすすめ。
西松屋で入手可能なおすすめブランド3選
近所に西松屋があるので、全部西松屋で揃えようと計画しているママも多いでしょう。常時15種類ほど置いてあるので、デザインの好みや予算から合うものが見つかるはずです。近くに店舗がない方はオンラインショップもチェックしてみて下さい。
セレモニーアフガン 天使の羽根
お宮参りや退院の時にも活躍する日本製の上質なおくるみです。
ラメ王冠柄パイルアフガン
年間を通して活躍するパイル生地のおくるみ。たまごクラブにも掲載された人気ブランドです。
足付きアフガン ボーダー
足部分が分かれている新生児対応のおくるみです。両足の締めつけが苦手な赤ちゃんに向いています。
まとめ
おくるみの使い方や意外と知られていない効果など、基本的な情報をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。大きめサイズのバスタオルもおくるみの代わりになりますが、冬の外出では防寒用の専用おくるみがあると重宝します。最近は簡単に手作りできるキットも人気があるので、気分転換に作るのもいいかもしれません。
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